タンチョウ(丹頂)の塗り絵

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タンチョウ(丹頂)の特徴(とくちょう)

日本(にっぽん)でいちばん大(おお)きな鳥(とり)

タンチョウは、北海道(ほっかいどう)の東(ひがし)のほうにくらすツルのなかまだよ。
立(た)つと高(たか)さは1.4メートルほど、つばさを広(ひろ)げると2メートルをこえる、日本(にっぽん)でいちばん大(おお)きな鳥(とり)なんだ。
白(しろ)い体(からだ)に、首(くび)と、つばさのうしろのほうが黒(くろ)。そして頭(あたま)のてっぺんが赤(あか)いのが特(とく)ちょうだよ。
「丹頂(たんちょう)」という名前(なまえ)の「丹(たん)」は赤(あか)、「頂(いただき)」は頭(あたま)のてっぺんという意味(いみ)なんだ。

頭(あたま)の赤(あか)いところのひみつ

タンチョウの頭(あたま)の赤(あか)いところは、羽(わ)ではなく、はだが見(み)えているんだ。
赤(あか)いのは、はだのすぐ下(した)に血(ち)がたくさん流(なが)れているからだよ。
こうふんしたり、なかまにアピールしたりするときには、赤(あか)いところが大(おお)きく広がると言(い)われているんだ。

雪原(せつげん)の求愛(きゅうあい)ダンス

冬(ふゆ)になると、タンチョウは雪原(せつげん)で、2羽(わ)で向(む)かい合(あ)ってダンスをするよ。
つばさを大(おお)きく広げたり、ぴょんととびはねたり、首(くび)をのばして「クルルー」と鳴(な)き合(あ)ったりするんだ。
これは、オスとメスが心(こころ)を通(かよ)わせる求愛(きゅうあい)ダンス。
タンチョウは、一度(いちど)つがいになると、ずっといっしょにくらすと言(い)われているよ。

3枚(まい)の塗(ぬ)り絵(え)

1枚目(まいめ)は、雪(ゆき)の上(うえ)でつばさを少(すこ)し広げた1羽(わ)のタンチョウ。背景(はいけい)がないので、羽(わ)のぬり分(わ)けに集中(しゅうちゅう)できるよ。
2枚目(まいめ)は、首(くび)と脚(あし)をまっすぐのばして、空(そら)を飛(と)ぶタンチョウを真横(まよこ)から描(えが)いた絵(え)。
3枚目(まいめ)は、雪原(せつげん)で2羽(わ)がつばさを広げて求愛(きゅうあい)ダンスをしている場面(ばめん)なんだ。
どの絵(え)も、本物(ほんもの)の写真(しゃしん)をもとに描(えが)いているよ。

冬(ふゆ)は人里(ひとざと)の近(ちか)くへ

タンチョウは、春(はる)から秋(あき)は湿原(しつげん)で子育(こそだ)てをして、冬(ふゆ)になると、えさをもらえる場所(ばしょ)や、こおらない川(かわ)の近(ちか)くに集(あつ)まってくるよ。
北海道(ほっかいどう)の釧路(くしろ)や鶴居村(つるいむら)では、冬(ふゆ)に何十羽(なんじゅうわ)ものタンチョウが雪原(せつげん)に集まり、ダンスをするすがたを見(み)ることができるんだ。
朝(あさ)、こおらない川(かわ)で、霧(きり)の中(なか)に立って休(やす)んでいるすがたは、とても美(うつく)しいよ。
冬(ふゆ)の白(しろ)い鳥(とり)では、ハクチョウの塗(ぬ)り絵(え)もあるよ。

子育(こそだ)て

春(はる)になると、タンチョウは湿原(しつげん)のアシの中(なか)に巣(す)を作(つく)って、たまごを2こ産(う)むよ。
ひなは茶色(ちゃいろ)い羽(わ)をしていて、親(おや)といっしょに歩(ある)きながら大(おお)きくなるんだ。

タンチョウ(丹頂)の色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

白(しろ)・黒(くろ)・赤(あか)の3色(いろ)が主役(しゅやく)

タンチョウの体(からだ)は、ほとんどが白(しろ)。白(しろ)いところはぬらずに残(のこ)そう。
白(しろ)い紙(かみ)の色(いろ)をそのまま生(い)かすのが、タンチョウをきれいにぬるいちばんのコツなんだ。
首(くび)と、つばさのうしろのほうは黒(くろ)やこい灰色(はいいろ)、頭(あたま)のてっぺんの小(ちい)さな丸(まる)を赤(あか)でぬると、すぐにタンチョウだとわかるよ。
脚(あし)はこい灰色(はいいろ)、くちばしはうすい黄緑(きみどり)やうすい灰色(はいいろ)にしよう。

白(しろ)い羽(わ)を、白(しろ)く見せるコツ

白(しろ)い羽(わ)のかさなっているところや、体(からだ)の下(した)のほうに、うすい水色(みずいろ)やうすい灰色(はいいろ)をほんの少(すこ)しのせると、ふわふわの羽(わ)が立体的(りったいてき)に見(み)えるよ。
羽(わ)の先(さき)は白(しろ)いまま残(のこ)すのがコツなんだ。

空(そら)と雪原(せつげん)

2枚目(まいめ)の空(そら)は水色(みずいろ)でぬると、白(しろ)い体(からだ)がひきたつよ。
3枚目(まいめ)の雪原(せつげん)は、白(しろ)いまま残して、雪(ゆき)のでこぼこにうすい水色(みずいろ)を少(すこ)しのせよう。
左(ひだり)のアシはうすい茶色(ちゃいろ)や黄土色(おうどいろ)にすると、冬(ふゆ)の北海道(ほっかいどう)らしくなるんだ。

和(わ)の色(いろ)で、おめでたく

ツルは、お正月(しょうがつ)の絵(え)にもよく描かれる、おめでたい鳥(とり)だよ。
背景(はいけい)に金色(きんいろ)の丸(まる)や、赤(あか)い日の出を足(た)すと、年賀状(ねんがじょう)にも使(つか)えるおめでたい絵(え)になるよ。

脚(あし)と足(あし)もと

1枚目(まいめ)の足(あし)もとの雪(ゆき)は白(しろ)いまま残して、足(あし)のまわりだけうすい水色(みずいろ)をのせると、雪(ゆき)の上(うえ)に立っているように見(み)えるよ。
長(なが)い脚(あし)は、ふしのところを少(すこ)しこくすると、本物(ほんもの)らしくなるんだ。

タンチョウ(丹頂)の豆知識(まめちしき)

一度(いちど)はいなくなりかけた

タンチョウは、むかし、つかまえられたり、すむ場所(ばしょ)の湿原(しつげん)がへったりして、絶滅(ぜつめつ)したと思(おも)われた時期(じき)があったよ。
1924年(ねん)に、北海道(ほっかいどう)の釧路湿原(くしろしつげん)で十数羽(じゅうすうわ)が見つかり、そこから大切(たいせつ)に守(まも)られてきたんだ。
冬(ふゆ)に人(ひと)がえさをあげるなどの取り組みで、いまでは1800羽(わ)をこえるまでにふえたよ。

「鶴(つる)は千年(せんねん)」

むかしから「鶴(つる)は千年(せんねん)、亀(かめ)は万年(まんねん)」と言(い)われて、ツルは長生(ながい)きのしるしとされてきたよ。
本当(ほんとう)は千年(せんねん)は生(い)きないけれど、野生(やせい)でも20年(ねん)から30年(ねん)ほど生(い)きる、長生(ながい)きの鳥(とり)なんだ。
千円札(せんえんさつ)のうらに、タンチョウが描かれていたこともあるよ。

北海道(ほっかいどう)の鳥(とり)

タンチョウは、北海道(ほっかいどう)の鳥(とり)に選(えら)ばれているよ。
国(くに)の特別天然記念物(とくべつてんねんきねんぶつ)にもなっていて、みんなで大切(たいせつ)に守っているんだ。

大(おお)きな声(こえ)

タンチョウの鳴(な)き声(こえ)は、とても大(おお)きくて、何(なん)キロメートルも先(さき)まで聞(き)こえるよ。
長(なが)い首(くび)の中(なか)に、くるりと曲(ま)がった長(なが)い気管(きかん)があって、ラッパのように声(こえ)をひびかせるんだ。
つがいの2羽(わ)が声(こえ)を合わせて鳴く「鳴(な)き交(か)わし」も、タンチョウの特(とく)ちょうだよ。