スケートの塗り絵
スケートの特徴
動物の骨で作った、むかしのスケート
スケートは、くつの底についた細い刃で、氷の上をすべる遊びやスポーツだよ。
そのはじまりは、とても古いんだ。
いちばん古いスケートは、馬や牛などの動物の骨をけずって、革のひもで足にしばりつけたものだったと言われているよ。
北ヨーロッパのフィンランドのあたりでは、いまから4000〜5000年ほど前には、もう骨のスケートが使われていたと考えられているんだ。
湖がたくさんある土地なので、冬にこおった湖の上を、歩くより楽に行き来するための道具だったと言われているよ。
金属の刃で、思いどおりにすべれるように
やがて、骨のかわりに金属の刃が使われるようになったよ。
13〜14世紀ごろのオランダでは、刃のふちをとがらせて、氷をしっかりとらえられるようにしたと言われているんだ。
いまのスケートぐつの刃はブレードとよばれていて、1枚目の塗り絵のくつの底にも、細長いブレードがついているね。
ひもでぎゅっとしめる、足首まで高さのあるくつは、足首がぐらぐらしないように支えてくれるんだ。
どうして氷の上はすべるの?
ブレードがすべるのは、氷の表面に、とてもうすい水のような層があるからだと考えられているよ。
でも、その層がどうしてできるのかは、じつはまだはっきりわかっていないんだ。
ブレードにおされて氷がとけるという考え、こすれたときの熱でとけるという考え、氷の表面にははじめから水のようなうすい層があるという考えなど、いくつもの説があるよ。
細いブレードのふちが氷にくいこむので、進む向きを変えたり、止まったりできるんだ。
フィギュア、スピード、アイスホッケー
スケートには、いろいろな種類があるよ。
フィギュアスケートは、音楽に合わせてすべり、ジャンプやスピンの美しさをきそうスポーツなんだ。
スピードスケートは、1周400メートルのリンクを回って、速さをきそうよ。
アイスホッケーは、スティックでパックという平たい円ばんを打って、相手のゴールに入れるチームのスポーツだね。
雪の上をすべるスキーと同じように、どれも冬のオリンピックの種目なんだ。
日本のスケートと諏訪湖
日本でスケートが教えられたのは、明治時代の札幌がはじまりと言われているよ。
1877年に、札幌農学校に来たアメリカ人の先生が、スケートぐつですべってみせたと伝えられているんだ。
長野県の諏訪湖では、明治時代の終わりごろから、こおった湖の上でスケートがさかんになったよ。
革のスケートぐつはとても高かったので、下諏訪の職人が、げたの底に鉄の刃をつけた「下駄スケート」を作ったと言われているんだ。
諏訪湖を1周する大会もひらかれて、冬には遠くの町から、スケートをしに来る人をのせた列車も走ったそうだよ。
3枚目の塗り絵は、雪の山のふもとにあるこおった湖の天然リンクで、家族や友だちがすべっている場面だね。
屋外のリンクで、すいーっと
2枚目の塗り絵は、屋外のスケートリンクで、子どもたちがすべっている場面だよ。
1人は両うでを横に広げてバランスをとりながら、すいーっとすべっているね。
もう1人は、リンクのふちの手すりにつかまって、ゆっくり進んでいるんだ。
はじめてのスケートは、手すりにつかまって、氷の感じになれるところからはじめよう。
スケートの色を塗るコツ
氷は白を残して、うすい水色で
リンクや湖の氷は、全部をこくぬらないのがコツだよ。
白いところを残しながら、うすい水色をさっとのせると、つるつるの氷らしくなるんだ。
ブレードがすべったあとの線は、白いまま残すか、少しこい水色でなぞってみよう。
遠くの氷ほどうすく、手前の氷ほど少しこくすると、3枚目の湖の広さが出るよ。
ブレードは銀色、くつは好きな色で
1枚目のブレードは金属なので、灰色でぬって、ところどころ白を残すと、ぴかっと光る銀色らしくなるよ。
フィギュアスケートのくつは白や黒をよく見かけるけれど、塗り絵では好きな色にしていいんだ。
ひもをくつとちがう色にすると、交差したひもとちょう結びがよく目立つね。
雪の結晶は水色、ミトンは赤や黄色にすると、冬らしいはなやかさが出るよ。
冬の服は、あたたかい色で
2枚目の子どもたちは、ニット帽やマフラー、ダウンジャケット、ミトンで冬のかっこうをしているよ。
白い氷と雪の中では、赤・オレンジ・黄色のようなあたたかい色の服がぱっと目立つんだ。
ニット帽とマフラーを同じ色にそろえると、おしゃれな冬の服になるね。
3枚目は人がたくさんいるので、人ごとに服の色を変えると、だれがどこにいるか見つけやすくなるよ。
雪の木と山は、白とかげで
雪だるまと同じように、雪のところは白いまま残すのがいちばんだよ。
木の葉や山の岩が見えるところだけをぬって、雪のかげになるところにうすい水色やうすいむらさきを少しのせてみよう。
そうすると、雪がふっくらして見えるんだ。
空はうすい灰色や水色にすると、雪のふる冬の空になるね。
3枚目の小屋は茶色、屋根の雪は白にして、あたたかそうな休けい所にしてみよう。
スケートの豆知識
つま先のぎざぎざは、ジャンプのため
フィギュアスケートのブレードのつま先には、ぎざぎざのトウピックがついているよ。
ジャンプでふみ切るときや、スピンをはじめるときに、このトウピックを氷につくんだ。
スピードスケートやアイスホッケーのブレードには、このぎざぎざはついていないよ。
1枚目の塗り絵のくつも、つま先に小さなトウピックがあるフィギュアスケートのくつなんだ。
「フィギュア」は図形のこと
フィギュアという言葉には、図形という意味があるんだ。
むかしのフィギュアスケートには、氷の上に円などの決められた図形をブレードで正確に描く種目があったよ。
いまの大会ではその種目はなくなって、ジャンプやスピン、ステップを音楽に合わせて見せる競技になっているんだ。
こおった湖や池に、勝手に乗らない
こおった湖や池には、見た目ではわからなくても、氷がうすいところがあるんだ。
氷がわれて水に落ちると、とてもつめたくて、命にかかわるよ。
諏訪湖でも、氷がうすい年が多くなって、昭和の終わりごろからは湖の上にスケートリンクが作られていないと言われているよ。
こおった池や湖には、ぜったいに勝手に乗らないでね。
スケートは、大人といっしょに、管理されたスケートリンクで楽しもう。
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スケートぐつ
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屋外リンクでスケート
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こおった湖の天然リンク
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