ズワイガニの塗り絵

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ズワイガニの特徴(とくちょう)

冷たくて深(ふか)い海(うみ)にすむカニ

ズワイガニは、冷たくて深(ふか)い海(うみ)の底にすむカニのなかまだよ。
日本(にっぽん)では、日本海や北海道(ほっかいどう)の海(うみ)などにいて、水深200〜600メートルくらいの砂(すな)やどろの底でくらしているんだ。
そこは太陽(たいよう)の光(ひかり)がほとんど届かない、暗くて冷たい世界(せかい)だよ。
名前(なまえ)の「ズワイ」は、細(ほそ)い木の枝を意味する「すわえ」という言葉(ことば)から来たと言われているんだ。
細長(なが)い脚が、木の枝のように見えたのかもしれないね。
オスは大(おお)きく育つと、脚を広げた長さが大人(おとな)のうでの長さに近くなるものもいるんだ。

脚は全部で10本

1枚目の塗(ぬ)り絵(え)は、ズワイガニを真上から見たところだよ。
脚を数えてみよう。はさみのある脚が2本と、歩(ある)くための脚が8本で、全部で10本あるね。
カニは、エビと同じ「十脚」のなかまなんだ。
歩(ある)く脚は細くて長く、先がとがっていて、海(うみ)の底の砂(すな)やどろの上(うえ)を歩(ある)くのにぴったりだよ。
こうらは丸みのある三角形で、表面にはつぶつぶがたくさんあるね。
こうらの前(まえ)には、小(ちい)さな目(め)が2つ、ちょこんとついているんだ。

深(ふか)い海(うみ)の底をゆっくり歩(ある)く

2枚目は、深(ふか)い海(うみ)の底をズワイガニが歩いているところだよ。
片方のはさみをふり上(うえ)げて、片方を前(まえ)へのばしながら、右上へ進んでいるね。
地面(じめん)には小(ちい)さな石やイソギンチャクがあって、上(うえ)のほうにはタラが泳ぎ、砂(すな)の上(うえ)にはカレイがいるよ。
ズワイガニは、貝や小(ちい)さなエビ、ゴカイなどを、はさみでつまんで食(た)べるんだ。
はさみを器用に使って、えさを口(くち)まで運ぶんだよ。
深(ふか)い海(うみ)は水が冷たいので、ズワイガニはゆっくりと時間(じかん)をかけて大(おお)きくなるんだ。

冬(ふゆ)の漁港に、カニがやってくる

3枚目は、冬(ふゆ)の日本海の漁港で、とれたばかりの大(おお)きいカニと小(ちい)さいカニが、トレーにならんでいるところだよ。
うしろには、カニをとる船や、カニかご、ロープ、箱が見えるね。
空(そら)には雪(ゆき)がちらついて、カモメが飛んだり、杭にとまったりしているよ。
冬(ふゆ)の日本海は波が高くて、漁師さんたちは寒い中、沖まで船を出(だ)してカニをとってくるんだ。
とれたカニは、すぐに港の市場へ運ばれて、全国のお店へ届けられるよ。

ズワイガニの色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

生(い)きたカニと、ゆでたカニ

海(うみ)の中で生(い)きているズワイガニは、赤(あか)茶色(ちゃいろ)をしているよ。
こうらや脚の上(うえ)がわを赤(あか)茶色(ちゃいろ)でぬって、おなかがわの脚のつけねは、クリーム色(いろ)にするとそれらしくなるね。
ゆでたカニにしたいときは、あざやかなオレンジ色(いろ)や赤(あか)でぬってみよう。
カニの色(いろ)は、ゆでると赤(あか)く変(か)わるんだよ。
ゆでる前(まえ)と後の2まいをぬりくらべるのも楽(たの)しいね。

脚は、ふしごとにぬり分けよう

脚は、ふしで区切られたいくつものつつがつながってできているよ。
つつごとに、まん中をうすく、ふちを少(すこ)しこくすると、丸(まる)いつつに見えてくるんだ。
はさみの先と脚の先は、こい茶色(ちゃいろ)にしよう。
こうらのつぶつぶは、1つずつ小(ちい)さくこい色(いろ)をのせると、ごつごつして見えるね。
目(め)は黒(くろ)くぬって、白(しろ)い光(ひかり)を小(ちい)さく残(のこ)すといいよ。
とがった脚の先は、少(すこ)しずつこくしていこう。

深(ふか)い海(うみ)の色(いろ)と、冬(ふゆ)の港の色(いろ)

2枚目の海(うみ)は、上(うえ)のほうをこい青(あお)、海(うみ)の底に近(ちか)いほどむらさきや黒(くろ)に近(ちか)い青(あお)にすると、深(ふか)い海(うみ)らしくなるよ。
砂(すな)やどろは、灰色(はいいろ)やうすい茶色(ちゃいろ)でぬろう。
3枚目の冬(ふゆ)の空(そら)は、うすい灰色(はいいろ)や水色(みずいろ)にして、雪(ゆき)は白(しろ)く残そう。
トレーは青(あお)にすると、赤(あか)いカニがよく目立(めだ)つね。
冬(ふゆ)の魚(さかな)のハタハタの塗(ぬ)り絵(え)といっしょにぬると、冬(ふゆ)の日本海がにぎやかになるよ。

ズワイガニの豆知識(まめちしき)

11月6日に、漁がはじまる

カニをとりすぎないように、ズワイガニをとってよい期間は、国の決まりで海(うみ)ごとに決められているよ。
島根県から富山県にかけての日本海では、11月6日に漁が解禁されるんだ。
この日をまちわびて、港や市場はとてもにぎやかになるよ。
寒い冬(ふゆ)の鍋に入(い)れて食(た)べるのも人気なんだ。

とれる場所(ばしょ)で、名前(なまえ)が変(か)わる

オスのズワイガニは、とれる場所(ばしょ)によって名前(なまえ)が変(か)わるよ。
福井県は越前ガニ、石川県は加能ガニ、鳥取県などの山陰地方は松葉ガニだよ。
どれも同じズワイガニなんだ。
港ごとに色(いろ)のちがうタグを脚につけて、どこでとれたカニかわかるようにしているよ。

メスは小(ちい)さくて、よび名もちがう

メスはオスよりずっと体(からだ)が小(ちい)さくて、福井県ではセイコガニ、石川県では香箱ガニなどとよばれているよ。
こうらの黒(くろ)いつぶつぶは、カニビルという生(い)き物(もの)の卵(たまご)なんだ。
カニの体(からだ)に悪いものではなくて、カニのこうらを卵(たまご)を産む場所(ばしょ)として使っているんだよ。