書き初めの塗り絵

難易度:
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書き初めの特徴(とくちょう)

新(あたら)しい年(ねん)に、はじめて書(か)く字(じ)

書き初(はじ)めは、新(あたら)しい年(ねん)になって、はじめてふでと墨(すみ)で字(じ)を書(か)く行事(ぎょうじ)だよ。
ふつうは1月(がつ)2日(か)に書(か)くんだ。
その年(ねん)の目標(もくひょう)や、すきなことば、おめでたいことばを、心(こころ)をこめて書(か)くよ。
むかしは、宮中(きゅうちゅう)でおこなわれていた行事(ぎょうじ)で、江戸時代(えどじだい)に寺子屋(てらこや)で子(こ)どもたちが習(なら)うようになって、広(ひろ)まったといわれているんだ。

書き初(はじ)めの道具(どうぐ)

1枚目(まいめ)は、書き初(はじ)めで使(つか)う道具(どうぐ)の絵(え)だよ。
墨(すみ)をする四角(しかく)い石(いし)のすずりと、墨(すみ)、太(ふと)いのと細(ほそ)いのの2本(ぽん)のふでがあるね。
左(ひだり)の水差(みずさ)しは、すずりに水(みず)を入(い)れる道具(どうぐ)だよ。
手前(てまえ)の長(なが)い棒(ぼう)は文鎮(ぶんちん)といって、紙(かみ)が動(うご)かないようにおさえるんだ。
うしろには、まだ何(なん)も書いていない半紙(はんし)が広げてあるよ。

さあ、書きはじめよう

2枚目(まいめ)は、着物(きもの)を着(き)た女(おんな)の子(こ)が、書き初(はじ)めをしている絵(え)だよ。
ふでをまっすぐに立(た)てて、半紙(はんし)に向(む)かって、今(いま)まさに書きはじめるところなんだ。
となりでは、お父(とう)さんが正座(せいざ)をして、やさしく見(み)守(まも)っているね。
うしろのかべには、お正月(しょうがつ)あそびのたこと羽子板(はごいた)がかざってあるよ。

書いた紙(かみ)は、どんど焼きで

3枚目(まいめ)は、どんど焼きの絵(え)だよ。
どんど焼きは、1月(がつ)15日(か)ごろの小正月(こしょうがつ)に、門松(かどまつ)やしめ飾りなどのお正月(しょうがつ)かざりを集(あつ)めて燃(も)やす行事(ぎょうじ)なんだ。
書き初(はじ)めの紙(かみ)も、いっしょに燃(も)やすよ。
燃えた紙(かみ)が高(たか)くまい上(あ)がると、字(じ)が上手(じょうず)になるといわれているんだ。
竹(たけ)で高(たか)く組(く)んだやぐらのまわりで、家族(かぞく)みんなが火(ひ)を見上げているね。

書き初(はじ)めで書(か)くことば

書き初(はじ)めでは、「はつ日(か)の出(で)」や「新春(しんしゅん)」、「希望(きぼう)」、「夢(ゆめ)」など、新(あたら)しい年(ねん)にぴったりのことばを書(か)くことが多(おお)いよ。
自分(じぶん)の今年(ことし)の目標(もくひょう)を、1字(じ)で書(か)くのもいいね。
大(おお)きく、のびのびと書(か)くのがコツだよ。
書き初(はじ)めのあとは、どんな字(じ)を書いたか、家族(かぞく)に見(み)せてみよう。
書いた紙(かみ)は、お正月(しょうがつ)のあいだ、かべにはってかざっておく家(いえ)もあるんだ。
学校(がっこう)では、冬休(ふゆやす)みに書いた書き初(はじ)めを、ろうかや教室(きょうしつ)にならべてかざることもあるよ。
みんなの字(じ)をくらべて見(み)るのも楽(たの)しいね。

書き初めの色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

すずりと墨(すみ)は、黒(くろ)やグレー

1枚目(まいめ)のすずりと墨(すみ)は、黒(くろ)やこいグレーでぬろう。
すずりのくぼみにたまった墨(すみ)は、とくにこくぬると、本物(ほんもの)らしいよ。
ふでの毛(け)は白(しろ)やうすい茶色(ちゃいろ)、じくは茶色(ちゃいろ)、水差(みずさ)しは青(あお)やみどりがおすすめ。
半紙(はんし)は白(しろ)く残(のこ)しておこう。

着物(きもの)は、お正月(しょうがつ)らしく

2枚目(まいめ)の女(おんな)の子(こ)の着物(きもの)は、赤(あか)やピンク、帯(おび)は黄色(きいろ)や金色(きんいろ)にすると、はなやかになるね。
お父(とう)さんの着物(きもの)はこん色(いろ)やグレーにして、女(おんな)の子(こ)を目立(めだ)たせよう。
半紙(はんし)の下(した)の下(した)じきは、こい緑(みどり)やこん色(いろ)だよ。

ほのおは、黄色(きいろ)からオレンジ、赤(あか)へ

3枚目(まいめ)のほのおは、まん中を黄色(きいろ)、外(そと)がわへいくほどオレンジ、赤(あか)にすると、いきおいよく燃えて見(み)えるよ。
竹(たけ)はみどり、わらは黄土色(おうどいろ)、遠(とお)くの山(やま)はうすい水色(みずいろ)でぬってみよう。

たこと羽子板(はごいた)は、はでな色(いろ)に

2枚目(まいめ)のかべのたこは、赤(あか)や黄色(きいろ)、青(あお)でぬり分(わ)けると、お正月(しょうがつ)らしくなるよ。
羽子板(はごいた)は、金色(きんいろ)や赤(あか)でぬって、もようを入(い)れてもいいね。
たたみはうすい黄(き)みどり、障子(しょうじ)の紙(かみ)は白(しろ)く残(のこ)すと、へやがすっきり見(み)えるよ。

見守る人(ひと)たちのコートは明(あか)るく

3枚目(まいめ)の人(ひと)たちは、冬(ふゆ)のコートやマフラーを着(き)ているよ。
子(こ)どものミトンの手(て)ぶくろや毛糸(けいと)のぼうしは、赤(あか)や黄色(きいろ)にして、かわいくしよう。
大人(おとな)のコートは、こん色(いろ)や茶色(ちゃいろ)にすると、子(こ)どもが目立(めだ)つよ。

書き初めの豆知識(まめちしき)

若水(わかみず)で墨(すみ)をする

むかしは、元日(がんじつ)の朝(あさ)にくんだはじめての水(みず)、「若水(わかみず)」で墨(すみ)をすって、書き初(はじ)めをしたよ。
若水(わかみず)は、1年(ねん)の悪(わる)いものをはらう、とくべつな水(みず)と考(かんが)えられていたんだ。

学校(がっこう)の冬休(ふゆやす)みの宿題(しゅくだい)にも

今(いま)では、冬休(ふゆやす)みの宿題(しゅくだい)として、書き初(はじ)めをする小学生(しょうがくせい)も多(おお)いよ。
ふつうの半紙(はんし)より細長(ほそなが)い、書き初(はじ)め用(よう)の紙(かみ)に書(か)くことが多(おお)いんだ。

どんど焼きのおもち

どんど焼きの火(ひ)で焼(や)いたおもちやだんごを食(た)べると、その1年(ねん)、かぜをひかないといわれているよ。
地方(ちほう)によっては「左義長(さぎちょう)」や「さいと焼き」など、いろいろなよび名があるんだ。

筆(ふで)の持(も)ちかた

書き初(はじ)めでは、ふでをまっすぐ立(た)てて持つのが基本(きほん)だよ。
2枚目(まいめ)の女(おんな)の子(こ)のように、背(せ)すじをのばして、半紙(はんし)をよく見(み)てから書きはじめるんだ。
左手(ひだりて)で半紙(はんし)のはしをおさえると、紙(かみ)が動(うご)かず書きやすいよ。
墨(すみ)は、ゆっくりすると、こくてきれいな色(いろ)になるんだ。
すずりに少(すこ)しずつ水(みず)を足(た)しながら、力(ちから)を入(い)れすぎずに、まるくするのがコツだよ。
今(いま)は、すぐに使える墨汁(ぼくじゅう)を使(つか)うことも多(おお)いね。