柏餅の塗り絵
柏餅の特徴
端午の節句の主役!縁起がよくておいしい柏餅
柏餅は、江戸時代から食べられている日本のお菓子だよ。5月5日の「こどもの日(端午の節句)」には欠かせない食べ物だね。上新粉で作った白いお餅の中に、甘いあんこが入っていて、それをカシワの木の葉っぱで包んでいるのが特徴だよ。カシワの葉っぱには独特の良い香りがあって、お餅にその香りが移ることで、よりおいしく感じられるんだ。
柏餅の歴史と願い
柏餅は、江戸時代の中ごろに江戸(今の東京)で生まれたと言われているよ。なぜカシワの葉を使うのかというと、カシワの木は「新しい芽が出るまで、古い葉が落ちない」という不思議な性質を持っているからなんだ。このことから、「子供が生まれるまで親が元気でいる」つまり「子孫繁栄(しそんはんえい)」の象徴として、とても縁起が良い食べ物だとされるようになったんだよ。
柏餅の作り方
柏餅がどうやって作られるのか、簡単に紹介するね。
- お餅を作る:お米を粉にした「上新粉」にお湯を混ぜてこね、蒸し器で蒸し上げるよ。
- さらにこねる:蒸し上がったお餅を、つやが出るまで一生懸命こねるんだ。これで、もっちりとした食感になるよ。
- あんこを包む:丸く広げたお餅の中に、小豆で作った「あんこ」を入れて、半分に折りたたむように包むんだ。
- 仕上げ:最後に、蒸しておいたカシワの葉っぱでお餅をくるんと巻けば完成だよ。
東と西でちがう?柏餅のいろいろ
実は、住んでいる場所によって柏餅の形や葉っぱがちがうことがあるんだよ。
- 関東(東日本):昔からカシワの葉を使った柏餅が一般的だよ。
- 関西(西日本):西日本では昔、カシワの木があまり育たなかったから、代わりに「サルトリイバラ」という植物の丸い葉っぱで包むことが多かったんだ。これを「しば餅」と呼ぶ地域もあるよ。
- あんこの種類:一般的な「こしあん」や「つぶあん」のほかに、京都などでは「みそあん」が入った柏餅も人気があるんだよ。
柏餅の色を塗るコツ
柏餅のぬりえを塗るときは、お餅の「もちもち感」と、葉っぱの「自然な感じ」を意識してみよう!
- 葉っぱの色:カシワの葉は、新しい葉ならきれいな黄緑色、蒸して保存されたものなら少し茶色がかった深緑色や茶色をしているよ。本物みたいにしたいときは、緑色の上に少しだけ茶色を重ねて塗ってみよう。
- 葉っぱのすじ:カシワの葉には、はっきりとした「葉脈(ようみゃく)」という線があるんだ。この線を少し濃い色でなぞると、葉っぱらしさがぐんとアップするよ。
- お餅の色:お餅は白色だけど、うっすらと灰色や水色でかげをつけると、丸みが出て立体的になるよ。ヨモギが入った緑色のお餅や、ピンク色のお餅にしてみるのも楽しいね
お皿を工夫しよう
柏餅をのせるお皿は、木製のものや、和風の模様が入ったお皿がよく似合うよ。きみのお気に入りのお皿を想像して塗ってみてね。
背景を描き足そう
柏餅の周りに、鯉のぼりや兜、お茶などを描き足して、賑やかにしてみよう。折り紙で作った兜を貼り付けるのもいいね。他にも自分の好きなキャラクターや、イラスト、模様などを自由に描いてみてね。
柏餅の豆知識
葉っぱの「裏と表」であんこの中身がわかる?
たくさんの柏餅があるとき、どれに何のあんこが入っているか見分ける方法があるんだ。カシワの葉っぱを裏(ザラザラの方)を外側にして巻いているのは「小豆あん」、表(ツルツルの方)を外側にして巻いているのは「みそあん」というふうに、お店によって使い分けていることがあるよ。
カシワの葉っぱは食べないのが一般的
桜餅の葉っぱは食べる人もいるけれど、柏餅の葉っぱは基本的には食べないんだ。カシワの葉は厚くて硬いし、お餅に香りをつけたり、乾燥を防いだり、バイ菌から守ったりするための役割がメインなんだよ。お餅をはがした後の、あの独特の香りを楽しんでね。
もともとは「ちまき」が主流だった
端午の節句に柏餅を食べる文化は、実は江戸時代に日本で独自に広まったものなんだ。それよりずっと昔や、今の関西地方などでは、中国から伝わった「ちまき」を食べるのが一般的だったよ。江戸の人たちが「縁起が良い!」と柏餅を広めたことで、今のスタイルになったんだね。
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東日本の柏餅
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西日本の柏餅(サルトリイバラ餅・しば餅)
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