ナンヨウハギの塗り絵

海の 人気者にんきもの！ ドリーだよ！

ナンヨウハギは、アニメ映画にも登場とうじょうして、世界中せかいじゅうの人に大人気だいにんきになった魚さかなです。みんなは「ドリー」という名前で知っているかもしれないね！とても鮮あざやかな青色あおいろと黒くろ、黄色きいろのコントラストが美しい、熱帯ねったいの海に住すむ魚さかなです。

体からだの 模様もようは どんな感じ？

ナンヨウハギは、その色いろと模様もようが一番いちばんの特徴とくちょうです。

• 体全体たいぜんたい：光沢こうたくのあるきれいな青色あおいろをしています。
• 模様もよう：目めのまわりから尾びれにかけて、黒くろい線せんが力強ちからづよく入っています。この黒くろい模様もようは、まるでパレットで描かいた絵えのように見みえます。
• 尾びれ：尾びれは鮮あざやかな黄色きいろをしていて、体からだの青色あおいろとよく目立めだちます。

どこに 住すんでいるの？

ナンヨウハギは、温あたたかい熱帯ねったいの海に住すんでいます。

• とくに、オーストラリアのグレート・バリア・リーフのような、サンゴ礁しょうがたくさんある場所ばしょが好すきです。
• サンゴのまわりを、小ちいさな群むれで泳およいでいる姿すがたがよく見みられます。

どんなものを 食たべるの？

ナンヨウハギは、主に海藻かいそうを食たべます。

• サンゴ礁しょうに生はえている小ちいさな海藻かいそうを、岩やサンゴから削けずり取って食たべます。
• 海藻かいそうを食たべすぎるのを防ふせいで、サンゴ礁しょうを守まもる、とても大切たいせつな役割やくわりをしています。

ちょっと 危あぶない 尾びれ！

ナンヨウハギは、ヒレ（特とくに尾びれ）の付つけ根ねに、カミソリのように鋭するどいトゲを持もっています。

• 普段は体からだに隠かくれているけれど、敵に襲おそわれそうになったり、驚おどいたりすると、このトゲを出だして身みを守まもります。
• だから、もし水族館すいぞくかんで会あっても、さわらないように注意してね。

一生は どのくらい？

ナンヨウハギは、自然の海の中では、だいたい8年から20年くらい生はきると言われています。サンゴ礁しょうという美しい場所ばしょで、長ながい時間じかんをかけて成長していきます。

色いろの選えらび方かた：鮮あざやかな ３色いろを 組み合あわせよう！

ナンヨウハギの魅力は、青あお、黒くろ、黄色きいろのハッキリとした色合いです。

• 体全体たいぜんたい：明あかるくて鮮あざやかな青色あおいろを丁寧ていねいに塗ぬってみましょう。濃こい青あおや水色みずいろを少すこし混ぜて、光沢こうたくを出だしてみると、水の中でキラキラして見みえるよ。
• 黒くろい模様もよう：目めのまわりから尾びれにかけての黒くろい線せんを、太くはっきりと塗ぬると、かっこよくなるよ。
• 尾びれ：尾びれはレモン色いろやオレンジ色いろがかった黄色きいろで、目立めだつように塗ぬってみましょう。
• 目めの部分ぶぶん：くりくりとした目めを黒色で塗ぬって、目めの中に白しろい光ひかり（ハイライト）を少すこし残のこすと、生はき生はきして見みえるよ。

立体感りったいかんを出だす 塗ぬり方かた：「光ひかり」と「かげ」を意識いしきしよう！

ナンヨウハギの体からだは、丸みがあって平たい形かたちをしています。これを表現ひょうげんするために、「光ひかり」と「かげ」を考えてみよう。

• かげになる場所ばしょ：体からだの下側したがわや、ヒレの付つけ根ねなど、へこんでいる部分ぶぶんに、メインの青色あおいろより少すこし濃こい青色あおいろや紫色を塗ぬると、体からだが立体的りったいてきになるよ。
• 光ひかりが当あたる場所ばしょ：背中せなかの丸い部分ぶぶんに、明あかるい青色あおいろや水色みずいろを残のこしておくと、水中すいちゅうで光ひかりっているように見みえるよ。

ぬりえを 楽たのしむための ヒント！

• 自由じゆうに表現ひょうげんしよう！
• 本物ほんものの色いろにこだわらず、きみの「こんなナンヨウハギがいたらいいな！」と思おもう色いろに塗ぬっていいんだよ。たとえば、ピンクのナンヨウハギや、緑色みどりいろの尾びれも、きっとかわいいね！
• 背景はいけいを描かき加くわえてみよう！
• ナンヨウハギが泳およいでいるのは、どんな場所ばしょかな？ カラフルなサンゴや、海藻かいそう、小ちいさな泡を描かき加くわえると、もっと絵えが生はき生はきするよ！