クリスマスプレゼントに贈る画材セット|年齢別の選び方と失敗しない3つの注意点

クリスマスプレゼントに贈る画材セット|年齢別の選び方と失敗しない3つの注意点

クリスマスプレゼントに何を贈るか。おもちゃは持っている、服はサイズが分からない、ゲームはまだ早い——そんなときの選択肢として、画材セットは意外と手堅い候補です。

消耗品なので置き場所に困らず、年齢に合っていれば長く使えます。何より、贈ったあとに「これで何を描く?」という会話が生まれるのが、ほかのプレゼントにはない良さです。

この記事では、贈る相手の年齢別に画材セットの選び方を整理します。予算と、失敗しないための注意点もまとめました。

贈り物として選ぶときの3つの注意点

1. すでに持っているものと重ならないか

色鉛筆はどの家にもあります。同じ12色セットを贈っても喜ばれません。「持っているものより一段上」を意識してください。12色を持っているなら24色、普通の色鉛筆を持っているなら水彩色鉛筆、というふうにずらします。

2. 親が片づけられる範囲か

絵の具や大量のマーカーは、贈られた家庭の負担になることがあります。水を使う画材、机が汚れる画材は、相手の生活を知っている場合にかぎったほうが無難です。

その点、色鉛筆は準備も片づけもいらない画材です。贈り物として選ばれやすい理由がここにあります。

3. 缶ケース入りかどうか

意外に大きいのがこれです。缶ケースに入っていると、それだけで開けた瞬間の特別感が違います。紙箱のものと中身が同じでも、贈り物としての印象が変わります。

年齢別の選び方

年齢贈るなら予算の目安
2〜3歳太軸・三角軸の色鉛筆 12色1,000〜2,000円
4〜6歳缶ケース入り 24色1,500〜3,000円
小学校低学年24〜36色、または水彩色鉛筆2,000〜4,000円
小学校中学年以上水彩色鉛筆 36色以上3,000〜6,000円
大人油性色鉛筆 72色以上5,000円〜

年齢別の詳しい選び方は子どもの色鉛筆の選び方にまとめています。

一段上を贈るなら水彩色鉛筆

「色鉛筆はもう持っている」という相手に効くのが水彩色鉛筆です。普通に塗ったあと、水を含ませた筆でなぞると水彩画のようににじみます。

同じ塗り絵が2通りに仕上がるので、持っているぬりえをもう一度楽しめます。水を使うといっても筆1本で済むので、片づけの負担も小さめです。

画材だけでは物足りないときは

色鉛筆だけだと少し寂しい、という場合は「塗るもの」を添えると形になります。ぬりえ図鑑のぬりえは無料で印刷できるので、好きな図案を何枚か印刷して、リボンで束ねて渡すという手があります。

贈る相手の好きなものに合わせて選べるのが強みです。恐竜が好きな子には恐竜を、電車が好きな子には電車を。「あなたのために選んだ」が伝わります。

印刷する紙は少し厚手にすると、束ねたときに見栄えがします。グラデーションのコツを印刷して一緒に渡すのもよいかもしれません。

開けてすぐ遊べる状態にしておく

クリスマスプレゼントに画材を選ぶとき、見落とされがちなのが当日の状況です。

朝、包みを開けて、色鉛筆が出てきたとします。紙がなければ、そこで止まります。他にもらったおもちゃのほうへ関心が移り、画材は箱に戻ります。

防ぎ方は単純で、紙を一緒に用意しておくことです。

  • 塗る紙を5枚ほど印刷しておく|その子が好きな題材で。前日に刷っておきます
  • スケッチブックを1冊|自由に描きたい子にはこちら
  • 鉛筆削りも一緒に|削れないと数日で使えなくなります

その場で1枚塗り始められるかどうかが分かれ目です。ここを越えれば、そのあと何か月も使われます。

画材は「増やす」より「そろえる」

すでに色鉛筆を持っている子に、別の画材を贈るべきか——という相談はよくあります。

結論としては、種類を増やすより、いま使っているものを良くするほうが喜ばれます。12色を持っているなら24色へ。子ども向けを使っているなら、芯のやわらかいものへ。同じ塗り方のまま、結果だけが良くなるので、違いが分かりやすいのです。

逆に、クレヨンを持っている子にマーカーを贈るような「別ジャンル」は、当たり外れが大きい。使い方を覚え直す必要があるぶん、しまわれてしまうことがあります。

ただし例外があります。その子が今つまずいていることが分かっている場合です。「はみ出すのを気にしている」ならクーピー(消せる)。「広い面を塗るのが面倒」ならマーカー。困りごとに対する答えとして贈るなら、別ジャンルでも当たります。