獅子舞の塗り絵
獅子舞の特徴
お正月にやってくる獅子
獅子舞は、獅子の頭をかぶり、布をまとった人が、たいこや笛に合わせておどる、日本の伝統の芸能だよ。
獅子は、ライオンをもとにして考えられた、想像の生きものなんだ。
大むかしに中国からつたわり、今ではお正月やおまつりのときに、日本の各地で見ることができるよ。
大きな口の獅子頭
1枚目は、木でできた獅子頭の絵だよ。
ぎょろりとした大きな目、まるい鼻、大きく開けた口と、ずらりとならんだ歯があるね。
獅子頭は、口をぱくぱくと開けたりしめたりできるようになっていて、「かちかち」と歯を鳴らすんだ。
うしろに広がっているのは、獅子の体になる布だよ。
頭をかんでもらうと、元気になる
獅子に頭をかんでもらうと、悪いものを食べてもらえて、その1年を病気をせずに元気にすごせるといわれているよ。
2枚目の塗り絵では、獅子が男の子の頭をかもうと、顔を近づけているね。
男の子はちょっぴりどきどきしながら、わらっているよ。
着物を着たお母さんと女の子もいっしょだね。
家の前には門松と、門の上にしめ飾りがかざってあるよ。
町をねり歩く獅子舞
3枚目は、お正月の町の通りを、獅子舞がまわっている絵だよ。
獅子の布のすそから、人の足が2本見えているね。
右には、たいこをたたく人と、笛をふく人がいて、音楽で獅子舞をもり上げているんだ。
古い町家の前で見物している人や、空にあがるたこもさがしてみてね。
獅子舞の音楽「おはやし」
獅子舞は、たいこや笛、かねなどの音楽に合わせておどるよ。
この音楽を「おはやし」というんだ。
ゆっくりとした音楽では、獅子はねむったり、あたりを見まわしたりして、はやい音楽になると、はげしく頭をふっておどるよ。
獅子の動きをよく見ると、本物の生きもののように、まばたきしたり、体をかいたりすることもあるんだ。
獅子舞は、地方によっておどりかたや獅子頭の形がちがうよ。
住んでいる町の獅子舞は、どんな顔をしているかな。
見かけたら、こわがらずに頭を出してみてね。
獅子舞の色を塗るコツ
獅子頭は、赤と金で
獅子頭は、赤でぬることが多いよ。
まゆや毛は黒、歯は金色や白、目は白目を残して黒目をぬると、いきいきした顔になるね。
黒い獅子頭や金色の獅子頭もあるので、すきな色をえらんでみよう。
うずまきの布は、みどりと白
獅子の体の布は、みどりに白いうずまきもようのものがよく知られているよ。
布をみどりでぬって、うずまきの線のところを白く残すと、本物らしくなるね。
着物と町なみを、はなやかに
2枚目の着物は、女の子を赤やピンク、男の子のはかまをこん色やグレーにすると、お正月らしいよ。
3枚目の町家はこげ茶、のれんはあい色、空は水色でぬってみよう。
たいこと笛の人は、はっぴを着て
3枚目のたいこをたたく人や笛をふく人は、はっぴを着ているよ。
はっぴはこん色や赤、頭にまいたはちまきは白や赤にすると、おまつりらしくなるね。
たいこの胴はこげ茶、皮をはったところはクリーム色でぬってみよう。
門松としめ飾りも、わすれずに
2枚目の門松の竹はみどり、松の葉はこいみどり、下のわらは黄土色だよ。
しめ飾りの白い紙の紙垂は、白く残しておこう。
しめ縄は黄土色、まん中のかざりはオレンジや赤でぬると、ぐっとお正月らしくなるね。
玄関の戸はこげ茶にして、かざりを目立たせよう。
獅子舞の豆知識
家をまわる獅子舞
むかしは、お正月になると、獅子舞の人たちが家を1けんずつまわって、おどりを見せていたよ。
三重県の伊勢大神楽のように、今も各地をまわって獅子舞を見せている人たちがいるんだ。
大人数でおどる獅子もいる
獅子舞には、1人で入るものや、2人で前足と後ろ足になるものがあるよ。
地方によっては、10人以上が布の中に入る、とても長い獅子もあるんだ。
かまれると、ちょっとこわい?
小さな子どもは、獅子にかまれると泣いてしまうこともあるよ。
でも、それも元気に育つための、えんぎのよいことなんだね。
ライオンを見たことがなかった
獅子舞がつたわったころ、日本の人は、本物のライオンを見たことがなかったよ。
だから、話を聞いて想像しながら獅子頭を作ったんだ。
そのため、獅子頭には角がはえていたり、りゅうのような顔をしていたりするものもあるよ。
本物のライオンの写真とくらべてみると、おもしろいね。
ライオンにはない、まき毛のまゆや大きな歯をさがしてみよう。
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町をまわる獅子舞
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