鯉のぼりの塗り絵

難易度:
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鯉のぼりの特徴(とくちょう)

空(そら)を元気(げんき)に泳(およ)ぐ子(こ)どもの守り神!鯉(こい)のぼり

鯉(こい)のぼりは、5月(がつ)5日(か)の「端午(たんご)の節句(せっく)(こどもの日(か))」に、子(こ)どもたちが元気(げんき)に育(そだ)つことを願(ねが)って飾(かざ)られる大(おお)きなのぼりだよ。風(かぜ)をたくさん吸(す)い込(こ)んで、空(そら)を泳(およ)ぐ姿(すがた)はとてもダイナミックだね。昔(むかし)の日本(にっぽん)では、男(おとこ)の子(こ)の成長(せいちょう)をお祝(いわ)いする行事(ぎょうじ)だったけれど、今(いま)はすべての子(こ)どもたちの健(すこ)やかな成長(せいちょう)を願う、日本(にっぽん)の春(はる)の風物詩(ふうぶつし)になっているんだ。

鯉(こい)のぼりの始(はじ)まり

江戸時代(えどじだい)のころ、武士(ぶし)の家(いえ)では「のぼり」という旗(はた)を立(た)てる習慣(しゅうかん)があったんだ。それを見(み)ていた町(まち)の人(ひと)たちが、「自分(じぶん)たちも子(こ)どもを応援(おうえん)する旗(はた)を作(つく)りたい!」と考(かんが)えて、池(いけ)や川(かわ)でたくましく生(い)きる「コイ」を形(かたち)にしたのが始(はじ)まりだと言(い)われているよ。江戸時代(えどじだい)はまだ、黒(くろ)いコイ(真鯉(まごい))の1匹(ひき)だけを飾っていたんだって。

鯉(こい)のぼりの種類(しゅるい)と役割(やくわり)

こいのぼりには、色(しょく)や形(かたち)によってそれぞれ違(ちが)う意味(いみ)があるんだよ。

  • 吹き流し:一番上(いちばんうえ)でヒラヒラしている、5色(しょく)の旗(はた)のこと。悪(わる)いものを追(お)い払(はら)う「魔除(まよ)け」の意味(いみ)があるんだ。
  • 真鯉(まごい):一番(いちばん)大(おお)きな黒(くろ)いコイ。お父(とう)さんを表(あらわ)していて、とても力強(ちからづよ)いイメージだよ。
  • 緋鯉(ひごい):2番目(ばんめ)に大(おお)きい赤(あか)いコイ。お母(かあ)さんを表(あらわ)しているよ。昔(むかし)は子(こ)どもを表(あらわ)していた時期(じき)もあったんだ。
  • 子鯉(こごい):青(あお)や緑(みどり)、オレンジなどの小(ちい)さなコイ。子(こ)どもたちを表(あらわ)しているよ。家族(かぞく)が増(ふ)えるたびに、新(あたら)しいコイを足(た)すこともあるんだ。
  • 矢車:棒(ぼう)の一番上(いちばんうえ)でカラカラ回(まわ)る車輪(しゃりん)のこと。神様(かみさま)に「ここに子(こ)どもがいるよ!」と知(し)らせるための目印(めじるし)なんだよ。

なぜ「コイ」なの?

コイはとても生命力(せいめいりょく)が強(つよ)くて、流(なが)れが速(はや)い川(かわ)でもスイスイ泳いでいくことができる魚(さかな)なんだ。中国(ちゅうごく)の古(ふる)いお話(はなし)に、「滝(たき)をのぼりきったコイが龍(りゅう)になった」という「登龍門(とうりゅうもん)」という伝説(でんせつ)があるんだよ。そこから、子(こ)どもたちがどんな困難(こんなん)も乗(の)り越(こ)えて、立派(りっぱ)に成長(せいちょう)してほしいという願いが込められているんだね。

鯉のぼりの色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

カラフルに彩(いろど)ろう!

こいのぼりのぬりえを塗(ぬ)るときは、お空(そら)の青色(あおいろ)に負(ま)けないくらい明(あか)るい色(しょく)を使(つか)ってみよう!

  • ウロコの模様(もよう):ウロコを1枚(まい)ずつ違(ちが)う色(しょく)で塗ったり、グラデーションにしたりすると、とても豪華(ごうか)に見(み)えるよ。金色(きんいろ)のペンを使(つか)って縁取(ふちど)りをすると、キラキラしてカッコよくなるからおすすめ!
  • 吹き流しの5色(しょく):吹き流しは「青(あお)・赤(あか)・黄(き)・白(しろ)・黒(くろ)(または紫(むらさき))」の5色(しょく)で塗(ぬ)るのが伝統的(でんとうてき)なルールだけど、きみの好(す)きな虹色(にじいろ)に塗(ぬ)ってもとっても素敵(すてき)だよ。
  • 風(かぜ)の動(うご)き:こいのぼりが風(かぜ)で膨(ふく)らんでいる様子(ようす)を出(だ)すために、コイのお腹(なか)の部分(ぶぶん)を少(すこ)し明(あか)るい色(しょく)で塗(ぬ)ってみよう。立体感(りったいかん)が出(で)て、今(いま)にも動(うご)き出(だ)しそうに見(み)えるよ。

空(そら)の景色(けしき)を想像(そうぞう)しよう

こいのぼりが泳いでいる背景(はいけい)を自由(じゆう)に描(えが)いてみよう。

  • お天気(てんき):ピカピカの晴天(せいてん)なら鮮(あざ)やかな青色(あおいろ)、夕焼(ゆうや)けの中(なか)ならオレンジ色(しょく)で塗(ぬ)ってみよう。
  • まわりの景色(けしき):近(ちか)くに大(おお)きな入道雲(にゅうどうぐも)を描(えが)いたり、ツバメなどの鳥(とり)を飛(と)ばせてみたりしても楽(たの)しいね。
  • 家族(かぞく)の顔(かお):コイの顔(かお)を、自分(じぶん)や家族(かぞく)の顔(かお)に似(に)せて描(えが)いてみるのも面白(おもし)いアイデアだね!

鯉のぼりの豆知識(まめちしき)

最初(さいしょ)は黒色(くろいろ)だけだった?

江戸時代(えどじだい)に始まったころのこいのぼりは、実(じつ)は黒色(くろいろ)の真鯉(まごい)だけを飾っていたんだ。明治時代(めいじじだい)になると赤(あか)い緋鯉(ひごい)が加(くわ)わり、昭和時代(しょうわじだい)になってから青(あお)い子鯉(こごい)などが足(あし)されて、今(いま)のような「家族(かぞく)」の形(かたち)になったんだよ。時代(じだい)の変化(へんか)に合(あ)わせて、こいのぼりも進化(しんか)してきたんだね。

吹き流しの5色(しょく)には「魔法(まほう)」がかかっている

一番上(いちばんうえ)の「吹き流し」に使われている青(あお)・赤(あか)・黄(き)・白(しろ)・黒(くろ)の5色(しょく)は、古代中国(こだいちゅうごく)の「五行説(ごぎょうせつ)」という考(かんが)え方(かた)に基(もと)づいているんだ。これは自然界(しぜんかい)のすべてを表(あらわ)す色(しょく)で、この5色(しょく)を揃(そろ)えることで「最強(さいきょう)のバリア」となり、子(こ)どもを病気(びょうき)や災(わざわ)いから守(まも)ってくれると信(しん)じられていたんだよ。

コイは「まな板」の上(うえ)でも動かない!?

コイはとても度胸(どきょう)がある魚(さかな)として知(し)られているよ。料理(りょうり)をされるとき、まな板の上(うえ)に乗せられてもバタバタ暴(あば)れず、どっしりと構(かま)えているんだ。その様子(ようす)が「潔(いさぎよ)くてカッコいい」と武士(ぶし)たちに好かれたことも、こいのぼりが選(えら)ばれた理由(りゆう)の一(ひと)つなんだよ。