フクロウの塗り絵

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フクロウの特徴(とくちょう)

日本(にっぽん)の森(もり)にすむフクロウ

フクロウは、九州(きゅうしゅう)から北海道(ほっかいどう)までの森(もり)に1年(ねん)じゅうすんでいる鳥(とり)だよ。
大(おお)きさは50センチメートルくらいで、カラスと同(おな)じくらいなんだ。
体(からだ)は、灰色(はいいろ)っぽい茶色(ちゃいろ)に、こい茶色(ちゃいろ)のすじもようが入(はい)っているよ。
このもようが木(き)のみきにそっくりなので、木(き)にとまっていると、なかなか見(み)つからないんだ。
北海道(ほっかいどう)にすむフクロウは、ほかの地域(ちいき)よりも白(しろ)っぽい色(しょく)をしているよ。
大(おお)きな木(き)の多(おお)い神社(じんじゃ)の森(もり)や、古(ふる)い公園(こうえん)の林(はやし)にすんでいることもあるんだ。
夜(よる)に「ゴロスケ、ホーッホー」と聞(き)こえる鳴き声(こえ)が、フクロウの声(こえ)だと言(い)われているよ。

まんまるの顔(かお)は、音(おと)を集(あつ)めるパラボラ

フクロウの顔(かお)は、お皿(さら)のように平(ひら)たくてまんまるだね。
この顔(かお)のまわりの羽(はね)が、小(ちい)さな音(おと)を集めて耳(みみ)にとどける役目(やくめ)をしていると言(い)われているよ。
それに、フクロウの左右(さゆう)の耳(みみ)は、高(たか)さが少(すこ)しずれているんだ。
そのおかげで、音(おと)がどこから聞(き)こえるかを、上下(じょうげ)までしっかり聞き分(わ)けられるよ。
まっ暗な夜(よる)でも、草(くさ)の下(もと)で動(うご)くネズミの音(おと)を聞きつけて、つかまえることができるんだ。

昼(ひる)は木(き)の穴(あな)やしげみで休(やす)む

フクロウは、夜(よる)に活動(かつどう)する鳥(とり)だよ。
昼(ひる)のあいだは、木(き)の枝(えだ)やしげみ、大(おお)きな木(き)の穴(あな)の中(なか)でじっと休んでいるんだ。
1枚目(まいめ)の塗(ぬ)り絵(え)は、木(き)の枝(えだ)にとまったフクロウだね。
するどいつめのついた足(あし)で、枝(えだ)をしっかりつかんでいるよ。
2枚目(まいめ)は、太(ふと)い木(き)のみきにあいた穴(あな)から、フクロウが大(おお)きな黒(くろ)い目(め)でこちらを見ているところだよ。
3枚目(まいめ)は、雪(ゆき)のつもった森(もり)の大(おお)きな木(き)の穴(あな)で、フクロウが目(め)を細(ほそ)めて休んでいるところだね。
まわりの枝(えだ)にも、雪(ゆき)がつもっているよ。

羽(はね)の音(おと)をたてずに飛(と)ぶ

フクロウは、ほとんど音(おと)をたてずに飛(と)ぶことができるよ。
つばさの羽(はね)のふちが、くしのようにぎざぎざになっていて、風(かぜ)を切(き)る音(おと)を小(ちい)さくしていると考(かんが)えられているんだ。
羽(はね)の表面(ひょうめん)もふわふわとやわらかいので、羽(は)ばたいても音(おと)が出(で)にくいよ。
この静(しず)かなつばさで、気(き)づかれないうちにえものに近(ちか)づくんだね。
フクロウのつばさのしくみは、音(おと)の静(しず)かな扇風機(せんぷうき)などの研究(けんきゅう)にも生(い)かされているんだよ。

フクロウの色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

大(おお)きな目(め)は黒(くろ)く、光(ひかり)を白(しろ)く残(のこ)そう

日本(にっぽん)のフクロウの目(め)は、こい茶色(ちゃいろ)や黒(くろ)だよ。
目(め)をぬるときは、ひとみの中(なか)に小(ちい)さな白(しろ)い点(てん)を残(のこ)すのがコツなんだ。
この白(しろ)い点(てん)があるだけで、目(め)がきらっと光(ひか)って、生(い)き生(い)きとした顔(かお)になるよ。
くちばしは、うすい黄色(きいろ)やクリーム色(しょく)でぬろうね。
まんまるの顔(かお)のふちは、こい茶色(ちゃいろ)で線(せん)をなぞるようにぬると、お皿(さら)のような顔(かお)の形(かたち)がはっきりするよ。

すじもようは、うすい色(しょく)から重(かさ)ねて

体(からだ)は、まずうすい茶色(ちゃいろ)や灰色(はいいろ)で全体(ぜんたい)をぬろう。
そのあと、こい茶色(ちゃいろ)で、むねやおなかのすじもようを1本(ぽん)ずつ重(かさ)ねるよ。
顔(かお)のまわりは少(すこ)しうすく、つばさや背中(せなか)は少(すこ)しこくすると、体(からだ)のふくらみが出(で)てくるね。
北海道(ほっかいどう)のフクロウにしたいときは、全体(ぜんたい)を白(しろ)っぽくして、すじだけをこげ茶にするといいよ。

木(き)のみきと雪(ゆき)の森(もり)

木(き)のみきは、茶色(ちゃいろ)や灰色(はいいろ)でぬって、木(き)の皮(かわ)のでこぼこにそってこい色(しょく)を重(かさ)ねると、ごつごつした感(かん)じが出(で)るよ。
木(き)の穴(あな)の中(なか)は、いちばんこい色(しょく)にしよう。
穴(あな)の中(なか)が暗(くら)いと、中(なか)にいるフクロウがぱっとうかび上(あ)がるんだ。
3枚目(まいめ)の雪(ゆき)は、白(しろ)を残して、うすい水色(みずいろ)で影(かげ)をつけてね。
夜(よる)の森(もり)にしたいときは、空(そら)をこい青(あお)や紺色(こんいろ)にすると、フクロウらしいふんいきになるよ。
冬(ふゆ)に会(あ)いたい鳥(とり)のシマエナガやライチョウの塗(ぬ)り絵(え)も、いっしょにぬってみよう。

フクロウの豆知識(まめちしき)

フクロウとミミズクのちがい

フクロウのなかまには、「ミミズク」という名前(なまえ)の鳥(とり)もいるよ。
頭(あたま)に、耳(みみ)のように立(た)った羽(はね)があるものを、ミミズクとよぶことが多(おお)いんだ。
この羽(はね)は「羽角(はすみ)」といって、本当(ほんとう)の耳(みみ)ではなく、ただの羽(はね)なんだよ。
この塗(ぬ)り絵(え)のフクロウには羽角(はすみ)がなく、頭(あたま)がまんまるだね。
羽角(はすみ)のあるなかまには、アメリカワシミミズクなどがいるよ。

「ふくろう」は、えんぎのよい鳥(とり)

フクロウは、名前(なまえ)のひびきから「不苦労(ふくろう)」、つまり苦労(くろう)しないという意味(いみ)にかけて、えんぎのよい鳥(とり)とされているよ。
「福来郎(ふくらいろう)」などの字(じ)をあてることもあるんだ。
そのため、フクロウの置(お)きものやお守りを、家(いえ)にかざる人(ひと)も多(おお)いね。
ヨーロッパでは、フクロウはかしこさのしるしとされてきたよ。

首(くび)がぐるりと回(まわ)るわけ

フクロウの目(め)は、顔(かお)の正面(しょうめん)にならんでいて、ほとんど動かせないんだ。
そのかわり、首(くび)がとてもやわらかくて、うしろのほうまでぐるりと回せるよ。
体(からだ)はそのままで、顔(かお)だけをうしろへ向(む)けることもできるんだ。
目(め)を動かせないぶん、首(くび)を回してまわりを見ているんだね。