キンメダイ(金目鯛)の塗り絵
キンメダイ(金目鯛)の特徴
金色に光る目の魚
キンメダイは、体がまっ赤で、とても大きな目をもつ魚だよ。
光が当たると、目が金色にかがやいて見えるので、「金目鯛」という名前がついたんだ。
長さは40センチほど。体は平たくて、横から見ると高さのある形をしているよ。
名前に「タイ」とついているけれど、真鯛のなかまではなく、べつのなかまの魚なんだ。
深い海でくらす魚
キンメダイは、深さ200〜800メートルほどの、深い海の岩場でくらしているよ。
深い海には、お日さまの光がほとんどとどかないので、とても暗いんだ。
その暗い海の中で、わずかな光も集められるように、目が大きくなったと考えられているよ。
目のおくには、光をはね返す反射板のようなしくみがあって、ライトを当てると目が金色に光るんだ。
深い海なのに、なぜ赤い?
深い海には、赤い光がとどかないよ。
赤い光がない所では、赤い色は黒っぽく見えて、まわりにとけこんでしまうんだ。
だから、深い海では、赤い体はかえって目立たない色なんだよ。
キンメダイのほかにも、深い海には赤い魚やエビがたくさんいるんだ。
赤い体は、深い海で敵から身をかくすための、かしこいくふうなんだね。
2枚の塗り絵
1枚目は、写真をもとに、キンメダイ1ぴきを真横から描いた絵だよ。大きな目と、ふたまたに分かれた尾びれがよくわかるね。
2枚目は、深い海の岩場でくらすキンメダイたちの場面。
大きな目でこちらを見つめるキンメダイ、口をあけてエビを食べようとするキンメダイ、岩のすき間からのぞくキンメダイがいるよ。
1ぴきずつ、何をしているか見てみてね。
冬においしい、ごちそうの魚
キンメダイは、冬に脂がのって、とくにおいしくなる魚だよ。
あまからく煮た煮つけが、いちばん有名な食べ方なんだ。
赤い色がおめでたいので、お祝いの席で出されることもあるよ。
新しいものは、おさしみやおすし、しゃぶしゃぶでも食べられるんだ。
深い海の魚では、アンコウの塗り絵もあるので、いっしょにぬってみてね。
キンメダイ(金目鯛)の色を塗るコツ
体は、あざやかな赤で
キンメダイの体は、赤や朱色でぬろう。
背中のほうをこい赤、おなかのほうをピンクやうすいオレンジにすると、本物のキンメダイらしくなるよ。
うろこのあみ目にそって、ところどころ白く残すと、きらきら光る体になるんだ。
目は、金色を主役に
大きな目は、黒目のまわりの輪を金色や黄色でぬろう。
黒目の中の小さな丸は白いまま残すと、光っている目になるよ。
目がいちばん目立つように、まわりの顔の赤は少しうすめにするのがコツなんだ。
ひれは、赤とオレンジで
ひれは、体と同じ赤や、少し明るいオレンジでぬってみよう。
ひれの筋にそって色をぬると、すけるようなひれになるよ。
ひれのふちだけ少しこくすると、形がくっきりするんだ。
深い海は、こい青とむらさき
2枚目の海の水は、こい青やあい色、むらさきでぬって、暗い深海にしよう。
泡は白いまま残すと、深い海の中でぽつぽつ光って見えるよ。
岩は灰色や茶色、サンゴは白やうすいピンクにすると、深海らしくなるんだ。
群れは、1ぴきずつ赤を変えて
2枚目のキンメダイは、1ぴきずつ、赤、朱色、ピンクがかった赤と、少しずつ色を変えてぬってみよう。
手前の大きなキンメダイは明るく、岩のかげや遠くのキンメダイはこい赤にすると、奥行きが出るよ。
キンメダイ(金目鯛)の豆知識
夜になると上へ
キンメダイは、昼は深い海の底近くにいて、夜になると少し浅い所まで上がってくるよ。
上がってきて、小さな魚やイカ、エビを食べるんだ。
キンメダイの釣り
キンメダイは、とても深い所にいるので、釣るのも大変だよ。
長い糸の先に、たくさんの釣り針をつけた立てなわという道具を、深い海までしずめて釣るんだ。
静岡県の伊豆や、千葉県の銚子、高知県の室戸などが、キンメダイの産地として有名だよ。
生まれたときは赤くない
キンメダイの子どもは、生まれてしばらくは、海の浅い所でくらしているよ。
そのころの体は、赤ではなく銀色っぽい色をしているんだ。
大きくなって深い海へうつると、まっ赤な体になっていくよ。
「タイ」とつく魚
日本には、名前に「タイ」とつく魚が200種類以上もいると言われているよ。
でも、本当のタイのなかまは、そのうちのわずかなんだ。
赤くて形が似ていたり、おいしかったりする魚に、人気者の「タイ」の名前をつけたと考えられているよ。
キンメダイも、そんな「あやかりダイ」のひとつなんだ。
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キンメダイ(横から)
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深い海のキンメダイ
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