チンパンジーの塗り絵

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チンパンジーの特徴(とくちょう)

人間(にんげん)に一番(いちばん)近(ちか)い親戚(しんせき)!遺伝子(いでんし)の秘密(ひみつ)

チンパンジーは、地球上(ちきゅうじょう)にいるすべての動物(どうぶつ)の中(なか)で最(もっと)も人間(にんげん)に近(ちか)い生(い)き物(もの)なんだよ。体(からだ)の中(なか)の設計図(せっけいず)であるDNA(遺伝情報(いでんじょうほう))を比(くら)べると、なんと約(やく)98.8パーセントも人間(にんげん)と同(おな)じなんだ。人間(にんげん)と同(おな)じように喜(よろこ)んだり悲(かな)しんだりする豊(ゆた)かな心(こころ)を持(も)っていて、鏡(かがみ)に映(うつ)った自分(じぶん)の姿(すがた)を見(み)て自分(じぶん)だと理解(りかい)することもできるとっても賢(かしこ)い霊長類(れいちょうるい)なんだよ。

名前(なまえ)の由来(ゆらい)と英名(えいめい)!「似(に)ているもの」という意味(いみ)?

英語(えいご)ではChimpanzee(チンパンジー)と呼(よ)ばれ、短(みじか)くChimp(チンプ)と親(した)しみを込(こ)めて略(りゃく)されることもあるんだよ。この名前(なまえ)は、アフリカの現地(げんち)で使(つか)われていた言葉(ことば)で「人(ひと)に似(に)ているもの」や「まねをするもの」という意味(いみ)を持つ言葉(ことば)が由来(ゆらい)になっていると言(い)われているんだ。まさに人間(にんげん)の姿(すがた)や行動(こうどう)によく似(に)た特徴(とくちょう)を捉(とら)えた名前(なまえ)だね。

道具(どうぐ)を使(つか)いこなす天才(てんさい)!シロアリ釣(つ)りや石(いし)のハンマー

チンパンジーは、自然(しぜん)の中(なか)にある素材(そざい)を加工(かこう)して道具(どうぐ)を作(つく)る大天才(だいてんさい)なんだよ。木(き)の枝(えだ)の葉(は)っぱをきれいに取(と)り除(のぞ)いて細(ほそ)い棒(ぼう)を作り、それをシロアリの巣(す)の穴(あな)に差(さ)し込んでくっついてきたシロアリを食(た)べる「シロアリ釣(つ)り」をするんだ。さらに、平(たい)らな石(いし)の上(うえ)に硬(かた)い木(き)の実(じつ)を置(お)き、別(べつ)の重(おも)い石(いし)をハンマーのように振(ふ)り下(お)ろして殻(から)を割(わ)るなど、人間(にんげん)のように高度(こうど)な知恵(ちえ)を使って生活(せいかつ)しているんだよ。

手足(てあし)の器用(きよう)さと手(て)のひらのひみつ

チンパンジーの手(て)と足(あし)は、どちらも物(もの)をしっかり掴(つか)めるように親指(おやゆび)が他(た)の指(ゆび)と向(む)かい合(あ)う特別(とくべつ)な形(かたち)をしているんだ。手足(てあし)の指(ゆび)がとても長(なが)く、足(あし)の指(ゆび)でも木(き)の枝(えだ)をギュッと力強(ちからづよ)く握(にぎ)ることができるから、木(き)の上(うえ)を移動(いどう)するのがとっても得意(とくい)なんだよ。手(て)のひらや足(あし)の裏(うら)には人間(にんげん)と同(おな)じように手相(てそう)(掌紋(しょうもん))や指紋(しもん)があって、物(もの)をつかんだときに滑(すべ)りにくい構造(こうぞう)になっているんだね。

ナックルウォーキング!拳(こぶし)で歩(ある)く独特(どくとく)なポーズ

地上(ちじょう)を歩(ある)くときのチンパンジーをよく観察(かんさつ)してみると、手(て)のひらを地面(じめん)につけるのではなく、手(て)を軽(かる)く握って指(ゆび)の第二関節(だいにかんせつ)(拳(こぶし)の外側(そとがわ))を地面(じめん)につけて歩いているよ。この独特(どくとく)な歩き方(かた)はナックルウォーキングと呼(よ)ばれているんだ。長(なが)い前足(まえあし)の指先(ゆびさき)を傷(きず)つけずに保護(ほご)しながら、大(おお)きな体(からだ)を支(ささ)えてスムーズに移動(いどう)するための素晴(すば)らしい歩き方(かた)なんだよ。

表情(ひょうじょう)豊(ゆた)か!喜怒哀楽(きどあいらく)を顔(かお)で伝(つた)えるコミュニケーション

チンパンジーの顔(かお)にはたくさんの表情筋(ひょうじょうきん)が発達(はったつ)していて、人間(にんげん)と同(おな)じように顔(かお)の形(かたち)を変(か)えて気持(きも)ちを表現(ひょうげん)するんだよ。嬉(うれ)しいときは口角(こうかく)を上(あ)げて歯(は)を見(み)せる「プレイ・フェイス(遊(あそ)ぶ顔(かお))」をし、恐(こわ)いときや不安(ふあん)なときは唇(くちびる)を引(ひ)いて歯(は)を剥き出(だ)しにする「グリメス(警戒(けいかい)の顔(かお))」をするんだ。顔(かお)を見(み)るだけで今(いま)どんな気持(きも)ちなのかがお互(たが)いにすぐ分(わ)かるんだね。

挨拶(あいさつ)や仲直(なかなお)り!パント・グラントと抱擁(ほうよう)の絆(きずな)

群(む)れの仲間(なかま)と出(で)会(あ)ったとき、強(つよ)い立場(たちば)の人(ひと)に対(たい)して「パン、パン」と低(ひく)い声(こえ)を出(だ)して挨拶(あいさつ)をするよ。この声(こえ)はパント・グラントと呼(よ)ばれていて、相手(あいて)への尊敬(そんけい)や友好(ゆうこう)の気持(きも)ちを表(あらわ)しているんだ。喧嘩(けんか)をしたあとも放置(ほうち)せず、お互(たが)いに抱(だ)き合ったりキスをしたり毛(け)づくろい(グルーミング)をしたりして、しっかりと仲直(なかなお)りをして絆(きずな)を深(ふか)め直(なお)す心(こころ)優(やさ)しい一面(いちめん)を持(も)っているんだよ。

年齢(ねんれい)で色(しょく)が変(か)わる!?顔(かお)と毛並(けな)みの不思議(ふしぎ)

生(う)まれたばかりのチンパンジーの赤(あか)ちゃんは、顔(かお)や手足(てあし)の皮膚(ひふ)がうすいピンク色(しょく)をしていて、お尻(しり)には目立(めだ)つ白(しろ)い毛のタフト(房(ぼう))がついているんだよ。この白(しろ)タフトは「私(わたくし)はまだ赤(あか)ちゃんだから優しくしてね」という目印(めじるし)になっているんだ。大人(おとな)になるにつれて顔(かお)や皮膚(ひふ)の色(しょく)は黒(くろ)っぽく変化(へんか)していき、年(とし)を取ると人間(にんげん)と同(おな)じように頭(あたま)や背中(せなか)の毛に白髪(はくはつ)が混(ま)ざるようになるんだよ。

木(き)の上(うえ)のベッド!毎日(まいにち)作(つく)る快適(かいてき)な寝床(ねどこ)

チンパンジーは夜(よる)寝(ね)るとき、地上(ちじょう)でそのまま寝(ね)るのではなく、高(たか)い木(き)の上(うえ)に安全(あんぜん)で快適(かいてき)なベッドを作って寝(ね)るんだよ。しなやかな木(き)の枝(えだ)を折(お)り曲(ま)げて骨組(ほねぐ)みを作り、その上(うえ)に葉(は)っぱのついた枝(えだ)を敷(し)き詰(つ)めて、まるでマットレスのようなふかふかの寝床(ねどこ)をたった数分(すうふん)で作り上(あ)げるんだ。しかも、害虫(がいちゅう)や汚(よご)れを防(ふせ)ぐために、このベッドを毎日(まいにち)新(あたら)しく作り直(なお)すというこだわりを持(も)っているんだよ。

複雑(ふくざつ)な社会構造(しゃかいこうぞう)!フュージョン・フィッション社会(しゃかい)

チンパンジーは、数十匹(すうじゅうひき)の仲間(なかま)が集(あつ)まる大(おお)きな群(む)れを作って暮(く)らしているけれど、一日中(いちにちちゅう)ずっと全員(ぜんいん)で行動(こうどう)するわけではないんだよ。その日(ひ)の気分(きぶん)やエサの量(りょう)に合わせて、数匹(すうひき)の小(ちい)さなグループに分かれたり(フィッション=分裂(ぶんれつ))、再(ふたた)び合流(ごうりゅう)したり(フュージョン=結合(けつごう))を繰(く)り返(かえ)しながら生活(せいかつ)しているんだ。このような柔軟(じゅうなん)で高度(こうど)な社会(しゃかい)システムを離合集散社会(りごうしゅうさんしゃかい)と呼ぶんだよ。

チンパンジーの色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

色(しょく)の選(えら)び方(かた):毛並(けな)みの黒(くろ)と顔(かお)や手足(てあし)の皮膚感(ひふかん)

チンパンジーを本物(ほんもの)そっくりに力強(ちからづよ)く塗(ぬ)るためには、体毛(たいもう)の色(しょく)と皮膚(ひふ)の色(しょく)の違(ちが)いを意識(いしき)して色(しょく)を選(えら)ぶのがポイントだよ。

  • 体(からだ)の毛並(けな)み:基本(きほん)の色(しょく)には真っ黒(くろ)や濃(こ)い焦げ茶色(ちゃいろ)、ダークグレーを使ってみよう。光(ひかり)が当(あ)たっている部分(ぶぶん)にはうすい茶色(ちゃいろ)やグレーを重(かさ)ねると、つやつやとした綺麗(きれい)な毛並(けな)みになるよ。

  • 顔(かお)や手足(てあし)の皮膚(ひふ):顔(かお)や耳(みみ)、手(て)のひら、足(あし)の裏(うら)は毛が生(は)えていないから、うすいベージュや黄土色(おうどいろ)、ほんのりピンクがかった肌色(はだいろ)で塗(ぬ)ってみよう。おとなのチンパンジーなら、顔(かお)のシワのあたりに濃(こ)いブラウンやグレーを重(かさ)ねると渋(しぶ)くてカッコよくなるよ。

毛並(けな)みの質感(しつかん)(テクスチャ)を1本(ぽん)ずつのタッチで描(か)くコツ

チンパンジーの毛は長(なが)くて少(すこ)し硬(かた)い質感(しつかん)を持(も)っているから、ベタ塗(ぬ)りにせずに毛の流(なが)れに合わせて色鉛筆(いろえんぴつ)を動(うご)かしてみよう。

  • 頭(あたま)から背中(せなか)、手足(てあし)に向かって、色鉛筆(いろえんぴつ)の先(さき)をピンと尖(とが)らせて細(ほそ)い線(せん)をサッサッと短(みじか)く重(かさ)ねて描(か)くのがコツだよ。

  • 肩(かた)や背中(せなか)の毛は少(すこ)し長めに描(か)き、お腹(なか)の毛は柔(やわ)らかく描(か)くことで、毛並(けな)みの違(ちが)いが生(う)まれるんだ。

  • 白髪(はくはつ)の混(ま)ざったおじいさん・おばあさんチンパンジーにしたいときは、背中(せなか)や顎(あご)の毛にあえて白(しろ)い紙(かみ)の色(しょく)を残(のこ)しておく(ハイライト)とリアルに仕上(しあ)がるよ。

人間(にんげん)のような豊(ゆた)かな表情(ひょうじょう)と瞳(ひとみ)をクッキリ仕上(しあ)げるポイント

チンパンジーのぬりえで一番命(いちばんいのち)が宿(やど)る部分(ぶぶん)は、生(い)き生(い)きとしたお顔(かお)と瞳(ひとみ)だよ。

  • くりくりとした瞳(ひとみ)は明(あか)るい茶色(ちゃいろ)やオレンジ色(しょく)で塗(ぬ)り、中心(ちゅうしん)の黒目(くろめ)を真っ黒(くろ)でクッキリ描(か)き込もう。瞳(ひとみ)の中(なか)に白(しろ)い小(ちい)さな点(てん)を残(のこ)しておくと、光(ひかり)が反射(はんしゃ)してキラリと輝(かがや)く瞳(ひとみ)になるよ。

  • 顔(かお)にたくさん描かれているおでこや目元(めもと)のシワのラインを、少(すこ)し濃(こ)い目(め)の焦げ茶色(ちゃいろ)で丁寧(ていねい)になぞってあげよう。思慮深くて賢(かしこ)い表情(ひょうじょう)がパッと引(ひ)き立(た)つんだ。

筋肉(きんにく)の盛(も)り上(うえ)がりと立体感(りったいかん)を出(で)す「ひかり」と「かげ」

チンパンジーは力強(ちからづよ)い筋肉(きんにく)を持(も)っているから、光(ひかり)と影(かげ)の濃淡(のうたん)をつけて立体感(りったいかん)を出(だ)してみよう。

  • ひかりが当たる場所(ばしょ):頭(あたま)の丸(まる)いラインや、太(ふと)ももの盛(も)り上(うえ)がっている部分(ぶぶん)、肩(かた)のラインには、明(あか)るい黄色(きいろ)やグレーをふんわり乗(の)せてツヤを出(で)そう。

  • かげになる場所(ばしょ):脇の下(した)や、曲(ま)げたお膝(ひざ)の裏側(うらがわ)、地面(じめん)に接(せっ)している足元(あしもと)には、しっかりとした黒色(くろいろ)や濃(こ)い焦げ茶色(ちゃいろ)で影(かげ)を入(い)れると、重厚感(じゅうこうかん)のあるポーズが完成(かんせい)するよ。

ジャングルや木(き)の上(うえ)の背景(はいけい)を描いて生(い)き生(い)きとした画面(がめん)を作ろう

チンパンジーが塗(ぬ)り終(お)わったら、彼(かれ)らが住(す)む豊(ゆた)かなアフリカの森(もり)やジャングルの風景(ふうけい)を描(か)き加(くわ)えてみよう。

  • チンパンジーが座(すわ)っている大(おお)きな木(き)の幹(みき)や枝(えだ)を重厚(じゅうこう)な茶色(ちゃいろ)やグレーで塗(ぬ)り、周(まわ)りに広(ひろ)がる大(おお)きな葉(は)っぱを鮮(あざ)やかな緑色(みどりいろ)や黄緑色(きみどりいろ)で塗(ぬ)ってみよう。

  • 背景(はいけい)にスカイブルーの空(そら)や、降(ふ)り注(そそ)ぐ太陽(たいよう)の黄色(きいろ)い光(ひかり)を描(か)き足(た)すと、大自然(だいしぜん)の中(なか)でのびのびと暮らすチンパンジーの素晴(すば)らしいぬりえ作品(さくひん)が完成(かんせい)するよ。自由(じゆう)に表現(ひょうげん)して楽(たの)しんでね!

チンパンジーの豆知識(まめちしき)

人間(にんげん)とDNAが約(やく)98.8%も同(おな)じ!

チンパンジーは、地球上(ちきゅうじょう)にいるすべての動物(どうぶつ)の中(なか)で最(もっと)も人間(にんげん)(ヒト)に近(ちか)い親戚(しんせき)だよ。体(からだ)の設計図(せっけいず)であるDNA(遺伝子(いでんし))がなんと約(やく)98.8%も人間(にんげん)と同(おな)じで、笑(わら)ったり怒(おこ)ったりする人間(にんげん)のような豊(ゆた)かな感情(かんじょう)や表情(ひょうじょう)を持(も)っているんだ。

自分(じぶん)で道具(どうぐ)を作って使(つか)いこなす賢さ

チンパンジーは、自然(しぜん)にあるものを工夫(くふう)して自分(じぶん)の道具(どうぐ)を作(つく)るんだ。木(き)の枝(えだ)から葉(は)っぱをきれいに落(お)として細(ほそ)い棒(ぼう)を作りアリの巣(す)からアリを釣(つ)り上(あ)げたり、大(おお)きな石(いし)をハンマーのように使って固(かた)いナッツの殻(から)を叩(たた)き割ったりして賢く食事(しょくじ)をするんだ。

足(あし)の親指(おやゆび)も「手(て)」のように自由(じゆう)に使える

人間(にんげん)の足(あし)の親指(おやゆび)は他(た)の指(ゆび)と並(なら)んでついているけれど、チンパンジーの足(あし)の親指(おやゆび)は横(よこ)に向かって生(は)えているんだ。そのため手(て)だけでなく足(あし)の指(ゆび)でも物(もの)をしっかり握(にぎ)ることができ、木登(きのぼ)りをしたり道具(どうぐ)を扱(あつか)ったりするのもお手(て)の物(もの)だよ。

「毛(け)づくろい」で仲間(なかま)の絆(きずな)を深(ふか)める

チンパンジーは「グルーミング」と呼(よ)ばれる毛(け)づくろいを仲間同士(なかまどうし)で頻繁(ひんぱん)に行(おこな)うんだ。お互(たが)いの体(からだ)についたゴミや虫(むし)を取って綺麗(きれい)にするだけでなく、仲間(なかま)との絆(きずな)を深(ふか)めたり仲直(なかなお)りをしたりする大切(たいせつ)なコミュニケーションになっているんだ。

人間(にんげん)の何倍(なんばい)もパワフルな握力(あくりょく)!

とても器用(きよう)で頭(あたま)が良(よ)いチンパンジーだけれど、実(じつ)は筋肉(きんにく)のパワーも驚(おどろ)くほど強力(きょうりょく)だよ。特(とく)に大人(おとな)のオスの握力(あくりょく)は200〜300キログラム以上(いじょう)もあり、人間(にんげん)のプロスポーツ選手(せんしゅ)をはるかに超(こ)える超圧倒的(ちょうあっとうてき)な筋肉(きんにく)の力(ちから)を持(も)っているんだ。