マガン(真雁)の塗り絵
マガン(真雁)の特徴
秋に日本へやってくる渡り鳥
マガンは、カモのなかまの大きな渡り鳥だよ。
夏は、ロシアの北のほうの寒い土地で、ヒナを育てるんだ。
そして秋になると、何千キロメートルも空を飛んで、日本へ冬をこしにやってくるよ。
日本に来るのは、毎年10月ごろからで、春になるとまた北へ帰っていくんだ。
マガンは、家族でいっしょに旅をして、冬のあいだも親子でくらすと言われているよ。
同じように冬に日本へ来る渡り鳥には、ハクチョウもいるね。
白いおでこが目じるし
1枚目の塗り絵は、草地に立っているマガンを横から見たところだよ。
体は灰色がかった茶色で、つばさには、うろこのようなもようがならんでいるね。
いちばんの目じるしは、くちばしのつけねからおでこにかけての白いところなんだ。
英語では、この白いおでこから「ホワイト・フロンテッド・グース」とよばれているよ。
くちばしはピンク色、足はオレンジ色で、指のあいだに水かきがあるんだ。
おなかには、黒い横じまのもようがあるよ。
この黒いもようは、おとなの鳥になるとはっきりしてくるんだ。
田んぼで落ちたもみを食べる
2枚目は、稲刈りが終わった田んぼで、マガンの群れが食べものをさがしているところだよ。
手前の3羽は、1羽が地面をつつき、1羽が首をのばしてまわりを見て、1羽が歩いているね。
マガンは、田んぼに落ちた稲のもみや、草の葉を食べるんだ。
うしろには、稲を干すための「はさがけ」や、遠くの山が見えるよ。
空には、ほかのマガンの群れが飛んでいるね。
夜明けの空へ、いっせいに飛び立つ
3枚目は、冬の夜明けの沼から、マガンが飛び立つところだよ。
マガンは、夜は沼や湖の水の上で、群れでいっしょにねむるんだ。
そして朝日がのぼるころ、何千羽、何万羽ものマガンが、いっせいに飛び立って田んぼへ向かうよ。
この光景は「ねぐら立ち」とよばれていて、宮城県の伊豆沼などで見られるんだ。
空の上には、Vの字にならんで飛ぶ群れも見えるね。
マガン(真雁)の色を塗るコツ
体は灰色がかった茶色で
マガンの体は、灰色がかった茶色でぬろう。
つばさのうろこのようなもようは、ふちを白っぽく残して、まん中を少しこくぬると、羽が1まいずつ重なって見えるよ。
おなかの黒い横じまは、こげ茶や黒でぬろう。
尾のつけねの下は、白く残しておくんだ。
首から頭は、体よりも少しこい茶色にすると、マガンらしくなるよ。
おでこの白と、くちばしのピンク
くちばしのつけねからおでこの白いところは、紙の白をそのまま残そう。
まわりの頭をこい茶色にすると、白いおでこがくっきり目立つよ。
くちばしはピンク色、足はオレンジ色でぬってね。
目は黒くぬって、白い光を小さく残そう。
水かきは、足と同じオレンジ色でぬってね。
田んぼの色と、夜明けの空
2枚目の田んぼは、かりとったあとの黄土色や茶色でぬろう。
落ちた稲穂は、黄色や金色でぬると、マガンが何を食べているかがよくわかるね。
3枚目の夜明けの空は、地平線の近くをオレンジや黄色に、上に行くほどピンク、むらさき、うすい青にしていくと、朝やけらしくなるよ。
水面にうつる光の帯も、空と同じ色でぬろう。
手前のアシは、かれた黄土色や茶色にすると、冬の沼らしくなるね。
同じ水辺の鳥のタンチョウの塗り絵もいっしょにぬってみよう。
マガン(真雁)の豆知識
マガンの8割以上が宮城県に
日本にやってくるマガンの多くは、宮城県の伊豆沼・内沼や、蕪栗沼のまわりで冬をこすよ。
日本に来るマガンの8割以上が、このあたりに集まるという調査もあるんだ。
沼のまわりには田んぼが広がっていて、夜は沼でねむり、昼は田んぼで食べものをさがすことができるよ。
これらの沼は、水鳥のくらす大切な湿地として、ラムサール条約にも登録されているんだ。
国の天然記念物
マガンは、むかし数がとてもへってしまったことがあって、国の天然記念物に決められているよ。
大切に守られてきたおかげで、いまでは毎年たくさんのマガンが日本にやってくるようになったんだ。
Vの字で飛ぶわけ
マガンなどのガンのなかまは、Vの字にならんで飛ぶことがよくあるよ。
前の鳥のつばさが起こす空気の流れにのると、うしろの鳥は少し楽に飛べると考えられているんだ。
先頭は交代しながら、長い旅をつづけるよ。
飛びながら「クワハハン」と鳴きかわして、なかまどうしで声をかけ合っているんだ。
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マガン
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田んぼで落ち穂を食べるマガン
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夜明けのねぐら立ち
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