コーカサスオオカブトの塗り絵

コーカサスオオカブトの特徴
3本のツノがかっこいい!コーカサスオオカブト!
コーカサスオオカブトは、世界で2番目に大きなカブトムシだよ。オスには、長くて太い1本のツノと、左右に2本のツノ、合わせて3本のツノがあるんだ。その姿は、まるで強力な戦車のようで、とても迫力があるね。
どこに住んでいるの?
コーカサスオオカブトは、東南アジアの熱帯雨林に住んでいるよ。とくに、インドネシアやマレーシアなどの国に多くいるんだ。暑くて、雨がたくさん降る森の中の、木の高い場所にいることが多いよ。
どんなものを食べるの?
コーカサスオオカブトは、木の樹液を吸って生活しているよ。夜になると、ロタン(藤)の幹を傷つけて、樹液を吸うよ。
凶暴な性格
同じように体が大きなヘラクレスオオカブトと比べても、極めて凶暴なんだ!オスもメスもかまわず攻撃して、相手の死骸をバラバラにしたりするよ。また、メスのコーカサスももちろん凶暴で、更には幼虫も気性が荒いんだよ。飼育するときはできるだけ多頭飼育は避けて、単独飼育にしよう。
とっても力持ち!
コーカサスオオカブトは、その大きな体と力強いツノで、自分の体重の800倍以上の重さのものを持ち上げることができると言われているよ。これは、人間の力もちの人でも、とてもかなわないくらいすごい力なんだ!例えば、小学1年生の子どもが、荷物をたくさんのせたダンプトラックを2つ持ちあげるのと同じくらいだよ!
コーカサスオオカブトの なまえは?
コーカサスオオカブトは、英語で「Caucasus beetle」または「Three horned beetle」と書くよ。Caucasus beetleは、古代スキタイ語で「白い雪」を意味するcaucasusが由来していると言われているんだ。Three horned beetleはそのままで、3本のツノのカブトムシ(昆虫)という意味だよ。
コーカサスオオカブトの色を塗るコツ
色の選び方
コーカサスオオカブトは、黒くてでツヤツヤした体が特徴だよ。本物の色を参考に、かっこよく塗ってみよう!
- 体とツノ:黒色やこげ茶色に塗ると、力強くてかっこいいコーカサスオオカブトになるよ。ツヤツヤした感じを出すために、少し明るい色を重ねてみてもいいね。
- 羽(上翅):コーカサスオオカブトの羽も、体と同じように黒色やこげ茶色、または暗い緑色にも見えたりするよ。少しツヤがあるように、光が当たっている部分を意識して塗ってみよう。
- 足や触覚:黒色やこげ茶色に塗って、体とツノの色と合わせよう。
- 目:黒色でしっかりぬろう。
力強さを表現しよう!
コーカサスオオカブトのぬりえには、体に光が当たっている部分や、筋肉の盛り上がりを表す線が描かれているね。これらをヒントに、力強さを表現してみよう。
- 色鉛筆で塗る場合:ツノの先や羽の端など、光が当たって明るく見える部分は、力を抜いて薄く塗ったり、少しだけ明るい色をかさねたりすると、立体感が出るよ。
- クレヨンで塗る場合:少しかさねて塗ることで、ツヤツヤした感じを出すことができるよ。
立体感を出す塗り方:「かげ」と「ひかり」を意識しよう!
体のへこんでいる部分や、ツノの裏側、足の付け根など、かげになる場所は、少し濃い色で塗ってみよう。こうすることで、コーカサスオオカブトが立体的に見えるよ。たとえば、
- ツノの裏側や、ツノの付け根
- 足の裏側や、足と体の付け根
- おなかと羽の間や、体のへこんでいる部分
背景を彩ろう!
- 葉っぱや木:コーカサスオオカブトが住んでいるのは、ジャングルだよ。葉っぱを描きたして、いろいろな緑色で塗ってみよう。木の幹は、茶色や灰色、緑色を混ぜて塗ると、本物みたいになるね。
- 樹液:コーカサスオオカブトの周りに、茶色やオレンジ色でおいしそうな樹液をかいてみよう。
ぬりえを楽しむためのヒント!
本物の色にこだわらず、きみの「こんなコーカサスオオカブトがいたら楽しいな!」と思う色に塗っていいんだよ。たとえば、青や赤のコーカサスオオカブトもかっこいいね!
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コーカサスオオカブト オス
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コーカサスオオカブト オス 背景なし
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コーカサスオオカブト メス