ササキリの塗り絵

難易度:

ササキリの特徴(とくちょう)

ササの中(なか)に すんでいる 小(ちい)さな 音楽家(おんがくか)!

ササキリは、夏(なつ)から秋(あき)にかけて、草(くさ)むらやササのやぶの中(なか)から「ジリジリジリ……」というきれいな鳴き声(こえ)を響(ひび)かせる昆虫(こんちゅう)です。キリギリスの仲間(なかま)の中(なか)でも体(からだ)が小(ちい)さく、とっても可愛(かわい)らしい姿(すがた)をしているんだよ。

名前(なまえ)の 由来(ゆらい):ササが 大好(だいす)き!

ササキリという名前(なまえ)は、「ササ(笹(ささ))」にすんでいる「キリ(キリギリス)」という意味(いみ)からきているんだ。その名(な)の通(とお)り、ササが生(お)い茂(しげ)っている場所(ばしょ)によく隠(かく)れているよ。

いつの 時期(じき)に 見(み)れるの?

ササキリが元気(げんき)に活動(かつどう)するのは、だいたい8月(がつ)から11月(がつ)ごろまで。

  • 夏(なつ)の終(お)わりから秋(あき)が深(ふか)まるころまで、涼(すず)しい時間帯(じかんたい)によく鳴き声(こえ)が聞(き)こえてくるよ。

  • 卵(たまご)の状態(じょうたい)で冬(ふゆ)を越(こ)して、春(はる)に幼虫(ようちゅう)が生(う)まれ、夏(なつ)に大人(おとな)(成虫(せいちゅう))になるんだ。

どこに 行(い)けば 会(あ)える?

日本(にっぽん)では、本州(ほんしゅう)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)の広(ひろ)い地域(ちいき)で見(み)ることができるよ。

  • 日当(ひあ)たりの良(よ)い草(くさ)むらや、公園(こうえん)の植(う)え込(こ)み、林(はやし)の入(はい)り口(くち)などのササや背(せ)の高(たか)い草が生(は)えている場所(ばしょ)を探(さが)してみてね。

  • 体(からだ)が小(ちい)さくて緑色(みどりいろ)をしているから、草の中(なか)に隠(かく)れると見つけるのがとっても大変(たいへん)!忍者(にんじゃ)のように隠(かく)れるのが得意(とくい)なんだ。

どんなものを 食(た)べているの?

ササキリは、植物(しょくぶつ)も小(ちい)さな虫(むし)も食(た)べる「雑食(ざっしょく)」だよ。

  • イネ科(か)の植物(しょくぶつ)の葉(は)っぱや花(はな)、種(しゅ)などを食(た)べるのが大好(だいす)き。

  • ときには自分(じぶん)より小(ちい)さなアブラムシなどの虫(むし)を捕(つか)まえて食(た)べることもある、たくましい昆虫(こんちゅう)なんだ。

体(からだ)の 長(なが)さより 長(なが)い? 触角(しょっかく)

ササキリの最大(さいだい)の特徴(とくちょう)は、頭(あたま)から伸(の)びているとっても長(なが)い触角(しょっかく)だよ!

  • 体(からだ)の長(なが)さは2センチから2.5センチくらいだけど、触角(しょっかく)はその何倍(なんばい)もの長(なが)さがあるんだ。

  • この長(なが)い触角(しょっかく)をアンテナのように動(うご)かして、周(まわ)りの様子(ようす)をさぐっているんだよ。

鳴き声(こえ)の ひみつ

「ジリジリジリ……」という鳴き声(こえ)は、オスが左右(さゆう)の羽(はね)をこすり合(あ)わせて出(だ)しているんだ。

  • なわばりを守(まも)ったり、メスを呼(よ)んだりするために一生懸命(いっしょうけんめい)歌(うた)っているんだよ。

  • 昼間(ひるま)も鳴(な)くけれど、夕方(ゆうがた)から夜(よる)にかけて特(とく)によく聞(き)こえてくるよ。

体(からだ)の 色(しょく)と かっこいい 足(あし)

ササキリの体(からだ)は、きれいな黄緑色(きみどりいろ)をしているものが多(おお)いよ。

  • 背中(せなか)の部分(ぶぶん)は黒(くろ)っぽかったり、茶色(ちゃいろ)かったりすることもあるんだ。

  • 後(うし)ろ足(あし)はとっても長(なが)くて力強(ちからづよ)いから、敵(てき)に見つかったときはピョーン!と高く跳(と)んで逃(に)げ出すよ。

ササキリの色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

色(しょく)の 選(えら)び方(ほう):鮮(あざ)やかな 緑(みどり)と 黒(くろ)の アクセント

ササキリを塗(ぬ)るときは、森(もり)や草(くさ)むらの中(なか)にいるような色(しょく)を選んでみよう。

  • メインの色(しょく):体全体(たいぜんたい)は、「明(あか)るい黄緑色(きみどりいろ)」で塗(ぬ)ると元気(げんき)な感(かん)じが出(で)るよ。

  • 背中(せなか)の色(しょく):背中(せなか)の羽(はね)が重(かさ)なっている部分(ぶぶん)は、「焦げ茶色(ちゃいろ)」や「黒色(こくしょく)」で塗(ぬ)ってみてね。黄緑色(きみどりいろ)とのコントラストがついて、本物(ほんもの)そっくりになるよ!

  • 目(め)(複眼(ふくがん)):目(め)は小(ちい)さくて丸(まる)いけれど、「黒色(こくしょく)」や「濃(こ)い赤色(あかいろ)」でキリッと塗(ぬ)ると、表情(ひょうじょう)が引(ひ)き締(し)まるよ。

とっても 長(なが)い 触角(しょっかく)を かっこよく!

今回(こんかい)の塗(ぬ)り絵(え)でも一番(いちばん)目立(めだ)っているのが、シュッと伸(の)びた長(なが)い触角(しょっかく)だね。

  • 細(ほそ)い線(せん)で描(か)く:色鉛筆(いろえんぴつ)をしっかり尖(とが)らせて、迷(まよ)わずにスーッと1本(ぽん)の線(せん)を描(か)くように塗(ぬ)ってみよう。

  • 色(しょく)を変(か)えてみる:根元(ねもと)の方(ほう)は少(すこ)し太(ふと)く、先(さき)に行くほど細く薄(うす)い色(しょく)にしていくと、遠(とお)くまで伸(の)びている感(かん)じが出(で)るよ。

足(あし)の 関節(かんせつ)と トゲを 意識(いしき)しよう

ササキリの足(あし)には、小(ちい)さなトゲや節(ふし)があるんだ。

  • トゲを強調(きょうちょう)する:足(あし)についている小(ちい)さなギザギザを、濃(こ)い色(しょく)でチョンチョンと描(か)くと、虫(むし)らしい強(つよ)そうな足(あし)になるよ。

  • 跳躍力(ちょうやくりょく):一番(いちばん)後(うし)ろの大(おお)きな足(あし)(後脚(うしろあし))は、太(ふと)い部分(ぶぶん)を少(すこ)し濃(こ)い色(しょく)で塗(ぬ)って、筋肉(きんにく)がムキムキな感(かん)じを出(だ)してみよう!

羽(はね)の 模様(もよう)を 丁寧(ていねい)に

羽(はね)には細(こま)かな網目(あみめ)のような筋(すじ)(翅脈(しみゃく))があるね。

  • 浮(う)き上(あ)がらせる:羽(はね)の線(せん)をなぞるように薄(うす)いグレーや茶色(ちゃいろ)で塗(ぬ)ると、羽(はね)の質感(しつかん)がよく伝(つた)わってくるよ。

  • メタリックな感(かん)じ:少(すこ)しだけ黄色(きいろ)の色鉛筆(いろえんぴつ)を混(ま)ぜて塗(ぬ)ると、光(ひかり)が当(あ)たってキラッと輝(かがや)いているように見えるんだ。

ササの 葉(は)っぱを 背景(はいけい)に 描いてみよう

  • 隠(かく)れ場所(ばしょ)を作(つく)る:周(まわ)りに細長(ほそなが)いササの葉(は)っぱを描(か)き加(くわ)えてみよう。ササキリがひょっこり顔(かお)を出(だ)しているような絵(え)にすると、もっと物語(ものがたり)が広がるよ。

  • 秋(あき)の空気(くうき):背景(はいけい)に薄(うす)いオレンジや黄色(きいろ)を少(すこ)し入(い)れると、秋(あき)の夕暮(ゆうぐ)れに鳴いている切(せつ)ない雰囲気(ふんいき)が出(で)るかもしれないね。

ササキリの豆知識(まめちしき)

小(ちい)さなキリギリスの仲間(なかま)だよ

ササキリは、草(くさ)むらでよく見かけるキリギリスを小(ちい)さくしたような形(かたち)をしている昆虫(こんちゅう)だよ。主(おも)に林(はやし)の縁(えん)などにある、ササなどの「イネ科(か)の植物(しょくぶつ)」が生(は)えている場所(ばしょ)に住(す)んでいるんだ。

緑(みどり)と黒(くろ)のおしゃれな模様(もよう)

体(からだ)はきれいな緑色(みどりいろ)をしているけれど、目(め)の横(よこ)から羽(はね)の横(よこ)にかけて「黒色(こくしょく)の帯模様(おびもよう)」が入(はい)っているのが一番(いちばん)の特徴(とくちょう)だよ。よく見(み)ると、人間(にんげん)の膝(ひざ)にあたる後(うし)ろ足(あし)の関節(かんせつ)の部分(ぶぶん)も黒(くろ)くなっているんだ。

幼虫(ようちゅう)はとっても派手(はで)な色(しょく)!

成虫(せいちゅう)は緑(みどり)と黒(くろ)の色(しょく)をしているけれど、子(こ)どもの時(とき)(幼虫(ようちゅう))は「頭(あたま)が赤色(あかいろ)(オレンジ色(しょく))で体(からだ)が黒色(こくしょく)」という、とっても目立(めだ)つ派手(はで)な色(しょく)をしているんだ。大人(おとな)になると落(お)ち着(つ)いた色(しょく)に全(まった)く変わってしまうなんて、不思議(ふしぎ)な昆虫(こんちゅう)だね。

お昼(ひる)も元気(げんき)に鳴(な)くよ

秋(あき)に鳴(な)く虫(むし)は夜(よる)に活動(かつどう)することが多(おお)いけれど、ササキリは「お昼(ひる)の明(あか)るい時間(じかん)」にも草(くさ)むらで元気(げんき)に活動(かつどう)しているよ。草の間(あいだ)から「ジギジギジギ」や「シリシリシリ」という小(ちい)さな声(こえ)で鳴(な)くから、耳(みみ)を澄(す)まして探(さが)してみてね。