アジ(鯵)の塗り絵
アジ(鯵)の特徴
日本の食卓でおなじみの魚
アジは、日本のまわりの海にたくさんすんでいる、とても身近な魚だよ。
ふつう「アジ」とよばれるのはマアジという種類で、長さは20〜30センチほど。
アジフライやひもの、おさしみなど、いろいろな料理で食べられているね。
おいしい季節は、5月から7月ごろの初夏なんだ。
1年中とれるので、スーパーでも毎日のように見かけるよ。
体のひみつ「ぜいご」
アジのいちばんの特ちょうは、体の横に一列にならぶ「ぜいご」だよ。
ぜいごは、とげのある小さなかたいうろこが、くさりのようにつながったもの。
えらのうしろから尾びれのつけねまで、ずらりとならんでいるんだ。
さわるとざらざらしていて、料理するときは、包丁でそぎ落としてから使うよ。
1枚目の塗り絵で、ぜいごがどこからどこまでつづいているか、指でなぞってみてね。
ほかにも見つけよう
えらぶたのうしろの上のほうには、小さな黒い点が1つあるよ。
背びれは2つで、前の背びれは三角にとがっているね。
尾びれは、深く2つに分かれたふたまたの形。速く泳ぐ魚に多い形なんだ。
同じように速く泳ぐサバやカツオの塗り絵とも、形をくらべてみよう。
2枚の塗り絵
1枚目は、写真をもとに、マアジ1ぴきを真横から描いた絵だよ。
2枚目は、明るい浅い海の岩場のまわりを、アジの群れがうずを巻くように泳いでいる場面。
小さなエビを見つけて口をぱくっとあけるアジ、体をくねらせて向きを変えるアジ、岩のそばでこちらを見ているアジがいるよ。
岩の上のウニとヒトデもさがしてみてね。
アジの食べ方いろいろ
アジは、塩焼き、フライ、南蛮漬け、ひもの、おさしみと、たくさんの食べ方がある魚だよ。
こまかくたたいてみそやねぎとまぜた「なめろう」は、千葉県の漁師さんの料理なんだ。
アジは、小さいうちは「小アジ」、大きくなると「大アジ」とよばれ、小アジはまるごとからあげにしてもおいしいよ。
秋の魚の秋刀魚の塩焼きの塗り絵もあるので、いっしょにぬってみてね。
アジ(鯵)の色を塗るコツ
背中は青緑、おなかは銀色
アジの背中は、青緑や黄緑っぽい色でぬろう。
おなかは銀色やうすい灰色にして、ところどころ白く残すと、きらきら光る体になるよ。
背中とおなかのさかい目は、青緑を少しずつうすくして、ぼかしてみてね。
ぜいごは、黄色っぽく
ぜいごは、うすい黄色や黄土色でぬると、体の横にすっと線が通って見えるよ。
本物のアジも、光の当たり方で体が金色っぽく見えることがあるんだ。
金色の色えんぴつがあれば、ぜいごのまわりに少しのせてみよう。
ひれと目
ひれは、うすい黄色やうすい灰色で、すけるようにぬろう。
目は、黒目のまわりをうすい灰色にして、光っている所を白く残してね。
えらぶたのうしろの黒い点は、こい灰色や黒で小さくぬると、アジらしくなるよ。
2枚目の海は、明るい青で
2枚目の海は、水色や明るい青でぬって、お日さまの光がとどく浅い海にしよう。
水面からさしこむ光の筋は、白いまま残すか、うすい黄色をのせてね。
岩は灰色や茶色、海そうは茶色や黄土色、ウニはむらさき、ヒトデはオレンジにすると、にぎやかな海になるよ。
群れは、1ぴきずつ色を変えて
2枚目の手前のアジは、背中を青緑、黄緑、金色っぽい黄色と、1ぴきずつ少し変えてぬってみよう。
奥の小さなアジは、まわりの海の色をまぜてうすい水色にすると、遠くを泳いでいるように見えるよ。
アジ(鯵)の豆知識
名前は「味がいい」から?
アジという名前は、「味がよい」から「アジ」になったという説があるよ。
江戸時代の学者が、そのように書き残しているんだ。
それくらい、むかしからおいしい魚として親しまれてきたんだね。
「黄アジ」と「黒アジ」
マアジには、岩場のまわりにすみつく「黄アジ」と、広い海を回遊する「黒アジ」がいるよ。
黄アジは、体が黄色っぽくて、脂がたっぷりのっているんだ。
大分県の「関あじ」のように、地名がついた有名なアジもあるよ。
アジの「鯛の鯛」
魚の骨の中には、魚の形に見える「鯛の鯛」という骨があるよ。
アジにもあって、食べたあとにさがしてみると、小さな魚の形の骨が見つかるんだ。
見つけると、えんぎがいいと言われているよ。
群れでくらす魚
アジは、たくさんのなかまといっしょに群れで泳ぐよ。
群れで泳ぐと、大きな魚におそわれたときに、ねらわれにくくなるんだ。
ぜいごのある魚、ない魚
アジのなかまには、ぜいごがある魚が多いよ。
でも、同じアジのなかまのブリやカンパチには、ぜいごがほとんどないんだ。
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マアジ(横から)
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岩場をめぐるアジの群れ
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