金魚の塗り絵
金魚の特徴
フナから生まれた、人が育てた魚
金魚は、フナのなかまから生まれた魚だよ。
むかしの中国で、ふつうは灰色っぽいフナの中に、赤い色のフナが見つかったのがはじまりと言われているんだ。
人びとはその赤いフナを大切に育てて、きれいな色や形の子どもをえらんで、また育てていったよ。
それをとても長いあいだくり返して、いまの金魚ができあがったんだ。
金魚は、人が長い時間をかけてつくり出した魚なんだね。
金魚は、川や池に自然にすむ魚ではなく、人にかわれてくらす魚なんだ。
かうときは、毎日えさをあげて、水をきれいにたもってあげようね。
まるい体と、ひらひらの尾びれ
1枚目の塗り絵は、琉金という金魚だよ。
横から見ると、体がまるくて高く、背中がぐっともり上がっているね。
いちばんのとくちょうは、長くてひらひらした尾びれなんだ。
琉金の尾びれは、3つや4つに分かれていて、泳ぐとドレスのすそのようにゆれるよ。
体には、赤と白のもようがあるね。
もようの形は1ぴきずつちがうので、同じ金魚は1ぴきもいないんだ。
金魚ばちで泳ぐ金魚
2枚目は、木のテーブルの上のまるい金魚ばちで、琉金が2ひき泳いでいるところだよ。
ばちのふちは、波のようにひらひらしているね。
底には丸い小石がしいてあって、水草が生えているよ。
ばちの横には、金魚のえさの入れものが置いてあるね。
日本では、金魚ばちや水そうで金魚をかう家がたくさんあって、とても身近な魚なんだ。
いろいろな形の金魚が大集合
3枚目は、水草がしげる大きな水そうで、いろいろな金魚が泳いでいるところだよ。
体のまるい琉金のほかに、細長い体の和金もいるね。
和金は、フナに近い形をした金魚で、元気よく泳ぎまわるんだ。
下のほうには、目が左右に大きく飛び出した出目金もいるよ。
金魚には、ほかにも頭にこぶのあるものや、背びれのないものなど、たくさんの品種がいるんだ。
同じ小さな魚のメダカやグッピーの塗り絵とくらべてみるのも楽しいよ。
金魚の色を塗るコツ
赤と白のもようを楽しもう
金魚の赤いところは、赤やオレンジでぬろう。
背中のほうを少しこい赤に、おなかのほうをオレンジにすると、体がまるく見えてくるよ。
白いところは、紙の白を残して、ふちにうすい黄色やうすいピンクを少しだけのせよう。
赤と白のさかいめは、線のとおりにぬり分けると、金魚らしいもようになるね。
全部オレンジ、全部赤、黒い金魚にしてもいいよ。
ひれは、すけて見えるように
金魚のひれは、うすくてすけているよ。
ひれは、つけねをこく、先にいくほどうすくぬってみよう。
いちばん先のほうは、白を少し残すと、ふわっとすけた感じが出るんだ。
ひれのすじにそって、色えんぴつを動かすと、ひらひらした感じになるよ。
体が赤い金魚なら、ひれはうすい赤やピンクにすると、体とひれがなじんできれいだね。
水の色と、水草の緑
2枚目と3枚目の水は、うすい水色でぬろう。
金魚のまわりは少し明るく残すと、金魚の赤がよく目立つよ。
水草は、黄緑とこい緑をまぜると、元気にしげっている感じが出るね。
底の小石は、灰色、茶色、クリーム色などを1つずつ変えてぬると楽しいよ。
2枚目の金魚ばちのガラスは、ふちの近くだけうすい水色をのせると、ガラスらしくなるんだ。
金魚の豆知識
金魚が日本に来たのは500年ほど前
金魚が中国から日本にやってきたのは、室町時代のことだと言われているよ。
はじめは、お金持ちしか買えないとても高いものだったんだ。
江戸時代になると、たくさんの人が金魚をかえるようになったよ。
金魚を売り歩く金魚売りや、金魚すくいも楽しまれるようになったんだ。
いまでも夏祭りの金魚すくいは、日本の夏の楽しみのひとつだね。
金魚とコイは、ひげで見分けよう
金魚とコイは、どちらもコイのなかまで、よく似ているよ。
見分けるコツは、口のまわりのひげなんだ。
コイには口のまわりにひげがあるけれど、金魚にはひげがないよ。
五月の鯉のぼりのコイにも、ひげがかいてあるか見てみよう。
琉金は、名前に「琉球」
1枚目の琉金という名前は、むかしの沖縄の呼び名「琉球」から来ていると言われているよ。
中国から琉球を通って日本に入ってきたので、この名前になったという説があるんだ。
金魚の品種には、出目金、らんちゅう、オランダシシガシラなど、おもしろい名前がたくさんあるよ。
図かんで名前と形をくらべてみると楽しいね。
-
琉金
-
金魚ばちの金魚
-
-
いろいろな金魚が泳ぐ水そう
-