オオルリオビアゲハの塗り絵
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オオルリオビアゲハの特徴
瑠璃色の青い帯が輝く美しいチョウ!
オオルリオビアゲハは、アゲハチョウの仲間の中でも、羽の中央に鮮やかな青い帯が入っているのが特徴の美しいチョウです。この青い帯が光を浴びてキラキラと輝き、熱帯の森でよく目立ちます。
オオルリオビアゲハの英語名は Papilio blumei です。この名前は、ドイツの植物学者であるカール・ルートヴィヒ・ブルーメ氏にちなんで名付けられました。和名の「オオルリオビアゲハ」は、大きな(オオ)羽に瑠璃色(ルリ)の青い帯(オビ)が入ったアゲハチョウであることに由来しています。
どこに 住んでいるの?
オオルリオビアゲハは、インドネシアのスラウェシ島と、その周辺の小さな島々など、ごく限られた熱帯の地域にのみ生息しています。
- 生息地:主にスラウェシ島の熱帯雨林に生息しています。スラウェシ島はインドネシアの中央部に位置する、特有の生物が多く生息する島です。
- 日本には自然には生息していません。その美しい姿から、標本としても人気が高いチョウです。
体の 模様は どんな感じ?
オオルリオビアゲハの羽の模様は、とても印象的で、種類によって青い帯の形や太さが少し異なります。
- 羽の基本色:羽全体は黒色で、細く尖った形をしています。
- 青い帯:羽の中央を横切るように、メタリックで鮮やかな青緑色や青色の太い帯が入っています。この青い帯が、光の角度によって虹色に輝いて見えます。
- 大きさ:羽を広げた大きさ(開張)は、12センチメートルから14センチメートルくらいで、大型のアゲハチョウです。
どんなものを 食べるの?
オオルリオビアゲハは、成長の段階で食べるものが変わります。
- 幼虫:主にミカン科の植物の葉っぱを食べます。
- 成虫:花の蜜を吸って栄養にします。熱帯雨林の鮮やかな花に集まる姿が見られます。
一生は どのくらい?
オオルリオビアゲハは、熱帯の環境で、年に何度か発生します。
- 成虫として生きる期間は数週間と短いです。
オオルリオビアゲハの色を塗るコツ
色の選び方:黒と 青の 鮮やかな 帯を 表現しよう!
オオルリオビアゲハのぬりえは、黒とメタリックな青のコントラストをハッキリと出すのがポイントです。
- 羽の黒地:全体を濃い黒色や紺色で丁寧に塗り、青い帯が引き立つようにしましょう。
- 青い帯:帯の部分は、鮮やかな青緑色やコバルトブルーをメインに塗ります。帯の真ん中を明るい水色にすると、光沢感が出て、キラキラと輝いて見えるよ。
- メタリック感の出し方:青い帯の上に、ごく薄い銀色の色鉛筆などを少し重ねると、メタリックな質感が表現できます。
塗り方の ヒント:なめらかな 質感と 大胆な 帯の 表現!
- なめらかさ:羽全体をムラなく塗り、特に青い帯をなめらかに描くと、優雅なチョウらしい感じが出ます。
- 立体感を出す:羽の根元(体に近い部分)は濃い色に、羽の先に行くほど薄い色にすると、羽が立体的に見えるよ。
ぬりえを 楽しむための ヒント!
- 自由に表現しよう!
- 本物の色にこだわらず、きみの「こんなオオルリオビアゲハがいたらいいな!」と思う色に塗っていいんだよ。金色の帯や、ピンクの体など、オリジナルのチョウも楽しいね!
- 背景を描き加えてみよう!
- オオルリオビアゲハが飛んでいるのは、どんな場所かな? 熱帯雨林の大きな葉っぱや、鮮やかな花を描き加えると、もっと絵が生き生きするよ!
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オオルリオビアゲハ
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オオルリオビアゲハ2