子(ね)干支の塗り絵
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子(ね)干支の特徴
干支の 始まりの 動物!
日本の「干支」は、12種類の動物のことで、年や方角などを表すために昔から使われてきました。ねずみ(子)は、この12種類の中で一番目の動物として知られています。
なぜ 一番目になったの?
昔々、神様が動物たちに「新年のあいさつに来た、早いもの順に一年をまかせるぞ」と伝えました。足の遅いねずみは、牛の背中にこっそり乗せてもらい、ゴール直前で飛びおりて、なんと一番になったというお話があります。これは、ねずみの賢さと素早さを表しているよ。
- ねずみは知恵を使い、工夫して一番になりました。
- このお話から、ねずみ年には「新しい物事が始まる」「目標を達成できる」という意味がこめられています。
小さくても 大活躍!
ねずみは体がとっても小さいけれど、小さな体で大きなことを成しとげる力を持っていると考えられています。また、ちょこまかと動く姿から、フットワークの軽さや運を運んでくる動物としても人気があります。
たくさん 増える!
ねずみは、一年間に何回も赤ちゃんを産むことができます。このことから、子孫繁栄(家族が増えていくこと)や、財産が増えることの象徴とされています。
- ねずみがたくさんいる家は、食べ物に困らない豊かな家だとも言われていました。
- たくさんのものが増えていく、繁盛するという願いがこめられています。
おにぎりを 持っているのは なぜ?
この絵のねずみは、おにぎりを持っているね!ねずみは、食べ物やお米と深いつながりがあります。
- 昔から、ねずみは食べ物をためこむ習性があるため、豊かな実りの象徴とされてきました。
- おにぎりは、日本人の大切な食べ物であるお米でできています。このねずみは、「食べ物に困らないように」という願いをこめて、大切なおにぎりを抱えているのかもしれないね!
ねずみ年の人は どんな人?
干支のねずみ年に生まれた人は、ねずみの賢さや、ちょこまかとよく動くことから、次のような特徴があると言われているよ。
- 賢くて、よく気が利く:まわりのことをよく見て、すぐに行動できる。
- 真面目で、頑張り屋:目標を決めたら、コツコツと努力を続けることができる。
- お金を上手に使える:無駄遣いをせず、大切にお金をためるのが得意。
ねずみ年に 生まれた 年は?
ねずみ(子)年生まれの人は、次の年に生まれた人たちだよ。
- 2044年
- 2032年
- 2020年
- 2008年
- 1996年
- 1984年
子(ね)干支の色を塗るコツ
色の選び方:干支のねずみを カラフルに楽しもう!
基本的な体の色:ねずみは、普通は灰色や茶色、白だけど、このぬりえは干支のねずみだから、自由な色で塗ってみよう!
- かわいい色:ピンク、水色、黄色などの明るい色で、かわいらしいねずみにするのも楽しいね。
- 金運アップの色:黄色や金色で塗ると、財産が増えるご利益があるかも!
- 和風の色:日本の干支なので、朱色や紺色のような、日本の昔からある色を使ってみるのも素敵だよ。
- 耳や手の内側は、体より少し薄いピンクや肌色にすると、やわらかそうな感じが出るよ。
立体感を出す塗り方:まるく ふっくらと 見せよう!
ねずみの顔や体は、丸くてふっくらしています。丸いものに色を塗る時は、「かげ」と「ひかり」を意識すると、立体的に見えるよ。 かげになる場所
- おにぎりの後ろ(おにぎりで隠れている部分)
- あごの下や、しっぽの付け根
- 体の下側(地面に近いところ)
- メインの色より少し濃い色をフチの方に塗ると、ぷっくりした丸みが出るよ。 ひかりが当たる場所
- 逆に、おでこやお腹、ほっぺたなど、真ん中あたりは薄い色を残すと、光が当たっているように見えるよ。
特徴的な「うずまき模様」を 目立たせよう!
このねずみには、体にうずまきや丸の模様が描かれています。この模様は、ぬりえの一番のポイントだよ!
- 模様の部分だけ、体の色とは違う色や濃い色で塗ると、個性的でおしゃれなねずみになるよ。
- うずまきの一つ一つを、赤や青、黄色など、カラフルな色で塗っていくのも楽しいね!
- 模様を塗る時に、色鉛筆の線が残るように塗ると、布のようなザラザラした質感も出るよ。
おにぎりを おいしそうに 塗る コツ!
ねずみが抱えているおにぎりは、とても大事な部分です。
- おにぎりの「ご飯」の部分は、白や薄いクリーム色で、フワッとした感じを出そう。
- おにぎりの「のり」の部分は、濃い緑や黒で、パリッとした感じを出そう。少しだけ光っているように、白い線を一本入れると、もっとリアルになるよ。
ぬりえを楽しむためのヒント!
- 自由に表現しよう!
- 本物の色にこだわらず、きみの「こんなねずみがいたらいいな!」と思う色に塗っていいんだよ。カラフルなねずみも楽しいね!
- 背景を描き加えてみよう!
- ねずみが、お正月の餅のそばにいるところ? 金色の小判の山の上にいるところ? 背景を描き加えると、もっと絵が生き生きするよ!
きみの好きな色で、賢くてかわいい「ねずみ」を完成させてね!
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子(ね)干支
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子(ね)干支2
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子(ね)干支3