コアラの塗り絵

コアラの特徴
ふわふわで可愛らしい! コアラ!
コアラは、丸い耳と大きな鼻、そしてふわふわした毛並みがとても可愛らしい動物です。いつも木の上にいて、ゆっくりと動く姿が特徴です。カンガルーやワラビーと同じ、お腹の袋で赤ちゃんを育てる「有袋類」の仲間です。オーストラリアに住んでいる、とてもユニークな動物です。
どんなところにいるの?
コアラは、オーストラリア東部や南部の、ユーカリの木がたくさん生えている場所に住んでいます。ユーカリの木をすみかにして、葉っぱを食べたり、寝たりして過ごします。地上に降りることはほとんどなく、一生のほとんどを木の上で生活します。
ゆっくり動く秘密
コアラは、一日のほとんどを寝て過ごします。なんと、一日20時間近くも寝ているそうです。どうしてそんなに寝るかというと、コアラが食べるユーカリの葉っぱに秘密があります。ユーカリの葉っぱは、栄養があまりないため、消化するのにたくさんのエネルギーを使います。そのため、体力を温存するために、ゆっくり動いて、よく寝るのです。
器用な手足
コアラの手足には、するどい爪がついていて、ユーカリの木をしっかりつかむことができます。特に、手の指は、2本と3本に分かれていて、木の幹を掴みやすい形になっています。そのため、木から落ちることなく、上手に登ったり、しがみついたりすることができます。
食べ物
コアラは、ユーカリの葉っぱしか食べません。ユーカリの葉っぱには、毒の成分が含まれていますが、コアラの体は、この毒を分解することができます。また、ユーカリの葉っぱの中でも、自分の好きな葉っぱを選んで食べます。
赤ちゃんコアラ
コアラの赤ちゃんは、とても小さく、生まれた時は2センチメートルくらいしかありません。生まれてすぐに、お母さんのお腹にある袋に入り、そこで半年くらい過ごします。袋の中で、お母さんのお乳を飲んで大きくなります。
コアラの色を塗るコツ
色の選び方:ふわふわした毛並みを表現しよう!
コアラのぬりえでは、そのふわふわした毛並みと、優しい色合いを表現することがポイントです。灰色や茶色を使いながら、光が当たっているところや、影になっているところを工夫して塗ると、もっと本物らしくなります。
- 体の色:
- 基本は灰色で塗ります。少しだけ水色や薄い茶色を混ぜて塗ると、深みが出ます。
- ふわふわした毛並みなので、色鉛筆の先で短い線をたくさん描くように塗ると、ふわふわした感じが出ます。
- 光が当たっている背中や、頭のてっぺんは、少しだけ白や薄い灰色を残しておきましょう。
- 影になっているお腹の下側や、足の内側は、濃い灰色やこげ茶色を重ねて塗ると、体がもっこりした立体的な感じになります。
- 耳の色:
- 耳の内側は、白色や薄いピンク色で塗ります。ふわふわした毛が描かれている場合は、その線を丁寧に塗ると可愛らしく見えます。
- 目の色:
- コアラの目は、可愛らしい黒色です。光が当たっているように、白い点をチョンと書き加えると、生き生きして見えます。
- 鼻の色:
- 鼻は、大きくて目立つ黒色で塗りましょう。
- 背景の色:
- コアラがいるのは、ユーカリの木です。緑色や茶色などを組み合わせて、ユーカリの木を描き加えても楽しいです。
立体感を出す塗り方:「濃淡」と「影」を意識しよう!
コアラの体は、丸くてずんぐりしています。この「濃淡」と「影」を上手に表現すると、ぬりえがもっと生き生きして見えます。
- 濃淡を出す場所:
- 体の丸い部分に、光が当たっているところを想像して、少し薄い色を残しておきましょう。
- 毛の短い線を描くように塗ると、毛並みのふわふわした感じが出ます。
- 影を出す場所:
- 体のくびれている部分や、足の内側などは、影になります。
- こういったところに、濃い灰色や黒色を塗ると、体がもっこりした立体的な感じになります。
絵の具や色鉛筆、画材のコツ!
- 色鉛筆:
- 力を入れて濃く塗ったり、力を抜いて薄く塗ったりすることで、濃淡を表現しやすいです。
- 灰色の上に、他の色(黒や白など)を重ねて塗ると、深みのある色になります。
- クレヨン:
- クレヨンで塗ると、ふわふわした感じを出しやすいです。指でこすって色をぼかすこともできます。
- 絵の具:
- 灰色に少しだけ水を混ぜて、薄い灰色を作り、光が当たっている部分に塗ってみましょう。乾いてから、もう一度濃い灰色を重ねて塗ると、深みが出ます。
きみの想像力と、自由な発想で、世界に一つだけの素敵なコアラのぬりえを完成させてください!
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