成田山新勝寺の塗り絵
成田山新勝寺の特徴
1000年以上の歴史をもつお寺
成田山新勝寺は、千葉県成田市にあるお寺だよ。「成田のお不動さま」として親しまれているんだ。
はじまりは940年。いまから1000年以上も前のことだよ。
そのころ関東で、平将門という武将が大きな戦いを起こしたんだ。寛朝というお坊さんが、戦いがしずまるようにと、不動明王の像をこの地に運んでいのったのが、お寺のはじまりと伝えられているよ。
お正月には、約300万人が集まる
成田山新勝寺は、お正月の初詣で、とてもたくさんの人がお参りに来るお寺なんだ。
お正月の三が日だけで、約300万人もの人がおとずれるよ。
東京の明治神宮とならんで、日本でもっとも初詣の人が多い場所のひとつなんだ。
大きな大本堂
境内のまん中にどっしりと建つのが、大本堂だよ。1968年に建てられた、大きなお堂なんだ。
ここでは、毎日護摩というおいのりが行われているよ。火をたいて、みんなのねがいごとがかなうようにいのるんだ。
2枚目の塗り絵は、大きな2段の屋根と、広い石段がある大本堂を正面から描いているよ。
色あざやかな三重塔
大本堂のとなりに立つのが、三重塔だよ。1712年に建てられた、国の重要文化財なんだ。
屋根が3つ重なった塔で、軒の下には竜や雲の彫刻がびっしりとほどこされているよ。
赤・緑・青・金などで、とてもあざやかに色がぬられているんだ。東寺の五重塔とくらべると、屋根の数も色もちがうね。
1枚目は三重塔を正面から、3枚目は三重塔と大本堂を見上げた景色を描いているよ。
重要文化財のお堂がたくさん
成田山新勝寺の境内には、三重塔のほかにも、国の重要文化財になっている建物がたくさんあるよ。
左右に仁王像が立つ仁王門、五百羅漢の彫刻がある釈迦堂、1701年に建てられた光明堂、たくさんの絵馬がかざられた額堂などだよ。
境内のおくには、高さ58メートルの大きな平和大塔もあるんだ。三重塔とは形がちがうので、くらべてみてね。
広い境内には公園もあって、四季の花や紅葉も楽しめるよ。
成田山新勝寺の色を塗るコツ
三重塔は、朱色と金色で
三重塔の手すりや柱は、あざやかな朱色だよ。
軒の下の彫刻は、青・緑・金色などでにぎやかに色がぬられているんだ。
雲のうずまきは青や緑、竜は金色や黄色にすると、本物のように豪華な塔になるよ。
屋根は、古い銅の色のうすい青緑にしてみよう。
大本堂は、白いかべとこげ茶の柱
大本堂は、白いかべとこげ茶色の柱の、落ちついた色のお堂だよ。
屋根は三重塔と同じ、うすい青緑。
正面の3つの大きな扉は、金色の金具がならぶ木の色にすると、お堂の入口がはっきりするんだ。
石段は、うすい灰色でぬってね。
見上げた絵は、空の青がきめ手
3枚目の絵は、塔と本堂を下から見上げているよ。
空をこい青でぬると、朱色の三重塔がぐっと引き立つんだ。
雲は白いまま残して、ふちだけうすい水色をのせると、ふんわりした雲になるよ。
塔の軒の下はとても細かいから、色えんぴつの先をとがらせて、少しずつぬってみてね。
大本堂の組み木を、1つずつ
2枚目の大本堂の絵では、屋根の下に、軒をささえる組み木がずらりとならんでいるね。
組み木は、こげ茶と白を交互にぬると、リズムよくならんだようすがよくわかるよ。
手すりは朱色やこげ茶色にすると、お堂の正面がきりっと引きしまるんだ。
成田山新勝寺の豆知識
「鬼は外」と言わない節分
成田山新勝寺の節分会では、豆まきのときに「鬼は外」と言わないんだ。
言うのは「福は内」だけ。
お不動さまの大きな心の前では、鬼もいい心にかわってしまうから、と言われているよ。
豆まきには、お相撲さんや、テレビで活やくする人たちも参加するんだ。
歌舞伎の「成田屋」
歌舞伎の市川團十郎の家は、「成田屋」とよばれているよ。
むかし、初代の團十郎が成田山にいのったところ、ねがっていた子どもをさずかったんだ。
そのお礼に、成田山のお不動さまの役を舞台で演じたのが、成田屋のはじまりと言われているよ。
参道は、うなぎの町
成田駅からお寺までは、約800メートルの表参道が続いているよ。
参道には、うなぎ料理のお店がたくさんならんでいるんだ。
近くの印旛沼でうなぎがよくとれたことから、成田の名物になったと言われているよ。
護摩のおいのり
大本堂では、毎日護摩というおいのりが行われているよ。
不動明王の前で火をたき、その火でみんなのねがいが書かれた木をもやして、ねがいごとがかなうようにいのるんだ。
お正月には、たくさんの人が家族の健康などをねがってお参りするよ。
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成田山の三重塔
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成田山の大本堂
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三重塔と大本堂(細密)
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