ニホンジカの塗り絵

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ニホンジカの特徴(とくちょう)

日本(にっぽん)じゅうにすむシカ

ニホンジカは、北海道(ほっかいどう)から九州(きゅうしゅう)まで、日本(にっぽん)の森(もり)や山にすむシカだよ。
体(からだ)の長さは、オスで90〜190センチほど、メスはそれより少(すこ)し小(ちい)さいんだ。
細長(なが)い脚で、山の中をすばやくかけまわるよ。
奈良公園(こうえん)のシカも、このニホンジカなんだ。

夏(なつ)の毛は、白(しろ)いはん点もよう

夏(なつ)のニホンジカは、茶色(ちゃいろ)い体(からだ)に白(しろ)いはん点がならんでいるよ。
このもようは「かのこもよう」とよばれているんだ。
冬(ふゆ)になると、毛が灰色(はいいろ)っぽい茶色(ちゃいろ)になって、はん点はほとんど見えなくなるよ。
1枚目の塗(ぬ)り絵(え)で、体(からだ)のはん点をさがしてみてね。

おしりの白(しろ)い毛

ニホンジカのおしりには、黒(くろ)くふちどられた白(しろ)い毛の部分があるよ。
あぶないことに気づくと、この白(しろ)い毛を大(おお)きく広げて、なかまに知らせるんだ。
にげるときに白(しろ)いおしりが目立(めだ)つので、むれのなかまがついていきやすいよ。

角(つの)があるのはオスだけ

枝分かれした角(つの)があるのは、オスだけだよ。
角(つの)は、毎年(まいとし)春(はる)に根もとから落(お)ちて、新(あたら)しい角(つの)が生えてくるんだ。
生えはじめの角(つの)は、やわらかい皮と毛におおわれているよ。
2枚目の塗(ぬ)り絵(え)では、角(つの)のあるオスと、角(つの)のない子(こ)ジカが、芝生にならんですわっているね。

奈良のシカは天然記念物

奈良公園(こうえん)とそのまわりにすむシカは、「奈良のシカ」として、国の天然記念物になっているよ。
むかしから神さまのつかいとして大切(たいせつ)にされてきたんだ。
人(ひと)のそばでくらしているので、近くでじっくり見(み)ることができるよ。

大(おお)きな耳と、よく見える目(め)

ニホンジカの耳は大(おお)きく、くるくると向きを変えて、小(ちい)さな音も聞きのがさないよ。
目(め)は頭(あたま)の横(よこ)についているので、まわりを広く見わたせるんだ。
あぶない音がすると、すぐにはねるようににげ出すよ。

草や木の葉を食(た)べる

ニホンジカは、草や木の葉、木の皮などを食(た)べるよ。
食(た)べたものを、あとで口(くち)にもどしてかみなおす「はんすう」をするんだ。
2枚目のシカも、すわって口(くち)をもぐもぐさせていることがあるよ。
おとなのオスの角(つの)は、まるで木の枝のように、何本にも分かれているよ。

ニホンジカの色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

体(からだ)は、明るい茶色(ちゃいろ)で

夏(なつ)のニホンジカは、明るい茶色(ちゃいろ)やオレンジがかった茶色(ちゃいろ)だよ。
背中(せなか)を少(すこ)しこく、おなかのほうをうすくぬると、まるみが出るね。

はん点は、白(しろ)く残そう

体(からだ)の白(しろ)いはん点は、ぬらずに白(しろ)のまま残(のこ)すときれいだよ。
はん点のまわりから先にぬっていくと、はみ出(だ)しにくいね。

角(つの)とひづめ

2枚目のオスの角(つの)は、うすい茶色(ちゃいろ)やベージュでぬろう。
先のほうを少(すこ)し白(しろ)っぽくすると、本物(ほんもの)らしくなるよ。
脚の先のひづめは、こげ茶や黒(くろ)っぽい色(いろ)だよ。

顔(かお)とおしり

大(おお)きな耳の内がわはうすいピンクや白(しろ)、鼻先はこげ茶でぬってみよう。
おしりの白(しろ)い毛は白(しろ)く残して、まわりのふちをこげ茶でぬると、シカらしくなるね。
2枚目の芝生は黄みどり、うしろの木はこいみどりがおすすめだよ。

子(こ)ジカは、はん点をはっきり

2枚目の子(こ)ジカは、親よりうすい茶色(ちゃいろ)でぬると、子(こ)どもらしくなるよ。
子(こ)ジカのはん点は、親よりはっきりしているんだ。
白(しろ)いはん点をしっかり残してね。

脚は、すっとまっすぐに

1枚目の細(ほそ)い脚は、上(うえ)から下(した)へ、すっとまっすぐにぬろう。
ひざの下(した)を少(すこ)しこくすると、脚が引(ひ)きしまって見えるよ。
背景がないので、まわりに芝生や木をかきたすのも楽(たの)しいね。
ひづめの色(いろ)を、少(すこ)しこくするだけで、絵(え)が引(ひ)きしまるよ。

ニホンジカの豆知識(まめちしき)

秋(あき)には、オスがよく鳴く

秋(あき)は、ニホンジカの恋の季節だよ。
オスは「ピィー」と高(たか)い声で鳴いて、メスをよぶんだ。
むかしの和歌にも、秋(あき)に鳴くシカの声がよくよまれているよ。

角(つの)は、毎年(まいとし)大(おお)きくなる

オスの角(つの)は、毎年(まいとし)落(お)ちて生えかわるけれど、年をとるほど枝分かれがふえて、大(おお)きくなっていくよ。
おとなのオスの角(つの)は、ふつう枝分かれした先が4本ほどになるんだ。

シカせんべい

奈良公園(こうえん)では、シカにあげる「シカせんべい」が売られているよ。
せんべいを見せると、シカがおじぎをするように頭(あたま)を下(した)げることがあるんだ。

シカの角(つの)でできた道具

むかしの人(ひと)は、落(お)ちたシカの角(つの)を、道具やかざりに使っていたよ。
かたくてじょうぶなので、ボタンやはしなどにもされてきたんだ。

ふえすぎて、こまることも

今は、シカの数がふえすぎて、森(もり)の木の皮や畑の作物を食(た)べてしまうことがあるよ。
人(ひと)とシカがいっしょにくらしていくための、とりくみが続けられているんだ。
シカは、とても耳がいい動物(どうぶつ)なんだ。