鎌倉の大仏の塗り絵
鎌倉の大仏の特徴
鎌倉のシンボル
鎌倉の大仏は、神奈川県鎌倉市の高徳院というお寺にある、大きな仏さまの像だよ。
正式には阿弥陀如来という仏さまで、まわりの人をやさしく見守ってくれる仏さまなんだ。
鎌倉をおとずれる人のほとんどが立ちよる、鎌倉のシンボルだよ。
修学旅行や遠足で見たことがある人も多いかもしれないね。
高さ11メートル、重さ121トン
大仏の高さは、すわった姿でおよそ11.3メートル。台座までふくめると、13メートルをこえるよ。
重さはおよそ121トンもあって、乗用車およそ100台ぶんの重さなんだ。
青銅という金属でできていて、鎌倉では、仏像でただひとつの国宝だよ。
奈良の東大寺の大仏殿の大仏とならんで、日本でとても有名な大仏なんだ。
屋根のない大仏
鎌倉の大仏のいちばんの特ちょうは、建物の中ではなく、外にすわっていることだよ。
はじめは大きなお堂の中にあったけれど、台風や大きな津波でお堂がこわれ、500年以上前から、青空の下にすわるようになったんだ。
雨や風にさらされてきたので、体の色は、青みがかった緑色をしているよ。
これは、銅がさびてできた緑青という色なんだ。
3枚の塗り絵
1枚目は、石の台座にすわる大仏だけを描いた絵だよ。頭の小さなうずまきや、おなかの前で組んだ手がよくわかるね。
2枚目は、正面から見た境内の景色。大仏の前には香炉、左右にはハスの花の形のかざりが立っているよ。
3枚目は、紅葉したもみじの枝ごしに大仏をながめた秋の景色を、細かく描きこんだ細密画なんだ。
大仏の頭のうずまきも、1つずつ描いてあるよ。時間をかけて、じっくりぬってみてね。
鎌倉のほかの見どころ
鎌倉には、大仏のほかにも、鶴岡八幡宮や、長谷寺、海に近い江ノ島など、見どころがたくさんあるよ。
大仏のある高徳院は、江ノ島電鉄の長谷駅から歩いて行けるんだ。
古い町並みの中を走る電車に乗って、鎌倉の町をめぐるのも楽しいよ。
お寺めぐりが好きな人は、清水寺の塗り絵もいっしょにぬってみてね。
鎌倉の大仏の色を塗るコツ
大仏は、緑青の色で
本物の大仏は、青みがかった緑色をしているよ。
うすい青緑をぬってから、衣のひだのかげになるところに、こい緑や灰色を少し重ねよう。
ところどころに茶色をうすくのせると、長い年月をへた青銅らしい色になるんだ。
金色にぬって、むかしの、できたばかりの大仏を想像してみるのも楽しいよ。
顔は、やさしい表情を残して
顔は、体と同じ色で、少しうすめにぬろう。
目や口のまわりをこくしすぎないようにすると、おだやかな表情が残るよ。
おでこのまん中の小さな丸は、少しこい色にすると、ぐっと大仏らしくなるんだ。
台座と境内は、灰色の石
石の台座や石段は、灰色でぬろう。
石を1つずつ、少しずつこさをかえてぬると、積み上げた石らしくなるよ。
2枚目のハスの花のかざりと香炉は、大仏と同じ緑青の色にすると、まとまりが出るんだ。
3枚目は、紅葉の色で
3枚目のもみじは、赤、オレンジ、黄色を、葉のかたまりごとにぬり分けよう。
大仏の緑青の色と、紅葉の赤がならぶと、とても美しい秋の景色になるよ。
空は、うすい水色でやさしくぬってね。
うしろの山は、季節の色で
2枚目の大仏のうしろの山は、緑と黄緑をかたまりごとにぬり分けると、夏の鎌倉になるよ。
赤や黄色をまぜれば秋、ピンクを足せば春の景色にもなるんだ。
大仏の緑青の色が引き立つように、山は少しちがう緑にするのがコツだよ。
鎌倉の大仏の豆知識
大仏の中に入れる
鎌倉の大仏は、体の中に入ることができるよ。
中は空洞になっていて、大仏をどうやって作ったのか、そのあとを見ることができるんだ。
いくつもの部分に分けて青銅を流しこみ、つなぎ合わせて作られたことがわかるよ。
770年以上前から
鎌倉の大仏は、1252年から作りはじめられたと言われているよ。
いまから770年以上も前の、鎌倉時代のことなんだ。
だれが作ったのか、くわしいことはまだよくわかっていない、なぞの多い大仏なんだよ。
大仏のわらじ
大仏のうしろのかべには、とても大きなわらじがかざられているよ。
子どもたちが、大仏さまに国じゅうを歩いて人々をすくってほしい、という願いをこめて作ったものなんだ。
おとずれたら、さがしてみてね。
手の形にも意味がある
大仏は、おなかの前で両手を組んで、親指と人さし指で輪を作っているよ。
これは定印という手の形で、心を落ちつけて、深く考えていることを表しているんだ。
仏像は、手の形でいろいろな意味を表しているので、ほかの仏像とくらべてみるのもおもしろいよ。
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鎌倉の大仏
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正面から見た鎌倉の大仏
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紅葉と鎌倉の大仏(細密)
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