オシドリ(鴛鴦)の塗り絵
オシドリ(鴛鴦)の特徴
日本の池や川で見られるカモのなかま
オシドリは、カモのなかまの水鳥だよ。
大きさは40センチメートルあまりで、カモのなかでは小さめなんだ。
夏は、山の中の川や湖のまわりで子育てをするよ。
秋から冬になると、木にかこまれた池や川に集まって、群れでくらすんだ。
冬の公園の池などでも見られることがあるので、さがしてみよう。
同じ冬の水辺で見られる鳥には、ハクチョウもいるね。
オスは、はでなおしゃれさん
オシドリのオスは、日本の鳥の中でもとてもはでな色をしているよ。
赤いくちばしに、目のまわりから頭のうしろへのびる太い白い帯があるんだ。
ほおから首にかけては、オレンジ色のふさふさした羽が広がっているね。
そして、いちばんのとくちょうが、背中に立ったオレンジ色の羽だよ。
この羽は、形がイチョウの葉に似ているので、「いちょう羽」とよばれているんだ。
1枚目の塗り絵は、首をのばして足もとを見ているオスだよ。
頭の白い帯や、背中のいちょう羽の形が、よくわかるね。
メスは、目のまわりの白いもようが目印
メスは、オスとくらべるとずっとじみな色をしているよ。
体は灰色っぽい茶色で、むねやわきには白いまだらもようがあるんだ。
目のまわりは白くふちどられていて、そこから白い線が頭のうしろへのびているよ。
2枚目の塗り絵では、左にメス、右にオスが、水辺の岸にならんで立っているね。
メスのまだらもようと、オスのいちょう羽をくらべてみよう。
足もとには、落ち葉がちらばっているよ。
もみじの池をならんで泳ぐ
3枚目は、オスとメスが池をならんで泳いでいるところだよ。
上からはイロハモミジの枝がのびていて、水面には、もみじやイチョウの葉がういているね。
2羽が進んだあとには、水のわが広がっているよ。
オシドリは、水の上を泳ぐだけでなく、木の枝にとまることもできるんだ。
カモのなかまで木にとまるのは、ちょっとめずらしいね。
足の指のあいだには水かきがあって、これで水をけって泳ぐんだ。
1枚目と2枚目の塗り絵で、足の水かきもさがしてみよう。
オシドリ(鴛鴦)の色を塗るコツ
オスは、あざやかな色をはっきりぬり分けよう
オスは色がたくさんあるので、場所ごとに色を決めてからぬろう。
くちばしは赤、頭の白い帯は紙の白を残して、頭のてっぺんは緑や青むらさき、ほおから首はオレンジにするよ。
いちょう羽は、あざやかなオレンジ色でぬろう。
むねはこいむらさきや紺色、わきはクリーム色や黄土色にすると、オシドリらしくなるね。
むねとわきのさかいめにある白と黒のすじは、はっきり残すと引きしまるよ。
メスは、灰色と茶色でやさしく
メスは、灰色がかった茶色で体全体をぬろう。
むねとわきのまだらは、まだらの中を白く残して、まわりを茶色にすると、もようが目立つよ。
目のまわりの白いふちと、頭のうしろへのびる白い線は、ぬらずに残しておこうね。
メスがじみな色だと、となりのオスのはでな色がいっそう引き立つんだ。
秋の池の色で、まわりをかざろう
3枚目の池の水は、水色や青緑でぬって、水のわのところを少しこくしよう。
上のもみじの葉は赤やオレンジ、水にうかぶイチョウの葉は黄色にすると、秋から冬の池らしくなるよ。
オシドリのまわりの水に、体の色をほんの少しうつすと、水面にうつっているように見えるね。
2枚目の岸の地面は、茶色やこげ茶でぬって、落ち葉は赤や黄色にしてみよう。
オシドリ(鴛鴦)の豆知識
「おしどり夫婦」の本当のところ
なかのよい夫婦のことを、「おしどり夫婦」というよ。
オシドリのオスとメスが、いつもならんでいるところから生まれたことばなんだ。
でも、じっさいのオシドリは、毎年ちがう相手とペアになることが多いと言われているよ。
それに、卵をあたためたりヒナを育てたりするのは、メスだけなんだ。
ヒナは木の穴から飛びおりる
オシドリは、水辺の近くの大きな木の穴に巣をつくって卵をうむよ。
ヒナが卵からかえると、お母さんは木の下から声をかけるんだ。
その声を合図に、ヒナたちは高い木の穴からつぎつぎと飛びおりて巣立つよ。
ヒナの体はとても軽くてやわらかいので、地面に落ちてもけがをしにくいと言われているよ。
夏のオスは、メスそっくり
はでなオスも、子育ての時期が終わると、羽が生えかわってメスに似たじみな色になるよ。
このすがたを「エクリプス」とよぶんだ。
秋になると、また羽が生えかわって、いちょう羽のあるはでなすがたにもどるよ。
オシドリは、ドングリが大好物で、秋には水辺の林でドングリを食べることもあるんだ。
漢字では「鴛鴦」と書いて、「鴛」がオス、「鴦」がメスをあらわしているよ。
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オシドリのオス
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岸にならぶオスとメス
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もみじの池を泳ぐ2羽
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