屋久島の縄文杉の塗り絵
屋久島の縄文杉の特徴
屋久島の森にいる、大きな杉
縄文杉は、鹿児島県の屋久島の山おくに生えている、大きな杉の木だよ。
高さは約25メートル、幹のまわりは約16メートルもあるんだ。
大人が10人くらい手をつないで、やっと幹をかこめるくらいの太さなんだよ。
年れいは、2000年から7200年くらいと考えられているんだ。
はっきりわからないけれど、とても長い時間を生きてきた木なんだね。
日本で最初の世界自然遺産
屋久島は、1993年に世界遺産にえらばれたよ。
同じ年にえらばれた白神山地といっしょに、日本で最初の世界自然遺産なんだ。
屋久島は、海べはあたたかいのに、高い山の上は雪がふるほど寒いよ。
ひとつの島の中に、南の国から北の国までの植物が、山の高さにそってならんでいるんだ。
ごつごつした幹
1枚目の塗り絵は、縄文杉の木だけを描いたものだよ。
幹には、こぶやみぞがたくさんあって、ねじれたような形をしているね。
この形は、長い年月、風や雨にたえてきたあとなんだ。
上のほうでは、太い枝が分かれて、葉をしげらせているよ。
森の中の縄文杉と、こけの森
2枚目は、森の中に立つ縄文杉だよ。
まわりの木とくらべると、幹の太さがよくわかるね。
3枚目は、屋久島の白谷雲水峡という場所の、こけにおおわれた森なんだ。
岩も、たおれた木も、緑のこけでびっしりおおわれているよ。
岩の間を、きれいな水が小さな滝になって流れているね。
屋久島に来たような気持ちで、森のいろいろな緑をぬってみよう。
屋久杉とよばれる杉
屋久島の山に生える杉のうち、樹齢1000年をこえるものを、とくに屋久杉とよぶよ。
屋久島は雨が多く、土が少ない岩の島なので、杉はゆっくりゆっくり育つんだ。
ゆっくり育った木は、中に油(樹脂)をたくさんふくんで、くさりにくくなるよ。
だから、屋久杉は、とても長生きできるといわれているんだ。
縄文杉は、その屋久杉の中でも、いちばん有名な木なんだよ。
屋久島には、ほかにも大王杉やウィルソン株など、名前のついた大きな木や切り株がたくさんあるんだ。
屋久島の縄文杉の色を塗るコツ
幹は、茶色と灰色をまぜて
縄文杉の幹は、赤茶色や灰色がかった茶色をしているよ。
茶色をぬったあと、こぶの出っぱったところを明るく残し、みぞの中にこげ茶を入れよう。
ところどころにうすい緑を入れると、幹についたこけらしくなるね。
葉っぱは、いろいろな緑で
森の緑は、1色ではないんだ。
こい緑、緑、黄緑を、葉のかたまりごとにぬり分けてみよう。
光が当たる上のほうを黄緑に、下のかげのほうをこい緑にすると、木がふっくらと見えるよ。
こけは黄緑、水は白と水色
3枚目の岩をおおうこけは、黄緑と緑を重ねて、もこもこのようすを出そう。
こけのない岩の部分は、灰色でぬると、緑がよく目立つね。
流れる水は、ほとんど白く残して、ふちに水色を少しだけ入れるのがコツだよ。
知床五湖の塗り絵とならべて、日本の自然の世界遺産をくらべてみよう。
遠い木はうすく、近い木はこく
2枚目の森は、手前の草や低い木をこい緑に、奥の木をうすい緑や青みがかった緑にぬってみよう。
こうすると、森のおくゆきが出て、縄文杉の大きさが引き立つよ。
木と木のあいだから見える空は、白やうすい水色にすると、森の中のしめった空気が感じられるね。
倒木は、茶色と緑で
3枚目のたおれた木の幹は、こげ茶でぬったあと、上の面に黄緑を重ねて、こけが生えているようすにしよう。
屋久島の森では、たおれた木の上に、新しい木の芽が育つこともあるんだ。
屋久島の縄文杉の豆知識
ひと月に35日、雨がふる?
屋久島は、日本でもとくに雨の多い島だよ。
「ひと月に35日雨がふる」といわれるほどなんだ。
もちろん本当に35日ふるわけではないけれど、それくらい雨が多いという意味なんだよ。
この雨が、こけや大きな木をそだてているんだね。
縄文杉に会うには、長い山道を歩く
縄文杉は、山のおくにあるので、会いに行くには、行きと帰りで10時間くらい歩くんだ。
とちゅうには、むかし木を運んだトロッコの線路の上を歩く道もあるよ。
いまは、木を守るために、展望デッキの上から見るようになっているんだ。
名前の由来
縄文杉という名前は、縄文時代から生きているのではないか、と考えられたことからついたといわれているよ。
見つかったのは、昭和のなかごろなんだ。
こけの森は、いつもしっとり
3枚目の白谷雲水峡は、雨と霧が多く、いつもしっとりしているよ。
そのおかげで、岩や木が、たくさんの種類のこけでおおわれているんだ。
屋久島では、600種類ほどのこけが見つかっているといわれているよ。
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縄文杉
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森の中の縄文杉
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白谷雲水峡のこけの森
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