C11(SL大樹)の塗り絵

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C11(SL大樹)の特徴(とくちょう)

小(ちい)さくて、はたらきものの蒸気機関車(じょうききかんしゃ)

C11は、みじかいきょりを走(はし)る列車(れっしゃ)や、えきでの入(い)れかえの仕事(しごと)のために作(つく)られた、小(こ)がたの蒸気機関車(じょうききかんしゃ)だよ。
1932年(ねん)から作(つく)られはじめ、ぜんぶで381両(りょう)が作(つく)られたんだ。
小(ちい)さいけれど使(つか)いやすく、日本(にっぽん)じゅうの支線(しせん)で活(かつ)やくしたよ。
この塗(ぬ)り絵(え)は、栃木県(とちぎけん)を走(はし)る「SL大樹(たいじゅ)」を引(ひ)く、C11 207という機関車(きかんしゃ)だよ。

炭水車(たんすいしゃ)がない「タンク機関車(きかんしゃ)」

D51などの大(おお)きな機関車(きかんしゃ)は、うしろに石炭(せきたん)と水(みず)をつんだ炭水車(たんすいしゃ)をつないでいるね。
C11には、炭水車(たんすいしゃ)がないんだ。
ボイラーの左右(さゆう)にある四角(しかく)い箱(ばこ)が水(みず)タンク、運転室(うんてんしつ)のうしろが石炭(せきたん)をつむ場所(ばしょ)になっているよ。
このように、水(みず)と石炭(せきたん)を自分(じぶん)の体(からだ)につんで走(はし)る機関車(きかんしゃ)を、タンク機関車(きかんしゃ)というんだ。
1枚目(まいめ)の塗(ぬ)り絵(え)で、番号(ばんごう)のプレートがついた四角(しかく)い水(みず)タンクをさがしてみてね。

ライトが2つの「カニ目(め)」

C11 207のいちばんの特(とく)ちょうは、ライトが2つあることだよ。
ふつうの蒸気機関車(じょうききかんしゃ)は、ライトが煙突(えんとつ)の前(まえ)に1つだけ。
C11 207は、煙突(えんとつ)の左右(さゆう)に1つずつついていて、カニの目(め)のように見(み)えるので、「カニ目(め)」とよばれているんだ。
むかし、きりの多(おお)い北海道(ほっかいどう)の線路(せんろ)を走っていたので、前(まえ)がよく見(み)えるように2つにしたんだよ。

車輪(しゃりん)とドームを見てみよう

C11の「C」は、動輪(どうりん)が3組(くみ)という意味(いみ)だよ。
2枚目(まいめ)の塗(ぬ)り絵(え)で、大(おお)きな動輪(どうりん)を数(かぞ)えてみよう。片(かた)がわに3つならんでいるね。
ボイラーの上(うえ)には、まるいドームが2つならんでいるよ。
煙突(えんとつ)は、上(うえ)が皿(さら)のように広(ひろ)がった形(かたち)をしているんだ。

向(む)きを変(か)える転車台(てんしゃだい)

2枚目(まいめ)は、転車台(てんしゃだい)にのったC11 207だよ。
転車台(てんしゃだい)は、機関車(きかんしゃ)をのせて、ぐるりとまわす大(おお)きな台(だい)のこと。
蒸気機関車(じょうききかんしゃ)は前(まえ)とうしろで形(かたち)がちがうので、行き先についたら、転車台(てんしゃだい)で向(む)きを変(か)えるんだ。
うしろのレンガの建物(たてもの)は、機関車(きかんしゃ)をしまっておく機関庫(きかんこ)だよ。

客車(きゃくしゃ)を引いて走(はし)る

3枚目(まいめ)は、けむりを上(あ)げて走(はし)るC11 207だよ。
機関車(きかんしゃ)のすぐうしろの小(ちい)さな車両(しゃりょう)は車掌車(しゃしょうしゃ)、そのうしろに客車(きゃくしゃ)がつづいているんだ。
この絵(え)では、いちばんうしろに、SLを助(たす)けるディーゼル機関車(きかんしゃ)もついているよ。

C11(SL大樹)の色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

黒(くろ)い車体(しゃたい)は、こいグレーで

C11の車体(しゃたい)は黒(くろ)だよ。
まっ黒(くろ)にぬりつぶすと、こまかい部品(ぶひん)の線(せん)が見えなくなってしまうね。
こいグレーでぬって、ボイラーやドームの上(うえ)のほうを少(すこ)しうすくすると、丸(まる)みが出(で)るよ。

プレートとライト

ナンバープレートのふちと文字(もじ)は金色(きんいろ)だよ。
2つのライトのガラスは、うすい黄色(きいろ)や水色(みずいろ)でぬると、光(ひか)っているように見(み)えるね。
とびらの左右(さゆう)にある小(ちい)さなライトは赤(あか)だよ。

ヘッドマークをデザインしよう

先頭(せんとう)の丸(まる)い板(いた)は、列車(れっしゃ)の名前(なまえ)をしめすヘッドマークだよ。
中(なか)は空白(くうはく)にしてあるので、すきな絵(え)や列車(れっしゃ)の名前(なまえ)を、自分(じぶん)でかいてみよう。
本物(ほんもの)のヘッドマークには、水色(みずいろ)のものや赤(あか)いものがあるよ。
ふちを金色(きんいろ)でかこむと、本物(ほんもの)らしくなるね。

転車台(てんしゃだい)とレンガの機関庫(きかんこ)

2枚目(まいめ)の転車台(てんしゃだい)と、上(うえ)へのびる鉄(てつ)のわくは赤茶色(あかちゃいろ)だよ。
うしろの機関庫(きかんこ)はレンガ色(いろ)でぬろう。
レンガを1つずつ、少(すこ)しずつちがう茶色(ちゃいろ)でぬると、本物(ほんもの)のかべのように見(み)えるね。

秋(あき)の線路(せんろ)ぞい

3枚目(まいめ)は、紅葉(こうよう)のきせつの写真(しゃしん)をもとにしているよ。
うしろの木(き)をオレンジ、黄色(きいろ)、赤(あか)でぬると、秋(あき)の景色(けしき)になるね。
客車(きゃくしゃ)はこげ茶色(ちゃいろ)、いちばんうしろの機関車(きかんしゃ)は赤(あか)でぬってみよう。
煙突(えんとつ)から出(で)るけむりはグレーで、もくもくした形(かたち)にそってぬると、いきおいが出(で)るよ。

C11(SL大樹)の豆知識(まめちしき)

SL大樹(たいじゅ)は、東武鉄道(とうぶてつどう)のSL列車(れっしゃ)

SL大樹(たいじゅ)は、栃木県(とちぎけん)の東武鬼怒川線(とうぶきぬかわせん)を走(はし)るSL列車(れっしゃ)だよ。
2017年(ねん)に運転(うんてん)がはじまり、下今市駅(しもいまいちえき)と鬼怒川温泉駅(きぬがわおんせんえき)のあいだを走っているんだ。
「大樹(たいじゅ)」は、むかしの将軍(しょうぐん)をうやまってよぶことばだよ。
日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)と、東京(とうきょう)スカイツリーを思(おも)いうかべる名前(なまえ)として、えらばれたんだ。

北海道(ほっかいどう)からやってきたC11 207

C11 207は、もともと北海道(ほっかいどう)で走っていた機関車(きかんしゃ)だよ。
きりの多(おお)い日高本線(ひだかほんせん)で使われていたので、ライトが2つになったんだ。
北海道(ほっかいどう)でSL列車(れっしゃ)を引いたあと、東武鉄道(とうぶてつどう)にかし出(だ)されて、SL大樹(たいじゅ)を引(ひ)くようになったよ。

転車台(てんしゃだい)を近(ちか)くで見られる

下今市駅(しもいまいちえき)と鬼怒川温泉駅(きぬがわおんせんえき)には、転車台(てんしゃだい)があるよ。
SLが向(む)きを変(か)えるようすを、すぐ近(ちか)くで見(み)ることができるんだ。
大(おお)きな機関車(きかんしゃ)が、ゆっくりとまわるすがたは、とてもはく力(りょく)があるよ。

なかまのC11たち

SL大樹(たいじゅ)では、C11 207のほかに、C11 325とC11 123も走っているよ。
ライトが2つの「カニ目(め)」は207だけなので、顔(かお)を見れば見分(わ)けられるんだ。