酉(とり)干支の塗り絵
難易度:

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酉(とり)干支の特徴
10番目! 新しい朝を 告げる 鳥
干支の「酉」は、十二支の十番目にあたるよ。ニワトリ(特に雄鶏)のことを指していて、毎朝「コケコッコー!」と鳴いて、夜明けと新しい朝の始まりを告げてくれる、とても大切な鳥なんだ。
どんな 性質と 象徴?
ニワトリは、昔から縁起の良い鳥として、人々に大切にされてきたんだ。
- 商売繁盛と金運:「酉」は「取り込む」という言葉に通じることから、福や金運を呼び込む、商売繁盛のシンボルとされているよ。
- 好機と幸運の到来:暗い夜が終わり、光と新しい日が始まることを告げる鳥として、好機や幸運の到来を象徴しているよ。
- 立派なリーダー:雄鶏は、群れをまとめるリーダーシップや、危険から家族を守る勇敢さの象徴でもあるんだ。
5つの 徳を 持つ 鳥
ニワトリは、昔の人が大切にしていた「五つの徳」(知恵、信頼、仁徳、勇気、威厳)をすべて持っていると考えられてきた、素晴らしい能力を持った動物なんだ。
酉年生まれの人の 特徴
酉年生まれの人は、頭の回転が速く、情熱的で世話好きな人が多いと言われているよ。
- 知性的で行動的:物事の本質を素早く見抜く洞察力と、それを実行に移す行動力を合わせ持っているよ。
- 完璧主義で用意周到:細部まで気を配り、計画をしっかり立てて物事を進める、努力家な一面があるよ。
- 華やかで社交的:人との繋がりを大切にし、おしゃべりが上手で華やかな存在になることが多いよ。親切で面倒見が良いので、周りの人から好かれるよ。
酉(とり)干支の色を塗るコツ
色の選び方:おめでたい 豪華な 色を使おう!
雄鶏の体の色:この絵のニワトリは立派な雄鶏なので、赤、緑、青、黄色など、鮮やかでカラフルな色をたくさん使って、豪華に塗ってみよう!
- とさかと肉垂:頭の上のとさかと、あごの下の肉垂は、赤色や濃い朱色に塗ると、力強くて元気そうに見えるよ。
- 羽:首のまわりや体の羽は、金色のイメージ(黄色や濃いオレンジ色)、深緑、青などを何色か混ぜて塗ると、光沢のある豪華な羽になるよ。
立派な尾羽:長く伸びたしっぽの羽は、この絵の一番の見せ場だよ!
- 尾羽の工夫:濃い青色、紫色、黒色など、落ち着いた色をベースにしながら、羽の先に光が当たるように明るい色を少し入れると、ツヤツヤして見えるよ。
背景のおめでたい絵柄:富士山、太陽、梅の花など、縁起の良いモチーフが描かれているね。
- 富士山:白や水色で、雄大に塗ろう。雪の部分と、山の部分で色を分けると立体的に見えるよ。
- 太陽:明るい赤色やオレンジ色で、光をいっぱい表現しよう。
- 梅の花:ピンク色や赤色で、春らしい色を添えよう。
- 雲:白や薄い金色(クリーム色)に塗ると、おめでたい雰囲気が出るよ。
立体感を出す塗り方:羽根の 重なりを 意識しよう!
雄鶏の羽は、ウロコのようにたくさん重なっているね。「かげ」と「ひかり」を意識して塗ると、絵が立体的に見えるよ。 かげになる場所:
- 羽の重なっている線の内側や、しっぽの付け根など、光が当たりにくいところに、メインの色より少し濃い色で「かげ」をつけてみよう。
ひかりが当たる場所:羽の先や、とさかの盛り上がった部分、富士山の頂上など、光がよく当たる場所は、明るい色や白い色を残すように塗ると、ツヤが出て、絵が生き生きするよ。
豪華な 質感を 出そう!
色鉛筆:羽の先や、尾羽のうねっている部分など、細かい線を丁寧に塗っていくと、豪華な印象になるよ。
- 色を重ねる:同じ色でも、濃さを変えて何回か重ねて塗ると、深みが出て、羽が本物の布のように見えるよ。
線からはみ出さないように、集中して、丁寧に塗ってみよう。きっと、お正月に飾れるような、立派な雄鶏のぬりえになるよ!
ぬりえを楽しむためのヒント!
- お正月 飾りに!
- 背景の雲を金色で塗ったり、梅の花を鮮やかな赤で塗ったりして、お正月やお祝いの雰囲気いっぱいの豪華な絵にしてみよう!
- 好きな鳥の イメージで!
- 本物のニワトリの色にこだわらず、キジやクジャクのように、きみの好きな豪華な鳥のイメージで、色を組み合わせてみても楽しいよ!
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酉(とり)干支
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酉(とり)干支2
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酉(とり)干支3