シルビアの塗り絵

難易度:

シルビアの特徴(とくちょう)

美(うつく)しさで選(えら)ばれたスポーツカー

シルビアは、日産(にっさん)が作(つく)っていた2ドアのスポーツカーだよ。
速(はや)さだけでなく、形(かたち)の美(うつく)しさをとても大切(たいせつ)にして作られた車(くるま)なんだ。
1965年(とし)に初代(しょだい)が登場(とうじょう)してから、2002年(とし)まで、7つの代(だい)にわたって作られたよ。
代(だい)が変(か)わるたびに形(かたち)ががらりと変(か)わるので、ならべてくらべると、とてもおもしろい車(くるま)なんだ。

宝石(ほうせき)のような初代(しょだい)

初代(しょだい)は1965年(とし)に登場(とうじょう)したよ。
車体(しゃたい)のふちが、宝石(ほうせき)をカットしたように、くっきりと折(お)れ曲(ま)がっているのが特(とく)ちょうなんだ。
ほとんど手作業(てさぎょう)で作られたので、作られたのは554台(だい)だけ。
いまでは、めったに見(み)ることのできない、とてもめずらしい車(くるま)になっているよ。

形(かたち)がどんどん変わった2代目(だいめ)から4代目(だいめ)

2代目(だいめ)は1975年(とし)、3代目(だいめ)は1979年(とし)に登場(とうじょう)したよ。
3代目(だいめ)は、世界(せかい)のラリーにも出場(しゅつじょう)して、でこぼこ道(みち)を走(はし)りぬけたんだ。
4代目(だいめ)は1983年(とし)に登場(とうじょう)。ヘッドライトがボンネットの中(なか)にかくれる、リトラクタブルライトになったよ。
ライトをつけるときだけ、パカッと起(お)き上(あ)がるしかけなんだ。

大人気(だいにんき)になった5代目(だいめ)から7代目(だいめ)

5代目(だいめ)のS13は1988年(とし)に登場(とうじょう)して、スマートな形(かたち)で大人気(だいにんき)になったよ。
その年(とし)の日本(にっぽん)カー・オブ・ザ・イヤーにも選(えら)ばれたんだ。
6代目(だいめ)のS14は1993年(とし)に登場(とうじょう)し、車体(しゃたい)がひとまわり大(おお)きくなったよ。
7代目(だいめ)のS15は1999年(とし)に登場(とうじょう)。車体(しゃたい)をまた少(すこ)し小(ちい)さくして、きびきび走れるようにしたんだ。
そして2002年(とし)、シルビアは37年(とし)の歴史(れきし)に幕(まく)をおろしたよ。

名前(なまえ)のひみつ

「シルビア」という名前(なまえ)は、ギリシャ神話(しんわ)に出(で)てくる、清(きよ)らかな乙女(おとめ)の名前(なまえ)からつけられたよ。
もとになったラテン語(ご)には、「森(もり)」という意味(いみ)もあるんだ。
やさしくて上品(じょうひん)な名前(なまえ)が、美(うつく)しい形(かたち)の車(くるま)にぴったりだね。

7枚(まい)の塗(ぬ)り絵(え)

塗(ぬ)り絵(え)は、初代(しょだい)から7代目(だいめ)までのシルビア、7枚(まい)だよ。
丸(まる)いライト、四角(しかく)いライト、かくれるライト、細長(ほそなが)いライトと、ライトの形(かたち)だけでも代(だい)ごとにちがうね。
古(ふる)い順(じゅん)にならべて、どこが変わってきたか、くらべてみてね。
同(おな)じ日産(にっさん)のスポーツカーでは、フェアレディZの塗(ぬ)り絵(え)もあるよ。

シルビアの色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

本物(ほんもの)の色(いろ)をまねしよう

シルビアには、代(だい)ごとに人気(にんき)の色(いろ)があるよ。
初代(しょだい)はうすい緑(みどり)や白(しろ)、2代目(だいめ)と3代目(だいめ)はこげ茶や赤茶色(あかちゃいろ)がよく似(に)あうんだ。
5代目(だいめ)のS13はうすい水色(みずいろ)がかった緑(みどり)、6代目(だいめ)と7代目(だいめ)は白(しろ)や銀色(ぎんいろ)、黄色(きいろ)も人気(にんき)だよ。
好(す)きな代(だい)を、本物(ほんもの)と同(おな)じ色(いろ)でぬってみよう。

ツートンカラーにも挑戦(ちょうせん)

4代目(だいめ)と5代目(だいめ)は、車体(しゃたい)の下(した)のほうだけ色(いろ)がちがうツートンカラーの車(くるま)が多(おお)いよ。
塗(ぬ)り絵(え)でも、ドアの下(した)を走(はし)る横(よこ)の線(せん)から下(した)を、こい灰色(はいいろ)や銀色(ぎんいろ)でぬり分(わ)けてみよう。
上(うえ)と下(した)で色(いろ)を変えるだけで、ぐっと本物(ほんもの)らしくなるんだ。

メッキはぴかぴかに

初代(しょだい)と2代目(だいめ)は、バンパーやライトのまわりが、ぴかぴかのメッキになっているよ。
3代目(だいめ)からは、バンパーが黒(くろ)い樹脂(じゅし)に変わったんだ。
メッキは銀色(ぎんいろ)や灰色(はいいろ)でぬって、ところどころ白(しろ)く残(のこ)すと、光(ひか)って見えるんだ。
初代(しょだい)から3代目(だいめ)までの、ボンネットの上(うえ)の細(ほそ)いミラーも、メッキの色(いろ)でぬってみてね。

タイヤとホイール

タイヤはこい灰色(はいいろ)か黒(くろ)でぬろう。
ホイールは銀色(ぎんいろ)が基本(きほん)だよ。
7代目(だいめ)のホイールは細(ほそ)いスポークがたくさんあるので、スポークの間(あいだ)をこい灰色(はいいろ)にすると、立体的(りったいてき)に見えるんだ。

ライトとガラス

ヘッドライトは、中(なか)を白(しろ)く残して、ふちだけうすい灰色(はいいろ)でぬると、ガラスらしく見えるよ。
窓(まど)ガラスはうすい水色(みずいろ)にして、ななめに白(しろ)い線(せん)を残(のこ)すと、光(ひかり)が当(あ)たっているようになるんだ。

シルビアの豆知識(まめちしき)

トランプのグレード名(めい)

5代目(だいめ)のS13には、J’s、Q’s、K’sという名前(なまえ)のグレードがあったよ。
これは、トランプのジャック、クイーン、キングから名前(なまえ)をつけたものなんだ。
いちばん力(ちから)の強(つよ)いエンジンをのせたのが、キングのK’sだったよ。

グッドデザイン大賞(たいしょう)

5代目(だいめ)のS13は、美(うつく)しい形(かたち)が認(みと)められて、1988年(とし)のグッドデザイン大賞(たいしょう)にも選(えら)ばれたよ。
車(くるま)がこの大賞(たいしょう)に選(えら)ばれるのは、とてもめずらしいことなんだ。
シルビアが「形(かたち)の美(うつく)しい車(くるま)」と言(い)われる理由(りゆう)がよくわかるね。

ドリフトで大人気(だいにんき)

シルビアは、うしろのタイヤでエンジンの力(ちから)を伝(つた)えて走(はし)る後輪駆動(こうりんくどう)の車(くるま)だよ。
そのため、タイヤをすべらせながらカーブを曲(ま)がるドリフトがしやすいんだ。
作られなくなったいまでも、ドリフトの大会(たいかい)や、車(くるま)の好(す)きな人(ひと)たちのあいだで大人気(だいにんき)なんだよ。

ラリーのための特別(とくべつ)な3代目(だいめ)

3代目(だいめ)には、外国(がいこく)のラリーに出(で)るために作られた、特別(とくべつ)なシルビアがあったよ。
大会(たいかい)に出(で)るには、決(き)まった数(かず)の車(くるま)を作(つく)って売(う)る必要(ひつよう)があったので、200台(だい)ほどだけ作られたんだ。
この車(くるま)は、世界(せかい)の国々(くにぐに)をめぐる世界(せかい)ラリー選手権(せんしゅけん)にも出場(しゅつじょう)して、山道(さんどう)や砂利道(じゃりみち)を走(はし)りぬけたよ。