桃太郎の塗り絵
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桃太郎の特徴
「桃太郎」は、日本で最も広く知られている昔話の一つです。桃から生まれた少年が、仲間と共に鬼ヶ島へ渡り、鬼を退治して宝物を持って帰るという、勇気と友情を描いた冒険物語です。
物語の由来とテーマ
この物語の元になった話は、日本各地に古くから伝わっています。特に、岡山県の吉備津神社に伝わる、温羅という鬼を退治した伝説などが、桃太郎の物語の由来の一つとされています。
- テーマと教訓:この物語のテーマは、「悪を倒す正義の力」と「助け合う心」です。桃太郎は、一人では勝てない鬼に対しても、勇気を持って立ち向かい、仲間と力を合わせることで大きな勝利を収めます。
- 団結の力:きびだんご一つで、犬、猿、雉という異なる動物が桃太郎に従い、同じ目的に向かって団結する様子は、仲間を大切にする心やリーダーシップを教えてくれます。
あらすじ
むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。おばあさんが川で洗濯をしていると、川上から大きな桃が流れてきました。
桃を持ち帰って割ると、中から元気な男の子が生まれました。二人はその子を桃太郎と名付け、大切に育てました。
成長した桃太郎は、世間で悪さをしている鬼を退治するため、鬼ヶ島へ向かう決意をします。おばあさんが作ってくれたきびだんごを腰に付けて、旅に出ます。
旅の途中で、桃太郎は犬、猿、雉に出会います。桃太郎は、きびだんごを分けてあげる代わりに、鬼退治の仲間になってもらいます。
四人(三匹と一人)は力を合わせ、鬼ヶ島へ渡り、見事に鬼を退治し、鬼が持っていた宝物をたくさん持って、おじいさんとおばあさんのもとへ帰りました。そして、みんなで幸せに暮らしました。
桃太郎の色を塗るコツ
ぬりえでは、桃太郎の勇ましい姿と、個性豊かな仲間たち、そして宝物の輝きを表現するのがコツです。
塗り方の基本
- 桃太郎:
- 着物:元気な赤色や、桃をイメージしたピンク色などで塗ると、ヒーローらしい明るさが出ます。
- ハチマキ:濃い赤や青などで塗り、ハチマキの結び目に影をつけると、きりっとした表情になります。
- きびだんご:腰に下げたきびだんごは、黄色や薄い茶色で、美味しそうなツヤを出すように塗りましょう。
- お供の動物:
- 犬:白や茶色で、忠実な表情を意識して塗ります。
- 猿:明るい茶色や肌色で、賢そうな目を強調して塗ると良いでしょう。
- 雉:青や緑、茶色など、カラフルな羽を丁寧に塗り分け、鳥らしいツヤを表現します。
- 桃:
- 桃は、ピンクや薄いオレンジ色を使い、丸い形と産毛の柔らかさが出るように、フワッと塗ります。
ぬりえを楽しむためのヒント!
- 自由に表現しよう!
- 桃太郎のきびだんごは、ピンク、緑、茶色など、きみの好きな色で塗って、特別なきびだんごにしても楽しいね。自由に表現しよう!
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桃太郎
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桃太郎2