アオサギの塗り絵

難易度:
アオサギの塗り絵

アオサギの特徴とくちょう

恐竜きょうりゅうのような姿すがた! アオサギ!

アオサギは、日本にほんられるサギのなか一番大いちばんおおきなとりです。ほそながあしと、すらりとしたくびが特徴的で、まるでむかし恐竜きょうりゅうのような姿すがたをしています。名前なまえには「アオ」とついていますが、実際のからだいろあおではなく、灰色はいいろです。この名前なまえは、むかし言葉ことばで「薄暗うすぐらいろ」を「アオ」とんでいたことから付けられたとわれています。

どんなところにいるの?

アオサギは、北海道ほっかいどうから沖縄おきなわまで、日本にほんひろ地域ちいき生息せいそくしています。かわみずうみ湿地しっち、田んぼなど、みずちかくにんでいます。水辺みずべにじっとって獲物えものち伏せしたり、ゆっくりいて獲物えものさがしたりします。基本的きほんてき単独たんどく行動こうどうすることがおおいですが、繁殖はんしょく時期じきには、たくさんの仲間なかまあつまって、たかうえを作ります。

こえ

アオサギは、「グェーッ」や「ゲァー」という、すこにごったような、ふとこえきます。普段ふだんはあまりきませんが、とりを追い払うときや、仲間なかまとコミュニケーションをとるとききます。

りの仕方

アオサギは、とてもかしこいハンターです。ながくびするどいクチバシを使つかって、獲物えものまえます。

  • ち伏せ:じっと水辺みずべち止まって、さかなやカエルがちかづいてくるのをちます。
  • き刺すおおきなさかなつけると、クチバシでき刺してまえることもあります。
  • 丸飲まるのまえた獲物えものは、そのまままるごとんでしまいます。

もの

アオサギは、肉食にくしょくなので、いろ々なものをべます。

  • さかな一番いちばんの好物はさかなです。ちいさなさかなから、ときには30cmをえるようなおおきなさかなべます。
  • 両生類りょうせいるい:カエルやオタマジャクシなどをべます。
  • 爬虫類はちゅうるい:ヘビやトカゲなどをべることもあります。
  • 昆虫こんちゅう甲殻類こうかくるい:バッタやトンボ、エビ、カニなどもべます。

姿すがた

アオサギがそらんでいる姿すがたも、とても特徴的です。ながくびを「S」ののようにげ、ゆっくりとおおきなつばさうごかしてびます。その姿すがたは、とても優雅ゆうがで、うつくしいです。

アオサギのいろるコツ

いろほう優雅ゆうが灰色はいいろ姿すがた表現ひょうげんしよう!

アオサギのぬりえでは、その独特どくとく灰色はいいろと、スラリとしたからだ表現ひょうげんすることがポイントです。ただ灰色はいいろりつぶすのではなく、ひかりたっているところや、かげになっているところを工夫くふうしてると、もっと本物ほんものらしくなります。

  • からだいろ
    • 基本きほん灰色はいいろります。すこしだけ水色みずいろうす青色あおいろぜると、あおみがかったグレーが表現ひょうげんできます。
    • ひかりたっている背中せなかや、くびの上側は、すこしだけしろうす灰色はいいろしておきましょう。
    • かげになっているおおなか下側したがわや、あし内側うちがわは、灰色はいいろ黒色くろいろかさねてると、からだがもっこりした立体的りったいてきじになります。
  • あたまいろ
    • あたま白色で、うえからうしろにびるせん黒色くろいろります。
    • クチバシは、黄色きいろ茶色ちゃいろると、本物ほんものらしくなります。
  • あしいろ
    • あしは、灰色はいいろ黒色くろいろで、ほそながりましょう。
  • 背景はいけいいろ
    • アオサギがいるのは、水辺みずべです。水色みずいろ青色あおいろ緑色みどりいろなどをわせて、かわみずうみ風景ふうけい表現ひょうげんしてみましょう。
    • みずなかさかなやカエルをくわえてもたのしいです。

立体感りったいかんほう:「濃淡のうたん」と「かげ」を意識いしきしよう!

アオサギのからだは、ほそくてスラリとしています。この「濃淡のうたん」と「かげ」を上手じょうず表現ひょうげんすると、ぬりえがもっときしてえます。

  • 濃淡のうたん場所ばしょ
    • くびからだまる部分ぶぶんに、ひかりたっているところを想像そうぞうして、すこうすいろしておきましょう。
    • はね模様もようは、いろうすいろけると、よりリアルになります。
  • かげ場所ばしょ
    • くびした、おおなか下側したがわあし内側うちがわなどは、かげになります。
    • こういったところに、灰色はいいろ黒色くろいろると、からだがもっこりした立体的りったいてきじになります。

色鉛筆いろえんぴつ画材がざいのコツ!

  • 色鉛筆いろえんぴつ
    • ちかられてったり、ちからいてうすったりすることで、濃淡のうたん表現ひょうげんしやすいです。
    • 灰色はいいろうえに、いろくろしろなど)をかさねてると、ふかみのあるいろになります。
  • クレヨン
    • クレヨンでると、つるつるしたじをしやすいです。ゆびでこすっていろをぼかすこともできます。
    • うす灰色はいいろ全体ぜんたいり、かわいてから灰色はいいろはね模様もようくわえると、きれいにけられます。

きみの想像力そうぞと、自由じゆうな発想で、世界せかいひとつだけの素敵すてきなアオサギのぬりえを完成かんせいさせてください!