メジロの塗り絵
メジロの特徴
名前と英語名の由来
メジロという名前は、見たままの大きな特徴がそのまま語源となっています。
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日本語名: 目の周囲に白い毛が密集しており、まるで白い縁取り(輪)があるように見えることから「目白」と名付けられました。
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英語名: 「Japanese White-eye」または「Warbling White-eye」と呼ばれます。「White-eye」は日本語と同様に白い目を意味し、「Warbling」は彼らの美しく変化に富んだ「さえずり」を表現しています。
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学名: Zosterops japonicus。「Zosterops」はギリシャ語で「帯(ベルト)のような目」を意味します。
見た目と生態の特徴
メジロは全長約12センチメートルほどで、スズメよりも一回り小さい小型の鳥です。
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羽色: 背中側は暗い黄緑色(いわゆるメジロ色)をしており、喉のあたりが鮮やかな黄色、お腹は白っぽい色をしています。
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身体能力: 非常に身軽で、細い枝の先にも器用に止まることができます。また、飛んでいる時の羽の広がりは非常に力強く、空中で機敏に動くことができます。
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社交性: 非常に仲が良く、冬場などは枝に複数羽で押し合うように並んで止まる習性があります。これが、物事が混み合っている様子を表す「目白押し」という言葉の由来になりました。
生息地域と食性
メジロは東アジアを中心に分布しており、日本では全国の平地から山地の森林、庭園、公園などで一年中見ることができます。
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食性: 雑食ですが、特に花の蜜や甘い果実を好みます。筆のように細かく分かれた舌を使い、効率よく蜜を吸い取ります。
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花との関係: 春先には梅の花に、その後は桜の花へと蜜を求めて集まります。花粉を運ぶ役割も果たしており、植物の受粉に貢献しています。
メジロの色を塗るコツ
鮮やかな「メジロ色」の表現方法
メジロを塗る際、最も重要なのは「白いアイリング」と「黄緑色の背中」のコントラストです。
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アイリングの白: 目の周りの白い部分は、あえて塗らずに紙の白さを活かすか、白の色鉛筆を強く塗り込むことで、はっきりとした輪郭を持たせましょう。
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喉の黄色: 喉から胸にかけての黄色は、明るいレモンイエローをベースにし、影になる部分に少しオレンジや薄い緑を重ねると、羽の柔らかな質感が表現できます。
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背中のグラデーション: 背中の黄緑色は、単色ではなく、黄色と黄緑、そして深いオリーブ色を薄く重ねていくと、光沢のあるリアルな羽の色になります。
春の情景を彩る背景のテクニック
メジロは春の花々とセットで描かれることが多いモチーフです。
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梅や桜の彩色: 梅(ウメ)の場合は濃いピンクや赤、白を使い、枝の力強さを意識して塗りましょう。桜(サクラ)の場合は淡いピンクや白を使い、画面全体に花が降り注ぐような華やかさを演出します。
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奥行きの演出: 背景に薄くスカイブルーやパステルイエローをぼかすように乗せると、春の温かな光に包まれた空気感を表現できます。
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動きの描写: 飛んでいる姿を塗る際は、羽の先に白を混ぜて薄く塗ることで、空を切るスピード感や躍動感を出すことができます。
観察力を養うディテールへのこだわり
鳥の細部を丁寧に仕上げることで、作品に生命感が宿ります。
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くちばしと足: くちばしは鋭く、色は暗いグレーや青みのある黒で塗ると引き締まります。足は細いですが、木の枝をしっかりと掴んでいる質感を出すために、茶色や濃いグレーで陰影をつけましょう。
メジロの豆知識
名前の由来は「目の周り」
メジロという名前は、目の周りに「白い輪っか」のような模様があることから名付けられたんだ。英語でも「ホワイトアイ(白い目)」と呼ばれていて、世界中で同じように見られているのが面白いね。
ウグイスと間違えられやすい?
メジロの羽はとてもきれいな「黄緑色」をしているよ。春になると梅や桜の木によくやってくるから、同じ春の鳥である「ウグイス」とよく間違えられてしまうんだ。本当のウグイスは、もう少し茶色っぽい色をしているよ。
甘いものがだーいすき!
メジロは花の蜜や果物の果汁など、「甘いもの」が大好きな鳥なんだ。舌の先っぽが筆のように分かれていて、お花の奥にある蜜を上手になめとることができる特別な口を持っているよ。
「目白押し」の語源になったよ
たくさんの人がぎゅっと集まって並ぶことを「目白押し」と言うけれど、実はこれは「メジロの習性」から生まれた言葉なんだ。メジロは仲間とくっついて枝に並んで止まるのが好きで、その可愛らしい様子からこの言葉が作られたと言われているよ。
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メジロ
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メジロと梅
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