袋田の滝の塗り絵
袋田の滝の特徴
日本三名瀑のひとつ
袋田の滝は、茨城県大子町にある、大きな滝だよ。
高さは120メートル、はばは73メートルもあるんだ。
栃木県の華厳の滝、和歌山県の那智の滝とならんで、日本三名瀑のひとつに数えられているよ。
2015年には、国の名勝にもえらばれた、大切な景色なんだ。
4つの段を流れ落ちる
袋田の滝は、大きな岩のかべを、4つの段に分かれて流れ落ちるよ。
水が岩の表面を、まるですだれのように広がりながら流れていくのが特ちょうなんだ。
1枚目の塗り絵は、滝を正面から見た姿だよ。丸くふくらんだ大きな岩の左右を、水がすだれのように流れ落ちているね。
2枚目は、滝の下から見上げた景色。いちばん下の段が、目の前に大きく広がって見えるね。
「四度の滝」とよばれるわけ
袋田の滝は、四度の滝ともよばれているよ。
4つの段に流れ落ちるから、という説があるんだ。
また、むかしの歌人の西行が、「この滝は、四季に一度ずつ来て見なければ、本当のよさはわからない」と感心したから、という言い伝えもあるよ。
春の新緑、夏の青もみじ、秋の紅葉、冬の氷の滝と、季節ごとにまったくちがう顔を見せてくれるんだ。
紅葉につつまれた滝
秋の袋田の滝は、まわりの山が赤や黄色にそまり、白い滝と紅葉の色が美しくひびき合うよ。
11月の上旬から中旬ごろが、紅葉の見ごろなんだ。
3枚目の塗り絵は、紅葉したもみじの枝ごしに、滝をながめた景色を描きこんだ細密画だよ。
滝の水の流れや、もみじの葉を1枚ずつ描いてあるので、じっくり時間をかけてぬってみてね。
3枚の塗り絵のちがい
1枚目は、正面から見た滝と岩かべの絵だよ。小さな子どもでもぬりやすいように、線を太く、塗る面を大きく描いてあるんだ。
2枚目は、紅葉の山にかこまれた滝を、下から見上げた景色。3枚目は、細かく描きこんだ大人向けの細密画だよ。
3枚をならべてかざると、袋田の滝のいろいろな表情がわかるね。
華厳の滝の塗り絵とくらべて、滝の形のちがいを見つけてみよう。
まっすぐ落ちる華厳の滝と、段になって広がる袋田の滝は、同じ名瀑でもずいぶんちがうね。
袋田の滝の色を塗るコツ
滝は、白を主役に
滝の水は、ほとんどを白いまま残そう。
水の流れの線にそって、うすい水色やうすい灰色をところどころにのせると、すだれのように広がる水らしくなるよ。
ぬりすぎないのが、きれいに見せるコツなんだ。
岩は、灰色と茶色で
水が流れていない岩のところは、灰色やこげ茶でぬろう。
段のかげになるところを少しこくすると、4つの段がくっきり分かれて見えるよ。
岩をこくするほど、白い滝が明るくかがやいて見えるんだ。
紅葉は、赤・オレンジ・黄色
2枚目と3枚目のまわりの山は、赤、オレンジ、黄色を、木のかたまりごとにぬり分けよう。
3枚目の手前のもみじの枝は、こい赤でぬると、奥の滝との距離が感じられるよ。
緑を少し残すと、紅葉がいっそうあざやかに見えるんだ。
季節をかえて、ぬってみよう
同じ塗り絵でも、山を緑にすれば夏の滝、滝を水色がかった白にして山を白くすれば冬の氷の滝になるよ。
「四度の滝」の名前のとおり、4つの季節の袋田の滝をぬり分けてみてね。
水しぶきは、白く残して
滝の下の段で、水がはじけているところは、ぬらずに白く残そう。
まわりの水に少しだけ水色をのせると、白いしぶきが立ち上がって見えるよ。
しぶきの泡の丸は、ぬらずにそのまま残してね。
袋田の滝の豆知識
冬には、滝がこおる
寒さがきびしい冬には、袋田の滝が白くこおりつくことがあるよ。
滝全体がこおることは、とてもめずらしいので、こおった滝を見ようと、冬にもたくさんの人がおとずれるんだ。
こおった滝をのぼる、アイスクライミングが行われたこともあるよ。
トンネルの先の観瀑台
袋田の滝を見るには、山の中にほられたトンネルを歩いていくよ。
トンネルをぬけると、目の前に大きな滝があらわれるんだ。
エレベーターでのぼる上の観瀑台からは、4つの段をいちどに見わたすことができるよ。
日本三名瀑
日本三名瀑とは、日本を代表する3つの名高い滝のことだよ。
袋田の滝、華厳の滝、那智の滝の3つを指すことが多いんだ。
滝の水は、久慈川へ
袋田の滝の水は、滝川という川を流れて、久慈川という大きな川に注いでいるよ。
久慈川は、あゆ釣りで知られる、きれいな川なんだ。
山の水が、滝になり、川になって、海へと流れていくんだね。
水の旅を想像しながらぬるのも楽しいよ。
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正面から見た袋田の滝
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見上げた袋田の滝
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紅葉ごしの袋田の滝(細密)
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