おせち料理の塗り絵
おせち料理の特徴
お正月に食べる、とくべつな料理
おせち料理は、お正月に家族で食べる、とくべつなごちそうだよ。
もとは、季節のかわりめの「節」の日に、神さまにおそなえした料理のことを「御節供」とよんでいたんだ。
今では、1年でいちばん大切な正月の料理を、おせちとよぶようになったよ。
年末のうちに作っておいて、お正月の3日間は、台所でたくさん火を使わなくてすむようにしたともいわれているんだ。
重箱に、重ねてつめる
1枚目は、おせちを入れる重箱の絵だよ。
3つの箱を重ねて、いちばん上にふたをしているね。
重ねるのは、めでたいことが重なりますようにというねがいからなんだ。
下にはふろしきがしいてあって、横には、お正月に使う祝いばしがおいてあるよ。
1つ1つに、ねがいがある
2枚目は、重箱につめたおせちを、真上から見た絵だよ。
こしが曲がったえびは、こしが曲がるまで長生きできますように。
黒豆は、まめに(元気に)はたらけますように。
黄金色の栗きんとんは、お金にこまりませんように。
まきもののようなだて巻きは、勉強ができますように。
あなのあいたれんこんは、先が見通せますように。
昆布巻きは「よろこぶ」、つぶつぶの数の子は、子どもや孫がたくさん生まれますように、というねがいだよ。
半月の形のかまぼこは、日の出の形ににているといわれているんだ。
お正月の朝の食卓
3枚目は、お正月の朝の、たたみの部屋の食卓だよ。
まん中に、ふたを開けた重箱があって、まわりにお雑煮のおわんがならんでいるね。
おくの床の間には、鏡餅と、日の出と松のかけじく、花びんには梅の花がかざってあるよ。
重箱の段ごとに、入れるものがある
おせちは、重箱の段ごとに入れる料理が決まっていることがあるよ。
1の段には、黒豆や数の子などの「祝い肴」や、だて巻きやかまぼこなどの「口取り」を入れるんだ。
2の段には、えびやぶりなどの焼きもの、3の段には、れんこんや里いもなどの煮ものを入れることが多いよ。
家によって、つめかたはいろいろなんだ。
おせち料理の色を塗るコツ
重箱は、黒と赤で
重箱は、外がわを黒、内がわを赤でぬることが多いよ。
1枚目の重箱のもようの雲は金色や黄色、梅の花はピンクや白にすると、お正月らしくなるね。
ふろしきは、すきな色でぬってみよう。
おせちは、色の組み合わせが大切
2枚目のおせちは、赤・黄・黒・白・みどりがそろうと、おいしそうに見えるよ。
えびは赤、栗きんとんとだて巻きは黄色、黒豆は黒、かまぼこはふちをピンクにしよう。
数の子は黄色、昆布巻きはこげ茶、すきまの葉っぱはみどりでぬってね。
食卓は、明るい朝の光で
3枚目のおわんや小皿にも、梅の花のもようがあるよ。
もようをピンクでぬると、食卓がぱっと明るくなるね。
鏡餅の上のだいだいはオレンジ、かけじくの日の出は赤にしよう。
お雑煮のおわんも、ていねいに
3枚目のお雑煮は、おもちを白、なるとはうずまきをピンク、青菜をみどりでぬってね。
おつゆはうすい黄色やうすい茶色にすると、あたたかそうだよ。
重箱のふたにある梅の枝も、花をピンク、枝をこげ茶でぬると、はなやかな食卓になるね。
たたみはうすい黄みどり、座卓はこげ茶でぬって、ごちそうを目立たせよう。
障子のおくの庭は、うすい色でさっとぬると、朝の光が明るく見えるよ。
おせち料理の豆知識
お雑煮は、地方でちがう
おせちといっしょに食べるお雑煮は、住んでいる地方で、作りかたがちがうよ。
東日本では四角いおもちを焼いて、すんだおつゆに入れることが多いんだ。
西日本では丸いおもちを、白みそのおつゆに入れる地方もあるよ。
祝いばしは、両はしが細い
お正月に使う祝いばしは、両はしが細くなっているよ。
かた方を人が、もうかた方を神さまが使って、いっしょに食事をするという意味があるといわれているんだ。
おもちの行事もたくさん
お正月のころには、餅つきや鏡開き、七草粥など、食べものにまつわる行事がたくさんあるよ。
えびの色は、おめでたい赤
えびは、ゆでると赤くなるよ。
赤と白は、日本ではおめでたい色とされていて、おせちには紅白のかまぼこなど、赤と白の料理がよく入っているんだ。
長いひげとまがったこしは、おじいさんのすがたにもにていて、長生きのしるしなんだね。
おせちを食べるときは、1つ1つのねがいを思い出しながら食べてみよう。
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おせちの重箱
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重箱につめたおせち
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お正月の朝の食卓
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