ロードローラーの塗り絵

難易度:
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ロードローラーの特徴(とくちょう)

できたての道(みち)を、重(おも)さで固(かた)める

ロードローラーは、道路(どうろ)の工事(こうじ)でいちばん最後(さいご)に登場(とうじょう)する車(くるま)だよ。
アスファルトを敷(し)いただけでは、道(みち)はふかふかで、そのまま車(くるま)が通(とお)ったらすぐにでこぼこになってしまうんだ。
そこで、この重(おも)い車(くるま)が上(うえ)を行(い)ったり来(き)たりして、重(おも)さで押(お)し固(かた)めるんだ。これを転圧(てんあつ)というよ。
ロードローラーが通(とお)ったあとは、つるつるで平(たい)らな道(みち)になるよ。毎日(まいにち)みんなが歩(ある)いている道路(どうろ)は、この車(くるま)が仕上(しあ)げたものなんだ。

タイヤではなく、鉄(てつ)の筒(つつ)

いちばんの特徴(とくちょう)は、車輪(しゃりん)がタイヤではなく、はば広(ひろ)い鉄(てつ)の筒(つつ)だということ。この筒(つつ)をドラムというよ。
ふつうのタイヤだと接(せっ)する面(めん)がせまくて、地面(じめん)にあとがついてしまうんだ。ドラムなら、はば全部(ぜんぶ)で同(おな)じように押せるんだ。
前(まえ)と後(うし)ろに1本(ぽん)ずつドラムが付(つ)いたものをタンデムローラーといって、いちばんよく見(み)かける形(かたち)だよ。
塗(ぬ)り絵(え)でも、この大(おお)きなドラムが主役(しゅやく)になっているね。

ドラムに水(みず)をまきながら走(はし)る

敷(し)いたばかりのアスファルトは、とても熱(あつ)くてねばねばしているよ。そのまま鉄(てつ)のドラムで踏(ふ)むと、くっついてはがれてしまうんだ。
そこでロードローラーは、運転席(うんてんせき)の後(うし)ろに水(みず)タンクを積(つ)んでいて、走りながらドラムに水(みず)をまいているんだ。
水(みず)のおかげでアスファルトがくっつかず、きれいな面(めん)に仕上がるよ。
現場(げんば)でロードローラーを見(み)かけたら、ドラムがぬれているか見(み)てみてね。

温度(おんど)が下(さ)がる前(まえ)に、急(いそ)いで固(かた)める

ロードローラーの仕事(しごと)には、時間(じかん)の制限(せいげん)があるんだ。
敷きたてのアスファルトは110度(ど)から140度(ど)。この熱いうちでないと、うまく固まらない。
だから工事現場(こうじげんば)では、アスファルトを敷(し)いたらすぐにロードローラーが動(うご)きだす。
そのあとゴムタイヤのローラーが仕上(しあ)げをして、表面(ひょうめん)が50度(ど)くらいまで下(した)がったところで、ようやく車(くるま)を通せるようになるんだ。
夜(よる)のうちに工事(こうじ)をして朝(あさ)には通れるようになっているのは、この段取(だんど)りのおかげだよ。

仲間(なかま)もいろいろ

ロードローラーには、仕事(しごと)に合(あ)わせていくつかの形(かたち)があるよ。
前(まえ)に1本(ぽん)・後(うし)ろに2本(ぽん)の鉄輪(てつりん)がついたマカダムローラー。ゴムのタイヤをたくさん並(なら)べたタイヤローラー。ドラムをぶるぶるふるわせて固(かた)める振動(しんどう)ローラー。
振動(しんどう)ローラーは、ふるわせる力(ちから)を使(つか)うので、軽(かる)い車体(しゃたい)でもしっかり固められるんだ。
工事現場(こうじげんば)では、これらが順番(じゅんばん)に登場(とうじょう)して、少(すこ)しずつ道(みち)を仕上(しあ)げていくよ。

ロードローラーの色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

ドラムは白(しろ)をいかす

ドラムは鉄(てつ)でできているから、うすい灰色(はいいろ)か、白(しろ)いまま残(のこ)すのがおすすめだよ。
ここを濃(こ)い色(しょく)で塗(ぬ)ってしまうと、車体(しゃたい)との差(さ)がなくなって、まるい筒(つつ)に見(み)えなくなってしまうよ。
かわりに、ドラムのふちにそって細(ほそ)く灰色(はいいろ)を入(い)れてみて。それだけで、ぐるりと丸(まる)い筒(つつ)に見(み)えてくるんだ。

車体(しゃたい)は黄色(きいろ)かオレンジ

工事(こうじ)の車(くるま)は、遠(とお)くからでもすぐ気(き)づけるように、あざやかな色(しょく)で塗られているよ。
ロードローラーに多(おお)いのは、黄色(きいろ)・オレンジ・黄緑(きみどり)。どれを選(えら)んでも本物(ほんもの)らしくなるよ。
運転席(うんてんせき)のいすと操作(そうさ)レバーだけは、こい灰色(はいいろ)か黒(くろ)にすると、車体(しゃたい)の色(しょく)がいっそう引(ひ)き立(た)つんだ。

回転灯(かいてんとう)はオレンジで

運転席(うんてんせき)の後(うし)ろに立っている小(ちい)さな筒(つつ)は、回転灯(かいてんとう)だよ。作業中(さぎょうちゅう)であることを知(し)らせるライトなんだ。
ここはあざやかなオレンジにして、まん中(なか)を白(しろ)く残してみて。ぴかぴか光(ひか)っているように見(み)えるよ。
前(まえ)と後(うし)ろの四角(しかく)いライトは、うすい黄色(きいろ)か白(しろ)のままにすると、ガラスらしくなるよ。

道路(どうろ)は2色(しょく)で塗(ぬ)り分(わ)ける

工事現場(こうじげんば)の絵(え)では、もう固めたところと、まだのところを塗(ぬ)り分(わ)けると、何(なん)をしている場面(ばめん)かが伝(つた)わるよ。
ロードローラーが通(とお)ったあとはこい灰色(はいいろ)、まだ通(とお)っていないところはうすい灰色(はいいろ)。境目(さかいめ)に線(せん)が入(はい)っているから、そこで色(しょく)を変(か)えてみて。
三角(さんかく)コーンは赤(あか)と白(しろ)、しまのバーは黄色(きいろ)と黒(くろ)。ここだけはっきりした色(しょく)にすると、現場(げんば)らしさが出(で)るんだ。

ロードローラーの豆知識(まめちしき)

重(おも)さは10トンをこえる

ロードローラーの重(おも)さは、小(ちい)さいもので3トンほど、大(おお)きいものになると10トンから13トンにもなるよ。
ふつうの乗用車(じょうようしゃ)が1.5トンくらいだから、7台(だい)から8台(だい)ぶんの重(おも)さだね。
この重(おも)さをドラムの細(ほそ)い接地面(せっちめん)に集中(しゅうちゅう)させることで、アスファルトをぎゅっと押(お)し固めているんだ。
ゆっくりしか走れないのは、重(おも)すぎるからではなく、ゆっくり走ったほうがよく固まるからなんだ。

ふるわせると、軽くても固められる

振動(しんどう)ローラーは、ドラムの中(なか)でかたよったおもりを高速(こうそく)で回(まわ)して、車体(しゃたい)をぶるぶるふるわせているよ。
ふるえることで、アスファルトや土(つち)のつぶが動(うご)いて、すきまがつまりやすくなるんだ。
そのおかげで、重(おも)さだけにたよるより少(すく)ない重量(じゅうりょう)で、より深(ふか)くまで固められる。
小(ちい)さな現場(げんば)では、人(ひと)が後(うし)ろから押(お)して歩(ある)く手押(てお)しタイプの振動(しんどう)ローラーも活躍(かつやく)しているよ。

ロードローラーも道路(どうろ)を走れる

工事現場(こうじげんば)の車(くるま)というと、トラックに積まれて運(はこ)ばれてくる印象(いんしょう)があるかもしれないね。
でもロードローラーには、ナンバープレートを付けて、自分(じぶん)で公道(こうどう)を走れるものもあるんだ。
そのかわり、とてもゆっくり。時速(じそく)はせいぜい10キロほどで、自転車(じてんしゃ)より遅(おそ)いくらいだよ。
遠(とお)くの現場(げんば)へ行(い)くときは、やっぱりトラックに積(つ)んで運ぶんだ。