ヤマタノオロチの塗り絵

難易度:
ヤマタノオロチの無料塗り絵イラスト(知育・高齢者レク用)

ヤマタノオロチの特徴(とくちょう)

日本神話(にっぽんしんわ)に登場(とうじょう)する巨大(きょだい)な大蛇(おろち)!ヤマタノオロチ

ヤマタノオロチは、日本(にほん)の古(ふる)くから伝(つた)わる神話(しんわ)「古事記(こじき)」や「日本書紀(にほんしょき)」に登場(とうじょう)する、とても大(おお)きくて恐(おそ)ろしい伝説(でんせつ)の大蛇(おろち)だよ。8つの頭(あたま)と8つの尾(お)を持(も)っていて、山(やま)や谷(たに)をまたぐほど巨大(きょだい)だったと伝えられているんだ。神様(かみさま)である素戔嗚尊(すさのおそん)(スサノオノミコト)に退治(たいじ)されたお話(はなし)がとても有名(ゆうめい)だね。

ヤマタノオロチの姿(すがた)と特徴(とくちょう)

昔(むかし)のお話(はなし)に書(か)かれているヤマタノオロチは、ただの大(おお)きなヘビではなく、とても不気味(ぶきみ)で圧倒的(あっとうてき)な姿(すがた)をしているよ。

  • 8つの頭(あたま)と8つの尾(お):1つの体(たい)から、頭(あたま)と尻尾(しっぽ)がそれぞれ8つに分(わ)かれているよ。
  • 真っ赤(あか)な目(め):目(め)はホオズキの実(じつ)のように真っ赤(あか)に光(ひか)っていたと言(い)われているんだ。
  • 体(たい)に生(は)える木(き):背中(せなか)には苔(こけ)が生えていて、ヒノキやスギなどの木(き)が茂(しげ)っていたよ。
  • 巨大(きょだい)な体(たい):8つの谷(たに)と8つの峰(みね)にまたがるほどの大(おお)きさで、お腹(なか)はいつも血(ち)で赤(あか)くただれていたんだ。

スサノオノミコトの退治作戦(たいじさくせん)

ヤマタノオロチは、出雲(いずも)の神様(かみさま)の娘(むすめ)である櫛名田比売(くしなたひめ)(クシナダヒメ)を食(た)べようとしていたけれど、スサノオノミコトが智恵(ちえ)を使(つか)って退治(たいじ)したんだ。

  • 強(つよ)いお酒(さけ)を用意(ようい):スサノオは「八塩折之酒(やしおおりのさけ)(やしおおりのさけ)」という、とても強(つよ)いお酒(さけ)を8つの大(おお)きな酒槽(さかぶね)に用意(ようい)したよ。
  • 油断(ゆだん)したところを攻撃(こうげき):お酒(さけ)の匂(にお)いに引(ひ)き寄(よ)せられたヤマタノオロチは、8つの頭(あたま)をそれぞれの桶(おけ)に入(い)れてお酒(さけ)を飲(の)み、酔(よ)っ払(ぱら)って眠(ねむ)ってしまったんだ。
  • 宝(たから)の剣(けん)を発見(はっけん):眠りこけたヤマタノオロチをスサノオが剣(けん)で斬(き)り倒(たお)したとき、ヤマタノオロチの尻尾(しっぽ)から「天叢雲剣(てんむらくもけん)(あめのむらくものつるぎ)」という特別(とくべつ)な剣(けん)が出(で)てきたよ。これはのちに「草薙剣(くさなぎのつるぎ)(くさなぎのつるぎ)」と呼(よ)ばれ、日本(にほん)の宝物(たからもの)である三種(さんしゅ)の神器(じんぎ)の一(ひと)つになったんだ。

ヤマタノオロチの色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

かっこいい大蛇(おろち)の塗(ぬ)り方(かた)

ヤマタノオロチのぬりえを塗(ぬ)るときは、恐ろしさと迫力(はくりょく)を表現(ひょうげん)してみよう!

  • 目(め):ヤマタノオロチの目(め)はホオズキのように真っ赤(あか)だと言(い)われているから、あざやかな赤色(あかいろ)で塗(ぬ)るとかっこよくなるよ。
  • ウロコと体(たい):体(たい)は深緑色(しんりょくしょく)や暗(くら)い紫色(むらさきいろ)、黒色(くろいろ)などで塗(ぬ)ると、伝説(でんせつ)の怪物(かいぶつ)らしい雰囲気(ふんいき)になるよ。背中(せなか)のコケや木(き)は緑色(みどりいろ)や茶色(ちゃいろ)で塗(ぬ)り分けてみよう。
  • お腹(なか)の部分(ぶぶん):伝承(でんしょう)通(とお)りにするなら、お腹(なか)を赤色(あかいろ)や赤茶色(あかちゃいろ)で塗(ぬ)ると、不気味(ぶきみ)さが増(ま)すね。

迫力満点(はくりょくまんてん)の画面(がめん)を作(つく)ろう!

ヤマタノオロチはとても大(おお)きな怪物(かいぶつ)だから、塗(ぬ)り方(かた)を工夫(くふう)するともっと強そうに見(み)えるよ。

  • 8つの頭(あたま)の塗(ぬ)り分け:それぞれの頭(あたま)に少(すこ)しずつ違(ちが)う影(かげ)をつけたり、光(ひかり)の当(あ)たり方(かた)を変(か)えたりすると、立体感(りったいかん)が出(で)て迫力(はくりょく)が増(ま)すよ。
  • 口(くち)から吐(は)く息(いき)や炎(ほのお):口(くち)を開(あ)けている頭(あたま)があれば、口(くち)の中(なか)を赤色(あかいろ)や黄色(きいろ)で塗ったり、炎(ほのお)や毒(どく)の息(いき)を描(か)き足(た)してみるのも面白(おもし)いね。

背景(はいけい)を描(か)き加(くわ)えてみよう

ヤマタノオロチが出現(しゅつげん)したとされる場所(ばしょ)は、山(やま)や大(おお)きな川(かわ)の近(ちか)くだよ。背景(はいけい)に暗(くら)い雲(くも)や雷(かみなり)、荒(あ)れ狂(くる)う川(かわ)、大(おお)きな山並(やまな)みを描(か)き足(あし)すと、神話(しんわ)の世界(せかい)に入(はい)り込(こ)んだようなかっこいい絵(え)になるよ!

ヤマタノオロチの豆知識(まめちしき)

あふれる川(かわ)の洪水(こうずい)?

ヤマタノオロチが住(す)んでいたとされる出雲(いずも)の国(くに)(現在(げんざい)の島根県(しまねけん))には、斐伊川(ひいかわ)という大(おお)きな川(かわ)があるんだ。大雨(おおあめ)が降(ふ)ると川(かわ)が何度(なんど)も枝分(えだわ)かれして氾濫(はんらん)し、周(まわ)りを飲(の)み込(こ)んでしまう様子(ようす)が、まるで8つの頭(あたま)を持つ大(おお)きなヘビのように見えたと言(い)われているよ。スサノオがヤマタノオロチを退治(たいじ)したお話(はなし)は、昔(むかし)の人(ひと)たちが川(かわ)の氾濫(はんらん)を防(ふせ)ぐ工事(こうじ)(治水(ちすい))を行(い)ったことを象徴(しょうちょう)しているという説(せつ)があるんだ。

鉄(てつ)を作る技術(ぎじゅつ)と関係(かんけい)がある!

ヤマタノオロチの尻尾(しっぽ)から「天叢雲剣(てんむらくもけん)」が見つかったお話(はなし)や、お腹(なか)が赤(あか)くただれていたという特徴(とくちょう)は、昔(むかし)の鉄(てつ)を作る技術(ぎじゅつ)(たたら製鉄(せいてつ))に関係(かんけい)していると言(い)われているよ。砂鉄(さてつ)を採(と)るために山(やま)を削(けず)り、川(かわ)が赤(あか)く染(そ)まった様子(ようす)や、鉄(てつ)から強(つよ)い剣(けん)を作(つく)った歴史(れきし)が神話(しんわ)になったと考(かんが)えられているんだ。

「ヤマタ」の数字(すうじ)のひみつ

「ヤマタ」は漢字(かんじ)で「八岐(やまた)」と書(か)くけれど、昔(むかし)の日本(にほん)では「8」という数字(すうじ)は単(たん)なる数(かず)ではなく「たくさんの」「数(かぞ)え切(き)れないほど多(おお)い」という意味(いみ)で使われることが多かったんだ。つまり、ヤマタノオロチは「とにかく数(かず)が多くて果(は)てしなく巨大(きょだい)なヘビ」という意味(いみ)が込められているんだよ。