大掃除の塗り絵
大掃除の特徴
年のおわりの、とくべつな掃除
大掃除は、年のおわりの12月に、家じゅうをいつもよりていねいに掃除することだよ。
ふだんは手がとどかない天井や窓、家具のうしろまで、1年分のよごれやほこりをとるんだ。
家の中がきれいになると、気もちもすっきりして、新しい年をむかえるじゅんびができるね。
お正月の神さまをむかえるため
むかしの人は、お正月になると「年神さま」という神さまが、家にやってくると考えていたよ。
年神さまは、その年のしあわせや、ゆたかなみのりをはこんでくれる神さまなんだ。
大掃除は、もともと、この神さまをきれいな家でおむかえするための行事だったんだよ。
むかしは煤払いとよばれ、家の中にたまったすすやほこりをはらっていたんだ。
掃除の道具をあつめよう
1枚目は、掃除で使う道具の絵だよ。
ゆかをはくほうき、ごみをあつめるちりとり、水を入れるバケツとぞうきん、それにスポンジもあるね。
手前にある、棒の先に細長い布のふさがついた道具ははたきだよ。
高いところのほこりを、ぱたぱたとはらい落とすんだ。
お手つだいで、窓ぴかぴか
2枚目では、子どもが2人でお手つだいをしているよ。
1人はふみ台に乗って窓ガラスを、もう1人はしゃがんでゆかを、ぞうきんでふいているね。
頭には、ほこりがつかないように三角きんをまいているよ。
窓の外の木は葉が落ちて、冬のけしきになっているね。
家族みんなで、大いそがし
3枚目は、たたみの部屋で、家族みんなが大掃除をしている絵だよ。
お父さんはふみ台に乗って、はたきで天井近くのほこりをはらっているね。
お母さんは、はりかえるために外した障子を運んでいるよ。
男の子はほうきでたたみをはき、女の子はえんがわのゆかをぞうきんでふいているね。
へやのすみのごみぶくろや、本をつんだ箱、庭の松の木や灯ろうもさがしてみてね。
大掃除がおわったら、お正月かざり
大掃除で家がきれいになったら、いよいよお正月のかざりつけだよ。
玄関には門松やしめ飾りをかざり、へやには鏡餅をおそなえするんだ。
かざりは、12月28日ごろまでにすませる家が多いよ。
29日は「9」が「苦」につながるので、さけるといわれているんだ。
大掃除の色を塗るコツ
道具は、ぜんぶちがう色に
1枚目の道具は、1つずつちがう色でぬると、にぎやかになるよ。
バケツは水色や赤、ちりとりは黄色やみどり、スポンジは黄色がおすすめ。
ほうきの穂は黄土色、まわりのあわは、ぬらずに白く残すか、うすい水色でふちだけぬってみよう。
三角きんとエプロンを、おそろいに
2枚目の子どもたちは、三角きんとエプロンを、ピンクや水色でおそろいにしてもかわいいね。
窓ガラスはうすい水色で、ななめにさっと線を入れるように少しだけぬると、ぴかぴかに見えるよ。
たたみと木の色を、ぬり分けよう
3枚目のたたみはうすい黄みどり、たたみのふちはこい色にすると、へやらしくなるよ。
柱や障子のわくはうすい茶色、障子の紙は白く残そう。
家族4人の服は、1人ずつちがう色にすると、だれがどこにいるか見つけやすいね。
庭の松はこいみどり、空はうすい水色で、冬の晴れた日にしよう。
ほこりとあわで、掃除らしく
はたきのふさは、赤や黄色など、目立つ色にすると楽しいね。
ぞうきんは白のままでもいいし、水色や黄色にしてもかわいいよ。
2枚目のバケツの水は、水色でうすくぬってみよう。
ゆかの木の板は、1まいずつ少し色をかえてぬると、木目らしくなるよ。
ぴかぴかになった窓やゆかに、白いペンで小さな星をかきこむと、きれいになったようすが出るね。
大掃除の豆知識
むかしは12月13日だった
江戸時代、江戸城では毎年12月13日に、すす払いをしていたよ。
この日は、お正月のじゅんびを始める「正月事始め」の日とされていたんだ。
今でも、この日のころに、すす払いをするお寺や神社があるよ。
大きなお寺のすす払い
京都の大きなお寺では、毎年12月に、たくさんの人が長い竹の棒でたたみをたたいて、ほこりを出すすす払いがおこなわれるよ。
大きなうちわであおいで、ほこりを外へ追い出すんだ。
あたたかい日にやるのがコツ
寒い冬は、よごれがかたくなって落ちにくいんだ。
大掃除は、晴れたあたたかい日の昼まにすると、水ぶきがしやすく、窓もかわきやすいよ。
障子のはりかえ
むかしの家では、大掃除のときに障子の紙をはりかえることが多かったよ。
3枚目の絵で、お母さんが障子を運んでいるのも、そのためなんだ。
古い紙をはがすとき、子どもが指でぷすぷすとあなをあけるのは、ちょっと楽しいお手つだいだったんだよ。
-
掃除の道具
-
窓ふきのお手つだい
-
-
家族みんなで大掃除
-