たき火の塗り絵

難易度:
~

たき火の特徴(とくちょう)

落(お)ち葉(は)を集(あつ)めて、たき火をしよう

秋(あき)の終(お)わりから冬(ふゆ)のはじめにかけて、木(き)の葉(は)はたくさん地面(じめん)に落(お)ちるよ。
むかしは、庭(にわ)や道(みち)ばたの落(お)ち葉(は)を竹(たけ)ぼうきで集(あつ)めて、たき火にすることがよくあったんだ。
1枚目(まいめ)の塗(ぬ)り絵(え)は、集(あつ)めた落(お)ち葉(は)の山(やま)の上(うえ)に小枝(こえだ)や細(ほそ)いまきを組(く)んで、ほのおがゆらゆら上(あ)がるたき火だよ。
まわりには、カエデやイチョウ、サクラの落(お)ち葉(は)がちらばっているね。
落(お)ち葉(は)で遊(あそ)ぶのが好(す)きな人(ひと)は、落(お)ち葉(は)あそびの塗(ぬ)り絵(え)もいっしょに楽(たの)しんでね。

たき火といえば、焼(や)きいも

たき火の楽(たの)しみといえば、焼(や)きいもだね。
サツマイモをアルミホイルでつつんで、たき火の中(なか)に入(い)れておくと、ほくほくの焼(や)きいもができるんだ。
1枚目(まいめ)のたき火のそばにも、焼く前(まえ)のサツマイモが3本(ぽん)おいてあるよ。
2枚目(まいめ)の塗(ぬ)り絵(え)では、おじいさんが長(なが)い火(ひ)ばさみで、火の中(なか)からおいもを取(と)り出(だ)しているところなんだ。
子(こ)どもたちは少(すこ)しはなれたところで、焼けるのをわくわくしながら待(ま)っているね。
焼(や)きいもの塗(ぬ)り絵(え)は、焼き芋の記事(きじ)にもあるよ。

童謡(どうよう)「たきび」と垣根(かきね)の曲(ま)がり角(つの)

たき火の歌(うた)といえば、童謡(どうよう)の「たきび」だよ。
詩(し)を書(か)いたのは巽聖歌(たつみせいか)、曲(きょく)をつけたのは渡辺茂(わたなべしげる)という人(ひと)なんだ。
巽聖歌(たつみせいか)は、東京(とうきょう)の中野区上高田(なかのくかみたかだ)に住(す)んでいたころ、毎日(まいにち)のように近所(きんじょ)を散歩(さんぽ)していたよ。
そのとちゅうで見(み)た、垣根(かきね)のある家(いえ)のまわりの落(お)ち葉(は)たきが、この歌(うた)のもとになったと言(い)われているんだ。
歌(うた)には、垣根(かきね)の曲(ま)がり角(つの)や、さざんかの花(はな)、冷(つめ)たい北風(きたかぜ)が出(で)てくるよ。
3枚目(まいめ)の塗(ぬ)り絵(え)は、この歌(うた)のような、さざんかの垣根(かきね)の曲(ま)がり角(つの)でのたき火の場面(ばめん)だね。

さざんかは、冬(ふゆ)のはじめにさく花(はな)

さざんかは、ツバキのなかまの木(き)だよ。
秋(あき)の終(お)わりから冬(ふゆ)のはじめに、白(しろ)やピンク、赤(あか)の花(はな)をさかせるんだ。
葉(は)はこい緑(みどり)で、表面(ひょうめん)につやがあるのがとくちょうだよ。
寒(さむ)い時期(じき)にさくので、たき火やこがらしと同(おな)じように、冬(ふゆ)を感(かん)じさせる花(はな)なんだ。
さざんかのことをもっと知(し)りたい人(ひと)は、サザンカの記事(きじ)も見(み)てね。

たき火は、かならず大人(おとな)といっしょに

たき火は、子(こ)どもだけでぜったいにしないでね。
いまは、ごみを外(そと)で燃(も)やすことは法律(ほうりつ)で原則禁止(げんそくきんし)されているんだ。
落(お)ち葉(は)の小(ちい)さなたき火は例外(れいがい)とされているけれど、住(す)んでいる町(まち)によっては決(き)まりでやめるよう呼(よ)びかけていたり、けむりが近所(きんじょ)の迷惑(めいわく)になったりすることもあるよ。
たき火をするときは、大人(おとな)といっしょに、たき火をしてよい場所(ばしょ)で、水(みず)を入(い)れたバケツを用意(ようい)してからにしよう。
2枚目(まいめ)と3枚目(まいめ)の塗(ぬ)り絵(え)にも、たき火のそばに水(みず)のバケツがおいてあるね。

たき火の色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

ほのおは、まん中(なか)を明(あか)るく

たき火のほのおは、まん中(なか)ほど明るい黄色(きいろ)、外側(そとがわ)にいくほどオレンジや赤(あか)にすると、本物(ほんもの)みたいに見(み)えるよ。
まず全体(ぜんたい)をうすい黄色(きいろ)でぬって、外側(そとがわ)のふちにオレンジ、ほのおの根(ね)もとに赤(あか)を重(かさ)ねてみよう。
ほのおの先(さき)は、色(いろ)えんぴつの力(ちから)をぬいて、ふわっと消(き)えるようにぬるのがコツなんだ。

けむりは、うすい灰色(はいいろ)でふんわり

うずまきのけむりは、ぬりつぶさずに、うすい灰色(はいいろ)や水色(みずいろ)で、ふちのほうだけそっとぬろう。
まん中(なか)を白(しろ)く残(のこ)すと、ふわふわと空(そら)にのぼっていく感(かん)じが出(で)るよ。
空(そら)を水色(みずいろ)でぬるときは、けむりのまわりを少(すこ)しあけておくと、けむりが引(ひ)き立(た)つね。

サツマイモは、赤(あか)むらさきでつやつやに

1枚目(まいめ)のサツマイモは、皮(かわ)を赤(あか)むらさきでぬってみよう。
まん中(なか)に少(すこ)し白(しろ)いすじを残(のこ)すと、つやつやした皮(かわ)らしくなるんだ。
2枚目(まいめ)の火(ひ)ばさみではさんだおいもは、こげたところをこい茶色(ちゃいろ)にすると、焼きたてのおいしそうな感(かん)じが出(で)るよ。

落(お)ち葉(は)とさざんかで、冬(ふゆ)の色(いろ)を

落(お)ち葉(は)は、カエデを赤(あか)、イチョウを黄色(きいろ)、サクラを赤茶(あかちゃ)やオレンジにすると、地面(じめん)がにぎやかになるね。
さざんかの花(はな)は、ピンクや赤(あか)や白(しろ)で、いくつか色(いろ)をまぜてもきれいだよ。
葉(は)はこい緑(みどり)でぬって、葉(は)のまん中(なか)に白(しろ)い線(せん)を少(すこ)し残(のこ)すと、つやつやした葉(は)になるんだ。
バケツの水(みず)は水色(みずいろ)にして、たき火のあたたかい色(いろ)とくらべてみよう。

たき火の豆知識(まめちしき)

「たきび」は、戦争(せんそう)で放送(ほうそう)が止(と)められた

童謡(どうよう)「たきび」は、昭和(しょうわ)16年(ねん)、いまから80年以上前(ねんいじょうまえ)の12月(がつ)に、ラジオの子(こ)ども向(む)け番組(ばんぐみ)で流(なが)されたんだ。
ところが、その前(まえ)の日(ひ)に太平洋戦争(たいへいようせんそう)がはじまってしまったよ。
「たき火は敵(てき)の飛行機(ひこうき)のめじるしになる」「落(お)ち葉(は)は大切(たいせつ)な燃料(ねんりょう)だ」と言(い)われて、放送(ほうそう)はすぐに止(と)められてしまったんだ。
みんなに知られるようになったのは、戦争(せんそう)が終わったあとの昭和(しょうわ)24年(ねん)に、ふたたびラジオで流(なが)れてからなんだよ。

教科書(きょうかしょ)の絵(え)に、バケツと大人(おとな)

「たきび」は、やがて小学校(しょうがっこう)の音楽(おんがく)の教科書(きょうかしょ)にものるようになったよ。
でも、消防(しょうぼう)の人(ひと)たちから「たき火をすすめるような歌(うた)は、火事(かじ)をふせぐ教(おし)えによくないのでは」と心配(しんぱい)する声(こえ)が出(で)たんだ。
そこで、教科書(きょうかしょ)の絵(え)に見(み)守(まも)る大人(おとな)と、水(みず)の入(はい)ったバケツを描(か)くことにしたと言(い)われているよ。
2枚目(まいめ)と3枚目(まいめ)の塗(ぬ)り絵(え)で、たき火のそばにバケツがあるのも、同(おな)じ理由(りゆう)なんだ。

焼(や)きいもは、ゆっくり焼くとあまくなる

サツマイモには、でんぷんをあまい糖(とう)にかえるはたらきをもつものが入(はい)っているんだ。
このはたらきは、70度(ど)くらいのときによく進(すす)むと言(い)われているよ。
たき火の灰(はい)の中(なか)でじっくり焼くと、その温度(おんど)の時間(じかん)が長くなるので、あまい焼(や)きいもができるんだ。
いそいで温(あたた)めるより、ゆっくり焼いたほうがあまくなるなんて、ふしぎだね。

さざんかは、花(はな)びらが1枚(まい)ずつ散(ち)る

さざんかとツバキはよくにているけれど、散り方(かた)がちがうよ。
ツバキは花(はな)がまるごとぽとりと落(お)ちることが多(おお)いけれど、さざんかは花(はな)びらが1枚(まい)ずつ散(ち)るんだ。
さざんかの垣根(かきね)の下(した)に、花(はな)びらがちらばっていたら、それがめじるしだね。