ワラジムシの塗り絵

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ワラジムシの特徴(とくちょう)

身近(みじか)な自然(しぜん)の隠(かく)れた働き者!ワラジムシとは?

ワラジムシは、お庭(にわ)の石(いし)をひっくり返(かえ)したときや、公園(こうえん)の枯葉(かれは)の下(もと)などでよく見(み)かける、みんなにとって身近(みじか)な生(い)き物(もの)だよ!見(み)た目(め)がダンゴムシとよく似(に)ているから間違(まちが)えられやすいけれど、実(じつ)は独自(どくじ)のすごい特徴(とくちょう)や、自然界(しぜんかい)の中(なか)でとっても大切(たいせつ)な役割(やくわり)を持(も)っているんだ。

昆虫(こんちゅう)じゃない!?エビやカニの仲間(なかま)(甲殻類(こうかくるい))

名前(なまえ)に「ムシ」とついているけれど、実(じつ)はカブトムシやテントウムシのような昆虫(こんちゅう)の仲間(なかま)ではないんだよ。 カニやエビ、ダンゴムシと同(おな)じ甲殻類(こうかくるい)というグループに分類(ぶんるい)されるんだ。だから、大昔(おおむかし)に海(うみ)の中(なか)で暮(く)らしていた生(い)き物(もの)の特徴(とくちょう)を今(いま)でもたくさん持(も)っていて、陸(りく)の上(うえ)で暮らすようになった今(いま)でも、湿り気のあるジメジメした場所(ばしょ)が大好(だいす)きでお水(みず)がないと生(い)きられないんだよ。

ダンゴムシとの違(ちが)いは?見(み)分(わ)ける3つの大(だい)ヒント

ダンゴムシとワラジムシを見(み)分(わ)けるための、とっても分かりやすいポイントが3つあるよ。

  • 触(さわ)っても丸(まる)くならない: ダンゴムシは危険(きけん)を感(かん)じるとボールのように丸(まる)くなるけれど、ワラジムシは絶対(ぜったい)に丸(まる)くならないんだ。背中(せなか)の殻(から)がダンゴムシよりも柔(やわ)らかくて平(ひら)べったいから、丸まることができないんだね。

  • 逃(に)げ足(あし)がもの凄く速(はや)い: 丸(まる)くなって身(み)を守(まも)れない代(か)わりに、ワラジムシは逃(に)げ足(あし)がとっても速(はや)いんだ!石(いし)をどかした瞬間(しゅんかん)に、サササッと目(め)にも留(とど)まらぬ速(はや)さで日陰(ひかげ)へとダッシュして逃(に)げていく俊敏(しゅんびん)さを持(も)っているよ。

  • お尻(しり)に2本(ぽん)の突起(とっき)がある: ワラジムシのお尻(しり)をよく見(み)てみると、尾肢(おし)と呼(よ)ばれる小(ちい)さな2本(ぽん)の突起(とっき)がピョコンと後(うし)ろに突(つ)き出(だ)しているんだ。ダンゴムシはお尻(しり)の突起(とっき)が隠(かく)れていて見(み)えないから、ここを見(み)れば一発(いちはつ)で見分けられるよ。

どこに住(す)んでいるの?湿(しめ)った日陰(ひかげ)がお気に入(はい)り

乾燥(かんそう)にとっても弱(よわ)い生(い)き物(もの)だから、お日様がギラギラ当(あ)たる場所(ばしょ)は苦手(にがて)なんだ。 主(おも)に、庭(にわ)に置(お)いてある植木鉢(うえきばち)の底(そこ)や大(おお)きな石(いし)の下(もと)、森(もり)の中(なか)の積(つ)もった枯葉(かれは)のすき間、腐(くさ)った朽ち木の裏側(うらがわ)など、いつでも水分(すいぶん)があって薄暗(うすぐら)い場所(ばしょ)にたくさん集(あつ)まって隠(かく)れているよ。夜(よる)になると活動(かつどう)を始(はじ)めて、涼(すず)しい夜(よる)の空気(くうき)の中(なか)をもぞもぞと動(うご)き回(まわ)るんだ。

自然界(しぜんかい)のスーパー掃除屋(そうじや)!「分解者(ぶんかいしゃ)」としての役割(やくわり)

ワラジムシは、森(もり)や庭(にわ)の環境(かんきょう)をきれいに保(たも)つための「分解者(ぶんかいしゃ)」という素晴(すば)らしいお仕事(しごと)をしているんだ。 大好物(だいこうぶつ)は、地面(じめん)に落(お)ちて腐りかけた枯葉(かれは)やミズゴケ、朽ち木などの植物質(しょくぶつしつ)。これらをモグモグ食(た)べて細(こま)かく砕(くだ)き、土(つち)の栄養(えいよう)になるフンを出(で)すことで、豊(ゆた)かな土壌(どじょう)を作(つく)るお手伝(てつだ)いをしているんだよ。人間(にんげん)にとっては少(すこ)し不快(ふかい)に思(おも)われがちだけど、地球(ちきゅう)にとってはなくてはならない偉大(いだい)な掃除屋(そうじや)さんなんだね。

ワラジ型(がた)の平(ひら)べったい体(からだ)と14本(ぽん)の足(あし)

名前(なまえ)の通(とお)り、大昔(おおむかし)の日本人(にほんじん)が履(は)いていた靴(くつ)の「草鞋(わらじ)」に形(かたち)がそっくりだからワラジムシと名付(なづ)けられたんだ。 体(からだ)は上(うえ)から押(お)しつぶされたように平べったくてスマート。そして、大人(おとな)のワラジムシの足(あし)の数(かず)は、昆虫(こんちゅう)の6本(ぽん)よりもずっと多(おお)くて、全部(ぜんぶ)で14本(ぽん)(7対(たい))もあるんだよ!このたくさんの足(あし)を上手(じょうず)に連動(れんどう)させて動かすから、あの驚(おどろ)きのスピードで走(はし)ることができるんだね。

メスのお腹(なか)にある「保育嚢(ほいくのう)」で子育(こそだ)て

ワラジムシのお母(かあ)さんは、とっても優(やさ)しい子育(こそだ)てをするんだよ。 卵(たまご)を産(う)むとき、お腹(なか)の側(がわ)にある保育嚢(ほいくのう)という特別(とくべつ)な袋(ふくろ)の中(なか)に卵(たまご)を大切(たいせつ)に抱(かか)え込(こ)んで、赤(あか)ちゃんが生(う)まれるまで守り続(つづ)けるんだ。卵(たまご)からかえったばかりの赤(あか)ちゃんワラジムシは、小(ちい)さくて真っ白(しろ)な体(からだ)をチェンジさせながら、しばらくお母(かあ)さんのお腹(なか)の近(ちか)くで過(す)ごして大(おお)きくなっていくんだよ。

どれくらい生(い)きるの?意外(いがい)と長(なが)い寿命(じゅみょう)

小(ちい)さな体(からだ)をしているけれど、実(じつ)はとても長生(ながい)きな生(い)き物(もの)なんだ。 卵(たまご)から生(う)まれて成虫(せいちゅう)になるまでに約(やく)6ヶ月(かげつ)かかり、そこからの寿命(じゅみょう)はだいたい1年(ねん)から2年(ねん)、長(なが)いものだと数年(すうねん)近(ちか)くも生(い)きることが分かっているよ。冬(ふゆ)の寒(さむ)い時期(じき)は、凍(こお)らないような深(ふか)い土(つち)の中(なか)や石(いし)のすき間でじっと冬眠(とうみん)をして、春(はる)になるとまた元気(げんき)に這(は)い出(だ)してくる力強(ちからづよ)い生命力(せいめいりょく)を持(も)っているんだ。

ワラジムシの色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

質感(しつかん)を引(ひ)き出(で)す!グレーとブラウンの重(かさ)ね塗(ぬ)り

体全体(たいぜんたい)の基本(きほん)の色(しょく):ワラジムシの体(からだ)は光沢(こうたく)がなくて渋(しぶ)い色(しょく)をしているから、何色(なにいろ)かのダークカラーを重(かさ)ねていくのが本物(ほんもの)そっくりにする一番(いちばん)のコツだよ。

  • ベースの色(しょく): まずは体全体(たいぜんたい)に「ライトグレー」や「薄(うす)いココアブラウン」を優しく均一(きんいつ)に塗(ぬ)ろう。

  • まだら模様(もよう)の表現(ひょうげん): その上(うえ)から、殻(から)のデコボコした質感(しつかん)に合(あ)わせて「濃(こ)い灰色(はいいろ)(ダークグレー)」や「暗褐色(あんかっしょく)(焦げ茶色(ちゃいろ))」をふんわりと重(かさ)ねていこう。全体(ぜんたい)を一色(いっしょく)でべた塗(ぬ)りせずに、少(すこ)し色(しょく)ムラを作(つく)るように塗(ぬ)ると、地面(じめん)に溶(と)け込むリアルなワラジ型(がた)の殻(から)の感じがバッチリ表現(ひょうげん)できるんだ。

体(からだ)のフシ(節(ふし))の立体感(りったいかん)を出(で)す「かげ」の入(い)れ方(かた)

ワラジムシの背中(せなか)は、たくさんの節(ふし)(セグメント)がヨロイのように綺麗(きれい)に並(なら)んでいるね。この線(せん)を活(い)かして立体感(りったいかん)を出(だ)してみよう。

  • 線(せん)のすき間を濃く: 節(ふし)と節(ふし)の横(よこ)に走(はし)る線(せん)のすき間に、尖(とが)らせた「黒(くろ)」や「深(ふか)い焦げ茶色(ちゃいろ)」で細(ほそ)く薄く影(かげ)のラインを入(い)れてあげよう。

  • 丸みを出(で)すグラデーション: 体(からだ)の真ん中(なか)を少(すこ)し明(あか)るめのグレーのまま残(のこ)し、左右(さゆう)の端(はし)に向(む)かってだんだん濃(こ)い灰色(はいいろ)になるようにグラデーションをつけてあげると、平(ひら)べったい体(からだ)の中(なか)にももっこりとした自然(しぜん)な丸みが出(で)て、今(いま)にも動(うご)き出(だ)しそうなリアルさがアップするよ。

たくさんの足(あし)と長(なが)い触角(しょっかく)をクッキリ塗(ぬ)るヒント

14本(ぽん)の足(あし)や頭(あたま)から伸(の)びる長(なが)い触角(しょっかく)を綺麗(きれい)に塗(ぬ)ると、絵(え)がとってもシャープに引(ひ)き締(し)まるんだ。

  • 足(あし)を1本(ぽん)ずつ丁寧(ていねい)に: 細(ほそ)くてたくましい足(あし)は、「薄(うす)いグレー」や「ベージュ色(しょく)」を使(つか)って線(せん)の通(とお)りに丁寧(ていねい)になぞっていこう。お腹(なか)側(がわ)のイラストを塗(ぬ)るときは、たくさんの足(あし)が複雑(ふくざつ)に絡(から)み合っているから、足(あし)の関節(かんせつ)の線(せん)の部分(ぶぶん)に少(すこ)しだけ濃(こ)い茶色(ちゃいろ)を入(い)れてあげると、1本(ぽん)ずつの足(あし)がバラバラにクッキリ浮(う)かび上(あ)がって見(み)えるよ。

  • お尻(しり)の突起(とっき)も忘(わす)れずに: お尻(しり)にある2本(ぽん)のカッコいい突起(とっき)(尾肢(おし))の先(さき)っぽを、少(すこ)し「濃(こ)いめの黒(くろ)」でピンと尖(とが)らせて塗(ぬ)ると、ワラジムシらしい特徴(とくちょう)がバッチリ強調(きょうちょう)されてグッドだよ。

群(む)れている様子(ようす)と自然(しぜん)の背景(はいけい)の塗(ぬ)り分け

たくさんのワラジムシが集(あつ)まっている大迫力(だいはくりょく)のイラストを塗(ぬ)るときは、周(まわ)りの自然環境(しぜんかんきょう)をカラフルに仕上(しあ)げていこう!

  • みずみずしい苔(こけ)と植物(しょくぶつ): ワラジムシが集(あつ)まっている真ん中(なか)の植物(しょくぶつ)や苔(こけ)のスペースを、「鮮(あざ)やかな黄緑色(きみどりいろ)」や「深(ふか)い深緑色(しんりょくしょく)」で丁寧(ていねい)に塗(ぬ)り分けてみよう。背景(はいけい)に綺麗(きれい)な緑(みどり)が入(はい)ることで、主役(しゅやく)のグレーのワラジムシたちのシルエットが引(ひ)き立(た)って見(み)えるようになるんだ。

  • 石(いし)や土(つち)の表現(ひょうげん): 周(まわ)りのゴツゴツした石(いし)や地面(じめん)を「茶色(ちゃいろ)」や「黄土色(おうどいろ)」「ライトグレー」でランダムに塗(ぬ)ってね。小(ちい)さな小石(こいし)を1つずつ違(ちが)う色(しょく)にしてあげると、本物(ほんもの)の地面(じめん)のザラザラした雰囲気(ふんいき)が大成功(だいせいこう)するよ。

自由(じゆう)に表現(ひょうげん)しよう!きみだけのカラフルワラジワールド

ぬりえの世界(せかい)には正解(せいかい)なんてないから、図鑑(ずかん)の通(とお)りの色(しょく)じゃなくても全(まった)く問題(もんだい)ないんだよ!きみの自由(じゆう)なアイデアで楽(たの)しく塗(ぬ)ってみよう。

  • カラフルワラジムシ: 1匹(ひき)ずつ「赤(あか)」「青(あお)」「黄色(きいろ)」「オレンジ」など、全(まった)く違(ちが)うレインボーカラーで塗(ぬ)ってみるのも最高(さいこう)に楽(たの)しいアイデアだね。まるで綺麗(きれい)なお菓子(かし)の国(くに)に集(あつ)まってきたカラフルな妖精(ようせい)たちみたいで、見(み)ているだけでワクワクするアート作品(さくひん)になるよ。

  • もっと絵(え)が生(い)き生(い)きするよ! 自分(じぶん)の大好(だいす)きな色鉛筆(いろえんぴつ)やクレヨンをフルパワーで動かして、世界(せかい)に一(ひと)つだけの、たくさんの生命力(せいめいりょく)あふれるワラジムシの冒険(ぼうけん)ステージを大発明(だいはつめい)してあげてね!

ワラジムシの豆知識(まめちしき)

ダンゴムシの仲間(なかま)だけど「丸まらない」

見(み)た目(め)がダンゴムシととってもよく似(に)ているけれど、ワラジムシは触られても体(からだ)を丸めることができないんだ。敵(てき)が近づいてきて危険(きけん)を感(かん)じると、丸まって身(み)を守る代(か)わりに、足(あし)の速(はや)さを生かしてものすごいスピードで走って逃(に)げるんだよ。

実(じつ)は昆虫(こんちゅう)じゃなくて「エビやカニ」の親戚(しんせき)

カブトムシやテントウムシなどの昆虫(こんちゅう)とは違って、実(じつ)は海(うみ)にいるエビやカニと同(おな)じ「甲殻類(こうかくるい)」の仲間(なかま)なんだ。だからお腹(なか)にあるエラのような器官(きかん)で呼吸(こきゅう)をしていて、乾燥(かんそう)にとっても弱(よわ)いから、いつでも湿(しめ)った石(いし)の裏(うら)や落(お)ち葉の下(もと)に隠(かく)れているんだよ。

自然(しぜん)のサイクルを支(ささ)える「お掃除屋(そうじや)さん」

ワラジムシは、地面(じめん)に落(お)ちた枯れ葉や、死(し)んでしまった小(ちい)さな生(い)き物(もの)の体(からだ)をむしゃむしゃ食(た)べるんだ。彼(かれ)らが食(た)べてフンをすることで、古(ふる)い植物(しょくぶつ)が分解(ぶんかい)されて栄養(えいよう)たっぷりの良(よ)い土(つち)に生(う)まれ変(か)わるよ。森(もり)の自然(しぜん)を保(たも)つためのなくてはならないヒーローなんだね。

お尻(しり)に生(は)えている「2本(ぽん)のツノ」で見分けよう

ダンゴムシと見(み)分(わ)ける一番(いちばん)のポイントは、お尻(しり)からピョコンと出(で)ている2本(ぽん)の小(ちい)さな突起(とっき)(尾肢(おし))だよ。この突起(とっき)は、後(うし)ろから近づいてくる敵(てき)の気配(けはい)や、まわりの湿り気を素早(すばや)くキャッチするためのアンテナのような役目(やくめ)を持(も)っているんだ。