年賀状は手作りで|干支の塗り絵を使った年賀状の作り方【2027年 未年】

年賀状は手作りで|干支の塗り絵を使った年賀状の作り方【2027年 未年】

年賀状を出す枚数は年々減っていますが、それでも祖父母に一枚だけという家庭は多いのではないでしょうか。だとすれば、その一枚は印刷したものより、手作りのほうが確実に喜ばれます。

とはいえ、子どもに一から絵を描かせるのは大変です。そこで干支のぬりえを使います。塗る・切る・貼るだけで、その年ならではの年賀状ができます。

この記事では、干支の塗り絵を使った年賀状の作り方を、失敗しない手順で説明します。11月のうちに準備を始めるのがおすすめです。

2027年は未(ひつじ)年

2027年の干支は未(ひつじ)です。ぬりえ図鑑の未(ひつじ)の干支のぬりえは、年賀状に使いやすい絵をふやして、全部で9枚になりました。

  • 鏡もちとひつじ|上に何も描いていない四角があり、あいさつや名前を書きこめる
  • ひつじの親子と初日の出|線が太く、小さな子でも塗りやすい
  • 宝船に乗ったひつじ|打ち出の小づちや鯛など、縁起のよいものがそろっている
  • 晴れ着のひつじのお正月あそび|羽子板・たこあげ・こまで、お正月らしさがいっぱい
  • 和もようのひつじ|大人も塗りごたえのある細かい絵

ひつじの白い毛は、ほとんど塗らずに、もこもこの下のほうにだけうすいクリーム色をのせると、ふわっと浮き上がって見えます。

同じひつじを4通りに塗り、1つを切り抜いてはがきに貼るまで
左:A4に4つ並べて印刷し、色を変えて塗りくらべる/中:いちばん気に入ったものを切り抜く/右:はがきに貼って、あいさつを書く余白を残す

用意するもの

  • 印刷した干支のぬりえ
  • 年賀はがき
  • 色鉛筆
  • はさみ、のり(またはスティックのり)

はがきに直接塗らないのがポイントです。はがきは1枚ずつしか失敗できませんが、別紙に塗って貼る方式なら、気に入ったものだけを使えます。失敗した分は練習になります。

作り方

  1. 干支のぬりえを、はがきに収まる大きさで印刷する(印刷設定で「1枚に4ページ」を選ぶとちょうどよい)
  2. 好きな色で塗る。何枚か塗って、いちばん良いものを選ぶ
  3. 輪郭の少し外側を切り抜く
  4. 年賀はがきの左側または中央に貼る
  5. 右側や下に、あいさつの言葉を書くスペースを残す

「1枚に4ページ」で印刷すると、A4に4つ並びます。同じ絵を4通りの色で塗ることになるので、色の組み合わせを試す練習にもなります。印刷の設定はA4以外のサイズで印刷する方法で説明しています。

お正月らしく見せる色の決まりごと

干支の動物は、実物どおりの色で塗る必要はありません。むしろお正月の配色に寄せるほうが年賀状らしくなります。

  • 赤・金・白の3色を軸にする。松の緑を少し足してもよい。それ以外は使わないと決める
  • 金色は黄色を塗り、ふちにだけ黄土色を重ねると、光った金に見える
  • 背景は塗らない。切り抜くので不要。はがきの白が生きる

和柄は3種類だけ覚える

干支の体に模様を描き足すと、一気に和風になります。とはいえ和柄は種類が多く、どれを描けばよいか迷います。3つ覚えれば足ります。

  • 市松模様|四角を交互に塗るだけ。いちばん簡単で、小さい子でも描ける
  • 麻の葉|六角形を線で区切る。少し難しいが見栄えがする
  • 七宝(しっぽう)|円を重ねた模様。曲線の練習になる

1枚のなかで使うのは1〜2種類まで。3種類以上混ぜると、ごちゃついて和風に見えなくなります。描くときは、鉛筆で薄く下描きしてから色を入れてください。いきなり色鉛筆で描くと、間違えたときに直せません。模様の練習には模様・マークのぬりえが使えます。

書き添える言葉

字が書けるようになったら、あいさつも子どもに書かせましょう。書けなくても問題ありません。手形を押す、名前だけ書く、シールを貼る。どれも十分に伝わります。

祖父母にとっては、上手さより「今年はここまでできるようになった」という記録のほうが嬉しいものです。去年より少しだけ丁寧に塗れていれば、それが一番の便りになります。

投函までの逆算

手作りの年賀状でいちばん多い失敗は、間に合わないことです。

元日に届けるには、例年12月25日ごろまでの投函が必要とされています。そこから逆算すると、こうなります。

時期やること
11月中干支のぬりえを印刷して、試しに1枚塗ってみる
12月上旬枚数分を塗る。1日2〜3枚ずつ
12月中旬切り抜いて貼る。あて名を書く
12月25日ごろ投函

1日2〜3枚が現実的なペースです。10枚まとめて塗らせようとすると、3枚目で飽きます。11月のうちに1枚だけ試作しておくと、大きさや色の見当がつきます。本番前に1枚が、結局いちばん早道です。

干支の順番を話のたねにする

塗りながら「なんでこの動物なの?」と聞かれたら、十二支の由来の話が出番です。

神様のもとへ早く着いた順に決まったという話が広く知られています。ネズミが牛の背中に乗って、着く直前に飛び降りて1番になった。猫はネズミにだまされて日を間違え、仲間に入れなかった——というくだりが、子どもにはよく刺さります。ひつじは8番目です。

「ずるじゃないの?」という反応が返ってきたら、そこから話が広がります。塗っている時間が長いほど、話す時間も長くなるのが手作りの利点です。絵本は塗り絵の参考になる十二支の絵本5選で紹介しています。

使えるぬりえ