五月人形(兜)の塗り絵

難易度:
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五月人形(兜)の特徴(とくちょう)

強(つよ)くたくましく!みんなを守(まも)る男(おとこ)の子(こ)の守り神「五月人形(ごがつにんぎょう)」

五月人形(ごがつにんぎょう)や兜(かぶと)は、5月(がつ)5日(ひ)の「こどもの日(ひ)(端午(たんご)の節句(せっく))」に飾(かざ)る特別(とくべつ)な飾りだよ。もともとは、武士(ぶし)が戦(たたか)いに行(い)くときに身(み)を守(まも)るための「鎧(よろい)」や「兜(かぶと)」を、家(いえ)の中(なか)に飾(かざ)るようになったのが始(はじ)まりなんだ。これには、男(おとこ)の子(こ)を病気(びょうき)や事故(じこ)などの災(わざわ)いから守り、「病気(びょうき)をせず、元気(げんき)にたくましく育(そだ)ってほしい」というお家(いえ)の人(ひと)たちの願(ねが)いが込(こ)められているんだよ。

兜(かぶと)のひみつとデザイン

五月人形(ごがつにんぎょう)には色々(いろいろ)な種類(しゅるい)があるけれど、特(とく)に人気(にんき)なのが「兜(かぶと)」だよ。兜(かぶと)には、見(み)た目(め)をかっこよくするだけでなく、色々(いろいろ)な意味(いみ)を持(も)つ飾りがついているんだ。

  • 鍬形(くわがた):兜(かぶと)の正面(しょうめん)についている、角(かく)のような大(おお)きな飾りのことだよ。昔(むかし)の武士(ぶし)たちが自分(じぶん)の強さをアピールするために、キラキラした金色(きんいろ)の鍬形(くわがた)をつけたんだ。
  • 龍(りゅう)の飾り:鍬形(くわがた)の真ん中(なか)に、龍(りゅう)の形(かたち)をした彫刻(ちょうこく)がついていることがあるよ。龍(りゅう)はとても強(つよ)くて、運気(うんき)を上(あ)げる特別(とくべつ)な生(い)き物(もの)だと信(しん)じられているから、縁起(えんぎ)が良(よ)いとされているんだ。
  • 吹(ふ)き返(かえ)し:兜(かぶと)の両(りょう)サイドにある、耳(みみ)のように反(そ)り返った部分(ぶぶん)だよ。ここは、敵(てき)の刀(かたな)が顔(かお)に当(あ)たらないように守(まも)るための、とても大事(だいじ)な部分(ぶぶん)なんだ。ここには綺麗(きれい)な模様(もよう)が描(えが)かれていることが多(おお)いよ。

なぜ「菖蒲(しょうぶ)」と一緒(いっしょ)に飾(かざ)るの?

五月人形(ごがつにんぎょう)のそばには、紫色(むらさきいろ)の「菖蒲(しょうぶ)」の花(はな)が飾られることがあるよね。菖蒲(しょうぶ)は葉(は)っぱの形(かたち)が刀(かたな)に似(に)ていることや、香(かお)りが強(つよ)いことから「悪(わる)いものを追(お)い払(はら)う」と言(い)われているんだ。また、「菖蒲(しょうぶ)」という言葉(ことば)が、武道(ぶどう)を重(おも)んじる「尚武(しょうぶ)」と同(おな)じ読(よ)み方(かた)だから、男(おとこ)の子(こ)のお祝(いわ)いにぴったりなんだよ。

五月人形(兜)の色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

色(いろ)の選(えら)び方(かた)

五月人形(ごがつにんぎょう)のぬりえを塗(ぬ)るときは、豪華(ごうか)で強そうな雰囲気(ふんいき)を目指(めざ)してみよう!

  • きらめく金色(きんいろ)と銀色(ぎんいろ):兜(かぶと)の鍬形(くわがた)や飾りには、黄色(きいろ)やオレンジ色(いろ)を使(つか)って金色(きんいろ)の輝(かがや)きを表現(ひょうげん)してみよう。さらに、白(しろ)く塗(ぬ)り残(のこ)す部分(ぶぶん)を作(つく)ると、光(ひかり)が反射(はんしゃ)しているように見(み)えてかっこよくなるよ。
  • 鮮(あざ)やかな色使(いろづか)い:兜(かぶと)を支(ささ)える紐(ひも)(忍(しの)び緒(いとぐち))や、鎧(よろい)の継ぎ目(め)には、赤色(あかいろ)、青色(あおいろ)、紫色(むらさきいろ)、緑色(みどりいろ)など、はっきりした色(いろ)を塗(ぬ)ると、伝統的(でんとうてき)な美(うつく)しさが出(で)るよ。
  • 重厚感(じゅうこうかん)のある黒(くろ):兜(かぶと)の本体部分(ほんたいぶぶん)は、黒色(くろいろ)やこげ茶色(ちゃいろ)で塗(ぬ)ると、全体(ぜんたい)が引(ひ)き締(し)まってどっしりとした強そうな印象(いんしょう)になるよ。

質感(しつかん)にこだわって塗(ぬ)ってみよう!

本物(ほんもの)の五月人形(ごがつにんぎょう)は、金属(きんぞく)や絹(きぬ)の糸(いと)、漆(うるし)などで作られているんだ。その質感(しつかん)の違(ちが)いを表現(ひょうげん)するともっと上手(じょうず)に見(み)えるよ。

  • 金属(きんぞく)のツヤ:鍬形(くわがた)などの硬(かた)い部分(ぶぶん)は、色(いろ)の濃(こ)いところと薄(うす)いところをはっきり分(わ)けると、金属(きんぞく)の「テカリ」が出(で)るよ。
  • 布(ぬの)の柔(やわ)らかさ:座布団(ざぶとん)や屏風(びょうぶ)(後(うし)ろの飾り)は、優(やさ)しくふんわりと色(いろ)を重(かさ)ねてみよう。和柄(わがら)のデザインを自分(じぶん)で描(か)き足(た)してみるのも楽(たの)しいね。

背景(はいけい)を工夫(くふう)しよう

兜(かぶと)の背景(はいけい)には、空(そら)を泳(およ)ぐこいのぼりや、五月晴(さつきば)れの青(あお)い空(そら)を描いてみよう。また、お部屋(へや)の中(なか)に飾ってある様子(ようす)をイメージして、畳(たたみ)や綺麗(きれい)な屏風(びょうぶ)を描(か)き込むと、お祝(いわ)いらしいおめでたい雰囲気(ふんいき)のぬりえが完成(かんせい)するよ!

五月人形(兜)の豆知識(まめちしき)

「角(かく)」は神様(かみさま)を呼(よ)ぶためのアンテナ?!

兜(かぶと)の正面(しょうめん)についている大(おお)きな「鍬形(くわがた)」は、実(じつ)は武器(ぶき)ではないんだ。あれは神様(かみさま)が宿(やど)るための目印(めじるし)だと考(かんが)えられていたよ。神様(かみさま)に「ここに私(わたくし)がいます、守ってください!」と伝(つた)えるためのアンテナのような役割(やくわり)があったと言(い)われているんだ。

兜(かぶと)を飾(かざ)るのは「お守り」と同(おな)じ意味(いみ)

五月人形(ごがつにんぎょう)を飾(かざ)るのは、単(たん)なるインテリアではないんだよ。昔(むかし)、武士(ぶし)にとって鎧(よろい)や兜(かぶと)は、自分(じぶん)の命(いのち)を守(まも)る一番大切(いちばんたいせつ)な宝物(たからもの)だったんだ。そこから、家(いえ)の中(なか)に飾(かざ)ることで「子供(こども)の身代(みが)わりになって悪(わる)いものを防(ふせ)いでくれる」という、お守りのような役割(やくわり)を持(も)つようになったんだよ。

なぜ5月(がつ)5日(ひ)?季節(きせつ)の変わり目(め)と健康(けんこう)

5月(がつ)は季節(きせつ)の変わり目(め)で、昔(むかし)は病気(びょうき)になりやすい時期(じき)だと思(おも)われていたんだ。だから、香(かお)りの強(つよ)い「菖蒲(しょうぶ)」のお風呂(ふろ)に入(はい)ったり、五月人形(ごがつにんぎょう)を飾ったりして、「病気(びょうき)に負(ま)けない強(つよ)い体(からだ)」を願う儀式(ぎしき)が行(おこな)われるようになったんだよ。これが今(いま)のこどもの日(ひ)の始(はじ)まりなんだね。