クリスマスの塗り絵で手作りオーナメント|ツリー・カード・壁面ツリーの作り方

クリスマスの塗り絵で手作りオーナメント|ツリー・カード・壁面ツリーの作り方

12月に入ると、街の飾りに子どもが反応しはじめます。「うちもツリーやりたい」。でも本格的な装飾をそろえると、それなりの出費になります。

そこで、塗り絵でオーナメントを作ってみませんか。印刷して、塗って、切って、糸を通すだけ。手作りのオーナメントは、買ったものより飾ったときの満足度が高く、しかも毎年つくり直せます。子どもの成長がそのまま記録に残る、という副産物もあります。

この記事では、ぬりえを使ったクリスマスの飾り作りを、オーナメント・カード・壁面ツリーの3つに分けて紹介します。

用意するもの

  • 印刷したぬりえ(厚口の用紙だと吊るしても垂れない)
  • 色鉛筆かクレヨン
  • はさみ、のり
  • 色画用紙(台紙・縁取り用)
  • たこ糸かリボン、穴あけパンチ

とくに効くのが穴あけパンチです。はさみで穴を開けると紙が裂けますが、パンチならきれいな丸になり、糸を通しても破れません。

アイデア1|吊るすオーナメント

  1. ぬりえを印刷して塗る
  2. 輪郭の少し外側を切り抜く
  3. 色画用紙に貼り、さらに5mmほど外側を切って縁取りにする
  4. 上端に穴あけパンチで穴を開け、たこ糸かリボンを通す

ポイントは両面を作ることです。吊るすと裏返るので、同じ絵を2枚塗って背中合わせに貼り合わせると、どちらから見ても絵になります。裏側は色を変えて塗ると、回るたびに表情が変わって楽しめます。

金や銀の色画用紙を台紙にすると、それだけで一気にクリスマスらしくなります。

アイデア2|手作りのクリスマスカード

塗った絵を切り抜いて、二つ折りにした色画用紙の表に貼るだけでカードになります。市販のカードにはない厚みが出て、贈られた側の印象に残ります。

祖父母に送るなら、中面は子どもに自由に書かせるのがおすすめです。字が書けなくても、手形やなぐり描きで十分に伝わります。

「贈るために塗る」という目的があると、子どもの集中の仕方が変わります。いつもより丁寧に塗ろうとする姿が見られるはずです。

アイデア3|壁面ツリー

ツリーを置く場所がない家庭でも、壁があればできます。緑の色画用紙を三角に切って壁に貼り、そこに塗ったオーナメントを重ねて貼っていく方法です。

この方法のよいところは、12月のあいだ、毎日1つずつ増やせることです。24日かけて完成させれば、それ自体がアドベントカレンダーの代わりになります。「今日は何を塗る?」という会話が毎日生まれます。

倒れる心配がなく、小さい子やペットがいる家庭でも安心です。

クリスマスの色を出すコツ

クリスマスの飾りは、色を絞ると急にまとまります。赤・緑・金(黄土色)・白の4色に決めて、それ以外は使わない。これだけで統一感が出ます。

  • 赤|1回で濃く塗らず、2〜3回重ねると深い赤になる
  • 緑|みどりに少しだけ青を重ねると、もみの木らしい深緑に
  • 金色|黄土色を塗り、片側だけ茶色を重ねると金属っぽく見える
  • 白|雪の部分は塗らずに紙の白を残す

色を重ねて深みを出す考え方はグラデーションの基本テクニックでも解説しています。

飾りに使えるぬりえ

吊るすと必ず起きること

オーナメントを作って吊るすと、必ず裏返ります。風でも、通りすがりでも回ります。表しか塗っていないと、白い紙が見えている時間のほうが長くなります。

対策は2つ。同じ絵を2枚塗って背中合わせに貼るか、裏面を別の色で塗るかです。

後者のほうが面白い。表は赤、裏は緑にしておくと、回るたびに色が変わります。同じ絵を2通りに塗るので、色の組み合わせを試す練習にもなります。

糸を通す穴は、絵の重心より少し上に開けてください。真ん中だと傾きます。丸い飾りなら上端から5mmほどが目安です。

金色をどう出すか

クリスマスの飾りで効くのが金色です。ところが金色の色鉛筆を持っていても、あまり金に見えません。塗ってみるとただの黄土色になります。

金属に見えるかどうかは、色そのものより明暗の差で決まります。

  1. 黄土色を全体に塗る
  2. 片側だけに茶色を重ねる
  3. 反対側は塗らずに白く残す

3番目が肝心です。明るい部分と暗い部分がいきなり隣り合うと金属らしく見えます。なだらかにぼかすと、ただの茶色い物体になります。明るいところと暗いところの境目を、ぼかさずに1本の線で切ってください。

壁面ツリーは12月1日から

壁面ツリーの本当の使い道は、24日かけて完成させることにあります。

12月1日に緑の三角だけ貼っておき、そこに1日1つずつオーナメントを足していく。アドベントカレンダーの代わりになります。中身にお菓子が入っていないぶん、毎日「今日は何を塗る?」という会話が生まれます。

24個も塗るのは大変に思えますが、1日1つなら5分です。まとめて作ろうとすると挫折しますが、分散させれば続きます。

倒れる心配がないので、小さい子やペットがいる家庭でも安心です。片づけも、はがして箱に入れるだけで済みます。