アトラスオオカブトの塗り絵
アトラスオオカブトの特徴
名前の由来と英語での呼び方
アトラスオオカブトは、ギリシャ神話に出てくる大きな巨人の神様「アトラス」から名前がつけられたんだ。アトラスは大きな空を自分の両肩で担ぐほど力持ちの神様で、その神様のように大きくて力強い角を持っていることからこの名前がついたんだよ。
英語でもそのまま「Atlas beetle(アトラス・ビートル)」と呼ばれていて、世界中でとても有名なカブトムシなんだ。
どこに住んでいるの?見られる地域
アトラスオオカブトは、日本の野生の森には住んでいなくて、アジアのあたたかい南国(東南アジア)のジャングルに住んでいるんだよ。 具体的には、次のような国々にたくさん生息しているんだ。
-
インドネシア(スマトラ島やジャワ島、ボルネオ島など)
-
マレーシア
-
フィリピン
-
タイ
年中あたたかくて、背の高い大きな木がたくさん生い茂る熱帯雨林が、彼らの大好きなホームグラウンドなんだ。日本では、夏の昆虫展や外国の虫を扱っているペットショップで大人気の昆虫だよ。
いつの時期に見れるの?活動のシーズン
一年中ずっとあたたかい熱帯地方に住んでいるから、日本のように「夏だけ」しか動かないわけではなく、一年中いつでも元気に活動しているんだよ。 夜になると活発に動き出す夜行性の昆虫で、ジャングルの高い木の上を飛び回ったり、バナナなどの甘い匂いに引き寄せられて集まったりするんだ。
なにを食べて大きくなるの?
-
大人のカブトムシ(成虫): ジャングルに生えているヤシの木や色んな熱帯の木から出てくる、甘くて栄養たっぷりの「樹液」や、熟して落ちた果物の汁が大好物だよ。お家で飼育するときは、昆虫ゼリーをものすごい勢いでもりもり食べるんだ。
-
赤ちゃんのとき(幼虫): 土の中や、朽ち木の中で暮らす幼虫のときは、キノコの菌などでボロボロに腐った柔らかい木や、栄養たっぷりの黒い土を食べて大きくなるんだよ。
どれくらい生きるの?寿命の秘密
アトラスオオカブトの一生は、卵から生まれて全体を合わせるとだいたい1年前後だよ。 そのうちのほとんど(約8ヶ月から10ヶ月)は土の中で幼虫として過ごしているんだ。サナギの殻を破って大人になり、地上に出て元気に動き回れるようになってからの寿命は、だいたい3ヶ月から6ヶ月くらいだよ。日本のカブトムシよりも少しだけ長生きするんだね。
カッコよさ抜群!3本の立派な角
アトラスオオカブトの最大の武器であり、一番カッコいいところが、頭と胸から伸びる「3本の大きな角」なんだ。
-
上の2本の角は、胸(前胸背板)から前に向かって、大きく回り込むように伸びているよ。
-
下の1本の角は、頭から上に向かってツンと反り上がるように伸びているんだ。
よく似ている世界最強の「コーカサスオオカブト」とは大親友のような関係だけど、コーカサスよりも体が少しだけ小ぶりで、頭の角の途中に小さな突起(ギザギザ)がないことで見分けることができるんだよ。
とっても怒りっぽい?最強の暴れん坊
アトラスオオカブトは、可愛い見た目とは裏腹に、もの凄く気が荒くて狂暴な性格をしているんだ。 樹液の場所をめぐって他の虫と出会うと、すぐに3本の角を大きく広げて相手を威嚇するよ。そして、自慢の角で相手を下からガシッと挟み込んで、木の上から力任せに放り投げてしまうんだ。
さらに、木にしがみつくための前足がもの凄く長いのも特徴で、この長い足を使って相手をがっちりホールドして戦う、ジャングルの格闘家なんだよ。
アトラスオオカブトの色を塗るコツ
メタリックにかがやく黒緑色のボディ
アトラスオオカブトの体は、ただの真っ黒ではないんだ。太陽の光が当たると、緑色やブロンズ(銅色)っぽく光る「メタリックな輝き」を持っているよ。
-
ベースの色使い: 最初から黒一色で強く塗りつぶさずに、まずは全体を「濃い緑色(深緑)」や「オリーブグリーン」で薄く塗ってみよう。
-
ツヤを出す魔法: 体の丸みのある部分や、背中の羽の一番盛り上がっているところを、あえて細く白いまま塗り残して光の筋(ハイライト)を作ってみてね。そのまわりを「真っ黒」で強く塗ってあげると、金属のようにピカピカ輝く硬いボディが表現できるよ!
3本の迫力ある角を立体的に見せる方法
アトラスの自慢である3本の角が、手前にグッと突き出ているようにカッコよく塗るテクニックだよ。
-
角の影のつけ方: 角の下側の部分や、3本の角が合流する頭の付け根の部分に、「真っ黒」を一番濃く強く入れよう。角の先端に向かって少しずつグレーや深緑色のグラデーションにしていくと、角の鋭さと立体感がバッチリ際立つんだ。
長くて力強い足のディテール
獲物や木をガシッと掴む長い足をリアルに仕上げよう。
-
関節とトゲトゲ: アトラスの前足には、ノコギリのような小さなトゲがたくさん生えているんだ。足の線をなぞるときに、このトゲの先っぽや、足の先の鋭いツメを、尖らせた黒い色鉛筆できゅっと濃く塗ってあげよう。これだけで、木にしがみつく力強さが表現できるよ。
-
お腹の節: 横を向いているイラストやひっくり返っているポーズでは、お腹の節の一段一段の隙間に少しだけ茶色やグレーの影を入れてあげると、お腹の丸みが立体的になるんだ。
背景を塗ってジャングルの世界を作ろう
カブトムシが大きな木に止まっているイラストでは、背景を工夫すると主役がもっとカッコよくなるよ!
-
ゴツゴツした木の幹: カブトムシが止まっている木の皮は、線の通りに「茶色」や「焦げ茶色」を縦に大きく動かして塗っていこう。
-
色のコントラストを活かす: カブトムシの体が暗いメタリックカラーだから、まわりのスペースを「明るい黄緑色」や「鮮やかな青空」にしてあげると、アトラスオオカブトの真っ黒で強そうなシルエットがパッと浮き出て、最高にカッコいい昆虫図鑑の1枚が完成するよ!
南国のジャングルを支配する3本角の戦士、アトラスオオカブト。きみの自慢の緑と黒のグラデーションテクニックを使って、ピカピカに輝く最強のカブトムシを誕生させてあげてね!
アトラスオオカブトの豆知識
カッコいい「3本の角」がトレードマーク!
日本のカブトムシの角は前後に2本だけれど、アトラスオオカブトには合計3本の角があるんだ。頭から1本、胸から2本の大きな角が前に向かって美しく伸びていて、まるでギリシャ神話の武器のようなカッコよさがあるんだよ。
名前の由来は「伝説の巨人」から
「アトラス」という名前は、ギリシャ神話に出てくる地球を肩で支える巨大な神様(アトラス)から付けられたんだ。巨人の名前にふさわしい力強さと迫力を持った、東南アジアを代表する大人気なカブトムシなんだよ。
カブトムシ界トップクラスの暴れん坊!
見た目の通りとにかく気が荒くて攻撃的な性格をしているんだ。エサの場所や縄張りに他の昆虫が近づくとすぐに怒って戦いを挑み、自慢の3本の角で相手をガッシリ挟んで力任せに投げ飛ばしてしまうんだよ。
そっくりな「コーカサス」との見分け方
世界最強と言われる「コーカサスオオカブト」と見た目がそっくりだけれど、頭の角(一番下の角)を見ればすぐに見分けられるよ。コーカサスの角には途中に小さなトゲがあるけれど、アトラスの角にはトゲがなくてツルツルと滑らかなんだ。
-
アトラスオオカブト
-
アトラスオオカブト2
-
-
アトラスオオカブト 木の上でポーズ
-