那智の滝と三重塔の塗り絵

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那智の滝と三重塔の特徴(とくちょう)

熊野(くまの)の山(やま)の、大(おお)きな滝(たき)

那智(なち)の滝(たき)は、和歌山県(わかやまけん)の那智勝浦町(なちかつうらちょう)にある、大(おお)きな滝(たき)だよ。
高(たか)さ133メートルのがけから、水(みず)がまっすぐに落(お)ちているんだ。
ひとすじに落(お)ちる滝(たき)としては、日本一(にっぽんいち)の高(たか)さなんだよ。
むかしから、この滝(たき)そのものが神(かみ)さまとしてまつられてきたんだ。

山(やま)の中(なか)の、いのりの場所(ばしょ)

那智(なち)の滝(たき)のまわりには、熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)という神社(じんじゃ)と、青岸渡寺(せいがんとじ)というお寺(てら)がならんでいるよ。
むかしの人(ひと)たちは、熊野古道(くまのこどう)という山道(さんどう)を何日(なんにち)も歩(ある)いて、ここへおまいりに来(き)たんだ。
こうした山(やま)の中(なか)のいのりの場所(ばしょ)と道(みち)が、「紀伊山地(きいさんち)の霊場(れいじょう)と参詣道(さんけいどう)」として、2004年(ねん)に世界遺産(せかいいさん)にえらばれたよ。

朱色(しゅいろ)の三重塔(さんじゅうのとう)

1枚目(まいめ)の塗(ぬ)り絵(え)は、青岸渡寺(せいがんとじ)の三重塔(さんじゅうのとう)だよ。
屋根(やね)が3つ重(かさ)なっていて、てっぺんには相輪(そうりん)という細長(ほそなが)いかざりがついているね。
むかしの塔(とう)は、1581年(ねん)に火事(かじ)でもえてしまったんだ。
いまの塔(とう)は、1972年(ねん)に、およそ400年(ねん)ぶりに建(た)てなおされたものなんだよ。
塔(とう)の上(うえ)の階(かい)からは、那智(なち)の滝(たき)を正面(しょうめん)に見(み)ることができるんだって。

滝(たき)と塔(とう)がならぶ、有名(ゆうめい)なけしき

2枚目(まいめ)は、那智(なち)の滝(たき)だけを描(えが)いたものだよ。
ごつごつした岩(いわ)のがけから、白(しろ)い水(みず)がまっすぐ落(お)ちているね。
3枚目(まいめ)は、三重塔(さんじゅうのとう)と那智(なち)の滝(たき)がいっしょに見える、とても有名(ゆうめい)なけしきなんだ。
朱色(しゅいろ)の塔(とう)と、緑(みどり)の山(やま)、白(しろ)い滝(たき)の組み合わせは、熊野(くまの)を代表(あらわ)する風景(ふうけい)になっているよ。
1枚目(まいめ)、2枚目(まいめ)と、別々(べつべつ)にぬったあとで、3枚目(まいめ)にちょうせんしてみよう。

神社(じんじゃ)とお寺(てら)がとなりどうし

那智山(なちさん)では、熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)と青岸渡寺(せいがんとじ)が、すぐとなりにならんで立(た)っているよ。
むかしの日本(にっぽん)では、神(かみ)さまと仏(ふつ)さまをいっしょにおまつりすることが多(おお)かったんだ。
那智山(なちさん)は、そのころのすがたをいまに伝(つた)える、めずらしい場所(ばしょ)なんだよ。
熊野古道(くまのこどう)の大門坂(だいもんざか)という石(いし)だたみの坂(さか)を上(のぼ)ると、大(おお)きな杉(すぎ)の木(き)が両側(りょうがわ)にならんでいて、むかしの旅人(たびびと)になったような気持(きも)ちになれるんだ。
那智(なち)の滝(たき)は、駐車場(ちゅうしゃじょう)から近(ちか)く、石段(いしだん)を少(すこ)し下(お)りると、滝(たき)の正面(しょうめん)に出(で)ることができるよ。
滝(たき)のそばに立つと、水(みず)しぶきと、ごうごうという水(みず)の音(おと)に、すっぽりとつつまれるんだ。

那智の滝と三重塔の色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

塔(とう)は朱色(しゅいろ)と、白(しろ)と緑(みどり)

三重塔(さんじゅうのとう)の柱(はしら)や手(て)すりは、あざやかな朱色(しゅいろ)だよ。
オレンジをぬってから、かげのところに赤(あか)を重(かさ)ねると、朱色(しゅいろ)らしくなるんだ。
かべは白(しろ)を残(のこ)して、屋根(やね)は青緑(あおみどり)やうすい緑(みどり)でぬってみよう。
屋根(やね)は、銅板(どうばん)が年月(としつき)でさびて、緑(みどり)っぽい色(いろ)になっているんだよ。

滝(たき)は、白(しろ)を残(のこ)すのがいちばん

滝(たき)の水(みず)は、ほとんどぬらずに、紙(かみ)の白(しろ)を残そう。
水(みず)のすじのふちだけに、うすい水色(みずいろ)やうすい灰色(はいいろ)を入(い)れると、落(お)ちる水(みず)のいきおいが出(で)るよ。
滝(たき)のうしろの岩(いわ)のがけは、灰色(はいいろ)や茶色(ちゃいろ)がかった灰色(はいいろ)でぬると、白(しろ)い滝(たき)がよく目立(めだ)つね。

熊野(くまの)の深(ふか)い森(もり)

山(やま)の森(もり)は、こい緑(みどり)と緑(みどり)と黄緑(きみどり)を、木(き)のかたまりごとにぬり分(わ)けよう。
遠(とお)くの山(やま)は、青(あお)みがかった緑(みどり)でうすくぬると、山(やま)の重なりがよくわかるよ。
秋(あき)なら、ところどころをオレンジや黄色(きいろ)にして、紅葉(こうよう)のけしきにしてもいいね。
富士山(ふじやま)の塗(ぬ)り絵(え)とならべて、日本(にっぽん)の山(やま)の世界遺産(せかいいさん)を楽(たの)しもう。

しぶきと霧(きり)は、白(しろ)く残(のこ)す

滝(たき)の下(した)の水(みず)しぶきや、山(やま)にかかる霧(きり)は、ぬらずに白(しろ)のまま残そう。
まわりの岩(いわ)や木(き)を少(すこ)しこくぬると、白(しろ)い部分(ぶぶん)がふわっとうき上(あ)がって見えるよ。

3枚目(まいめ)は、近(ちか)くから遠(とお)くへ

3枚目(まいめ)は、手前(てまえ)の三重塔(さんじゅうのとう)、中(なか)ほどの森(もり)、奥(おく)の滝(たき)と山(やま)が重(かさ)なっているよ。
手前(てまえ)の塔(とう)と木(き)をいちばんこく、奥(おく)の山(やま)をいちばんうすくぬると、深(ふか)い山(やま)のけしきになるんだ。
空(そら)の雲(くも)は白(しろ)く残(のこ)して、雲(くも)のふちにだけうすい灰色(はいいろ)を入(い)れてみよう。

那智の滝と三重塔の豆知識(まめちしき)

滝(たき)の上(うえ)のしめなわ

那智(なち)の滝(たき)のいちばん上(うえ)には、しめなわがはられているよ。
滝(たき)が神(かみ)さまだからなんだ。
このしめなわは、年(ねん)に2回(かい)、神社(じんじゃ)の人(ひと)たちががけの上(うえ)で取(と)りかえているんだって。

火(ひ)のお祭(まつ)り

熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)では、毎年(まいとし)7月(がつ)14日(か)に那智(なち)の扇(おうぎ)祭(まつ)りというお祭(まつ)りがあるよ。
大(おお)きなたいまつの火(ひ)で、滝(たき)へむかう参道(さんどう)をきよめるんだ。
「那智(なち)の火祭(ひまつ)り」ともよばれ、炎(ほのお)と滝(たき)がならぶ、迫力(はくりょく)のあるお祭(まつ)りなんだよ。

三重塔(さんじゅうのとう)の中(なか)には仏(ふつ)さま

青岸渡寺(せいがんとじ)の三重塔(さんじゅうのとう)の中(なか)には、仏(ふつ)さまがまつられているよ。
1階(かい)には、むかし那智(なち)の滝(たき)でおまつりされていた不動明王(ふどうみょうおう)がいるんだ。
塔(とう)の上(うえ)の階(かい)からは、北(きた)に那智(なち)の滝(たき)が見えるよ。

八咫烏(やたがらす)の神社(じんじゃ)

熊野(くまの)の神社(じんじゃ)では、八咫烏(やたがらす)という、3本足(ぽんあし)のカラスが神(かみ)さまのお使(つか)いとして大切(たいせつ)にされているよ。
むかし、道(みち)に迷(まよ)った神武天皇(じんむてんのう)を、八咫烏(やたがらす)が道案内(みちあんない)したという話(はなし)が伝わっているんだ。
サッカー日本代表(にっぽんだいひょう)のマークにも、この八咫烏(やたがらす)がえがかれているよ。
那智大社(なちたいしゃ)には、八咫烏(やたがらす)が姿(すがた)を変(か)えたという石もあるんだ。