2027年は未年|ひつじのぬりえで作る年賀状とお正月かざり

2027年は未年|ひつじのぬりえで作る年賀状とお正月かざり

2027年は未(ひつじ)年です。年賀状の準備を始める11月は、ぬりえ図鑑でも干支の塗り絵がいちばんよくダウンロードされる時期。去年の冬は、午(うま)の干支の塗り絵が11月から1月の3か月で800回以上ダウンロードされ、この時期の全記事の中で1位になりました。

今年にあわせて、未(ひつじ)の干支のぬりえを9枚にふやしました。この記事では、その9枚の中から年賀状・お正月のかざり・冬休みの塗り絵に向く絵を、使い方ごとに紹介します。年賀状の基本的な作り方は年賀状は手作りで|干支の塗り絵を使った年賀状の作り方にまとめているので、あわせてどうぞ。

9枚の中から、目的で選ぶ

使い方向いている絵選ぶ理由
年賀状(文字を入れたい)鏡もちとひつじ上に何も描いていない四角があり、「あけましておめでとう」や名前を書きこめる
年賀状(小さな子が塗る)ひつじの親子と初日の出線が太く、はがきの大きさに縮めてもつぶれない
お正月のかざり宝船に乗ったひつじ打ち出の小づち・鯛・千両箱と、縁起のよいものがそろっている
冬休みにじっくり和もようのひつじ/岩山のオオツノヒツジ大人も塗りごたえのある細かい絵
お正月あそびの気分を晴れ着のひつじのお正月あそび羽子板・たこあげ・こま・門松がいっぺんに入っている

9枚とも、絵の中に「謹賀新年」や「2027」といった文字は入れていません。文字を自分の手で書けるようにするためです。印刷された文字より、ていねいに書いた手書きの一言のほうが、受け取った人の心に残ります。

はがきにするなら「縮めて印刷」が先

塗り絵はA4サイズなので、そのままでははがきに入りません。よくある失敗は、A4で塗ってから小さくコピーすること。色鉛筆のやわらかい色が、コピーでうすくなったり、にごったりしてしまいます。

順番を逆にしてください。先にはがきの大きさ(または半分のA5)に縮めて印刷し、その紙に直接塗る。こうすれば、塗った色がそのまま相手に届きます。はがきに直接印刷できないプリンターなら、A5で印刷して塗り、はがきに貼るのが手軽です。縮めて印刷する方法はA4以外のサイズで印刷する方法で紹介しています。

はがきの大きさに印刷して塗った、ひつじの年賀状の見本
はがきの大きさに縮めて印刷してから塗ると、色がそのまま届きます。下の余白に、手書きで一言を

ひつじの「白」をきれいに見せるコツ

ひつじの毛は白なので、どう塗るか迷う人が多い題材です。答えは、ほとんど塗らないこと。白い紙の色を、そのままひつじの毛として使います。

そのかわり、もこもこのかたまりの下のほうにだけ、うすいクリーム色かうすい灰色をそっとのせてください。光が上から当たっているように見えて、白いままの上のほうがふわっと浮き上がります。全体をクリーム色で塗ると、かえって白さが消えてしまいます。白いものの塗り方は雪と氷の塗り方|白いものを白く塗らずに描くも参考になります。

もちろん、ひつじをピンクや水色で塗るのも自由です。お正月らしい赤や金のかざりの中では、ひつじだけ淡い色にすると主役が引き立つ、という点だけ覚えておいてください。

お正月の色は、赤・金・緑の3つで決まる

年賀状らしい華やかさは、赤(めでたさ)・金(豪華さ)・緑(松の常緑)の3色で決まります。ほかの色を使わなくても、この3色がそろっていればお正月の絵に見えます。逆に、色を増やしすぎると、どこを見ればいいのか分からない年賀状になりがちです。

金色の色鉛筆がなければ、黄色を塗ってから、ふちにだけ黄土色を重ねてください。まん中を少し白く残すと、光った金色に見えます。

塗りながら話したい、ひつじの話

未は十二支の8番目。ひつじはたくさんのなかまと群れでくらす、おだやかな動物なので、むかしから家族の仲のよさや平和のしるしとされてきました。年賀状にひつじを描くのは、「今年も家族みんなで仲よく」という願いを届けることでもあります。

ひつじは、じつはむかしの日本にはほとんどいなかった動物です。本格的に飼われるようになったのは、毛をとるために連れてこられた明治時代から。そんな話をしながら塗ると、子どもは「ひつじって、どこから来たの?」と、次の質問を持ってきてくれます。

塗った干支を、1年かざる

年賀状を書き終えたら、もう1枚塗って、お正月から1年間かざる干支の絵にするのもおすすめです。宝船の絵や、和もようのひつじは、額に入れると立派なかざりになります。

そして、絵の裏に塗った日付と名前を書いておきましょう。干支は12年でひとめぐりします。12年後の未年に、同じひつじの絵をもう一度塗ってならべれば、子どもの成長も、家族の歴史も、2枚の絵で見えてきます。

お正月の準備に使える塗り絵