テリジノサウルスの塗り絵

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テリジノサウルスの特徴(とくちょう)

とてつもなく長(なが)い、かぎづめの持ち主

テリジノサウルスは、前(まえ)あしにとてつもなく長(なが)いかぎづめを持(も)っていた恐竜(きょうりゅう)だよ。見(み)つかっているツメの骨(ほね)は50センチをこえる大(おお)きさで、生(い)きていたときは、そのまわりにさらにかたい皮(かわ)のようなものがかぶさっていたんだ。だから実際(じっさい)はもっと長かったと考(かんが)えられているよ。知(し)られている動物(どうぶつ)のなかで、いちばん長(なが)いツメだと言(い)われているんだ。

名前(なまえ)の意味(いみ)は「大鎌(おおかま)のトカゲ」

テリジノサウルスという名前(なまえ)は、「刈り取りをするトカゲ」という意味(いみ)なんだ。この長(なが)いツメを、草(くさ)を刈(か)る道具(どうぐ)の大鎌(おおかま)に見立(た)ててつけられた名前(なまえ)だよ。「サウルス」は「トカゲ」という意味(いみ)で、恐竜(きょうりゅう)の名前(なまえ)によく使(つか)われているんだ。名前(なまえ)を聞(き)いただけで、どんな姿(すがた)かがちょっと想像(そうぞう)できるね。

肉食(にくしょく)のなかまなのに、草(くさ)を食(た)べていた

テリジノサウルスは獣脚類(じゅうきゃくるい)という、ティラノサウルスやヴェロキラプトルと同(おな)じグループなんだ。獣脚類(じゅうきゃくるい)といえばふつうは肉食(にくしょく)なんだけれど、テリジノサウルスは植物(しょくぶつ)を食(た)べていたと考(かんが)えられているよ。口(くち)の先(さき)が歯(は)のないくちばしになっていて、おなかが大(おお)きくふくらんでいることが、その理由(りゆう)なんだ。ただし、はっきりした証拠(しょうこ)はまだ少(すく)ないんだよ。

体(からだ)には羽毛(うもう)があったと考(かんが)えられている

この恐竜(きょうりゅう)の体(からだ)には、鳥(とり)のような羽毛(うもう)が生(は)えていたと考(かんが)えられているんだ。テリジノサウルス自身(じしん)の羽毛(うもう)の化石(かせき)はまだ見(み)つかっていないけれど、ごく近(ちか)いなかまの化石(かせき)から羽毛(うもう)が見(み)つかっているので、そこから推測(すいそく)されているんだよ。ぬりえでも、首(くび)のうしろから肩(かた)、前(まえ)あしのつけ根、しっぽの先(さき)がふさふさになっているのが分(わ)かるかな。

体(からだ)の大(おお)きさは、家一(いえかず)けん分(ぶん)ほど

全長(ぜんちょう)は8メートルから11メートル、立(た)ち上(あ)がったときの高(たか)さは4メートルをこえたと考(かんが)えられているよ。二本足(にほんあし)で歩(ある)き、首(くび)をのばして高(たか)いところの葉(は)を食(た)べていたんだ。胴(どう)はどっしりと太(ふと)くて、後(うし)ろあしは太(ふと)くて短(みじか)めなんだ。ティラノサウルスのように速(はや)く走(はし)るのではなく、ゆっくり歩(ある)く恐竜(きょうりゅう)だったんだね。

いつ、どこにいたの

テリジノサウルスがいたのは白亜紀(はくあき)の終(お)わりごろ、いまから約(やく)7000万年前(まんねんまえ)だよ。化石(かせき)が見(み)つかっているのはモンゴルで、当時(とうじ)そこは川(かわ)がゆるやかに流(なが)れる、木(き)やシダのしげった土地(とち)だったんだ。ぬりえの二枚目(にまいめ)は、そのころのようすを想像(そうぞう)して描(えが)いているよ。

テリジノサウルスの色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

ツメは白(しろ)っぽく残(のこ)すと、いちばん目立(めだ)つ

この恐竜(きょうりゅう)の見せどころは、なんといっても長(なが)いかぎづめだよ。体(からだ)を茶色(ちゃいろ)や緑(みどり)で塗(ぬ)ったあと、ツメだけを白(しろ)いまま残(のこ)すか、うすいクリーム色(いろ)にしてみて。まわりを濃(こ)く塗(ぬ)るほど、ツメがくっきり浮(う)かび上(あ)がってくるんだ。ツメの根(ね)もとを少(すこ)しだけ濃(こ)くすると、かたそうな感(かん)じが出(で)るよ。

ふさふさのところと、なめらかなところを塗(ぬ)り分(ぶん)ける

よく見(み)ると、首(くび)のうしろから肩(かた)、前(まえ)あしのつけ根、しっぽの先(さき)だけが羽毛(うもう)でふさふさしていて、おなかや後(うし)ろあしはなめらかになっているんだ。この二(ふた)つを塗(ぬ)り分(ぶん)けるのがコツだよ。羽毛(うもう)のところを濃(こ)く、なめらかなところをうすく塗(ぬ)ると、ふわふわとつるつるのちがいが出(で)るんだ。

くちばしは、体(からだ)とちがう色(いろ)に

口(くち)の先(さき)は歯(は)のないくちばしになっているよ。ここを灰色(はいいろ)や黄色(きいろ)っぽい色(いろ)にして、体(からだ)と色(いろ)を変(か)えてみて。鳥(とり)のくちばしと同(おな)じで、かたい部分(ぶぶん)だから体(からだ)とは色(いろ)がちがうんだ。目(め)のまわりを少(すこ)しだけ濃(こ)くすると、顔(かお)がぴりっとしまるよ。

体(からだ)の色(いろ)は、自分(じぶん)の好(す)きな色(いろ)でいい

じつは、テリジノサウルスが何色(なにいろ)だったのかは分(ぶん)かっていないんだ。化石(かせき)として残るのはおもに骨(ほね)で、色(いろ)までは分(ぶん)からないことがほとんどなんだよ。だから図鑑(ずかん)によって色(いろ)がちがうんだ。茶色(ちゃいろ)でも、緑(みどり)でも、青(あお)でも、しま模様(もよう)でもいいよ。自分(じぶん)の考(かんが)えたテリジノサウルスを作(つく)ってみてね。

テリジノサウルスの豆知識(まめちしき)

最初(さいしょ)は「海藻(かいそう)を刈り取(と)るカメ」だと思(おも)われた

テリジノサウルスの化石(かせき)が最初(さいしょ)に見(み)つかったのは1948年(ねん)のことだよ。そのとき見(み)つかったのは大(おお)きなツメの骨(ほね)だけだったんだ。研究(けんきゅう)したマレーエフという人(ひと)は、これを「大(おお)きなカメのようないきものが、このツメで海藻(かいそう)を刈り取っていたのだろう」と考(かんが)えたんだよ。恐竜(きょうりゅう)のツメだと分(ぶん)かったのは、ずっとあとになってからなんだ。一部分(いちぶぶん)だけで生(い)き物(もの)の姿(すがた)を当(あ)てるのは、それくらいむずかしいことなんだね。

長(なが)いツメは、何(なん)に使ったのだろう

あんなに長(なが)いツメを、何(なん)に使っていたのかはまだはっきりしていないんだ。高(たか)いところの枝(えだ)を引(ひ)きよせるためという考(かんが)えがいちばん有力(ゆうりょく)だよ。ほかにも、敵(てき)から身(み)を守(まも)るため、なかまへのアピールのため、という考(かんが)えもあるんだ。ただ、あれだけ細長(ほそなが)いと、戦(たたか)いに使(つか)うとかんたんに折(お)れてしまいそうだよね。

いまも分(ぶん)からないことだらけ

テリジノサウルスは、じつは全身(ぜんしん)の骨(ほね)がそろって見(み)つかっていない恐竜(きょうりゅう)なんだ。前(まえ)あしやツメ、後(うし)ろあしの一部(いちぶ)などは見(み)つかっているけれど、頭(あたま)の骨(ほね)はまだ見(み)つかっていないんだよ。だから、いま図鑑(ずかん)で見(み)る姿(すがた)は、近(ちか)いなかまの恐竜(きょうりゅう)の骨(ほね)から想像(そうぞう)して組(く)み立(た)てられたものなんだ。新(あたら)しい化石(かせき)が見つかれば、姿(すがた)が変(か)わるかもしれないね。