ハリセンボンの塗り絵

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ハリセンボンの特徴(とくちょう)

体(からだ)じゅうにとげがある、フグのなかま

ハリセンボンは、トラフグと同(おな)じフグのなかまの魚(さかな)だよ。
体(からだ)じゅうに、長(なが)いとげがたくさん生(は)えているんだ。
ふだんは、とげをうしろ向きにねかせて、体(からだ)にぴったりそわせているよ。
大(おお)きな丸(まる)い目(め)と、小(ちい)さな口(くち)がかわいいね。
口(くち)の中(なか)には、上(うえ)と下(した)にくちばしのようなかたい歯(は)があって、貝(かい)やカニ、ウニなどのかたいものをかみくだいて食(た)べるんだ。
日本(にっぽん)では、あたたかい海(うみ)の岩場(いわば)やサンゴ礁(しょう)で見(み)られるよ。

ふつうのときのハリセンボン

1枚目(まいめ)の塗(ぬ)り絵(え)は、ふくらんでいないときのハリセンボンを横(よこ)から見(み)たところだよ。
ずんぐりした体(からだ)に、大(おお)きなうちわのような胸(むな)びれがついているね。
背(せ)びれとしりびれは、体(からだ)のうしろのほうに小(ちい)さくついていて、尾(お)びれは丸(まる)いよ。
体(からだ)には、こい茶色(ちゃいろ)の点(てん)もようがちらばっているね。
ハリセンボンは、ひれを細(こま)かく動(うご)かして、ゆっくりふわふわと泳(およ)ぐんだ。

ぷくっとふくらむと、まんまるボール

ハリセンボンは、敵(てき)におそわれそうになると、水(みず)をたくさん飲(の)みこんで体(からだ)をふくらませるよ。
すると、体(からだ)がまんまるのボールのようになって、ねていたとげがいっせいにぴんと立(た)つんだ。
とげだらけのボールは、大(おお)きな魚(さかな)でもなかなか飲(の)みこめないね。
2枚目(まいめ)の塗(ぬ)り絵(え)では、左(ひだり)にふつうのハリセンボン、右(みぎ)にまんまるにふくらんだハリセンボンがいるよ。
2ひきをくらべると、ふくらむと形(かたち)がどれだけ変(か)わるかがよくわかるね。
ふくらむのは、体(からだ)にとても負担(ふたん)がかかることなので、本当(ほんとう)にこわいときだけなんだ。

サンゴ礁(しょう)のすき間でくらす

3枚目(まいめ)は、にぎやかなサンゴ礁(しょう)の中(なか)のハリセンボンだよ。
まん中(なか)のハリセンボンは、岩(いわ)のくぼみの前(まえ)で、大(おお)きな目(め)でこちらを見(み)ているね。
右上(みぎうえ)には、ふくらんだハリセンボンがういているよ。
まわりには、いろいろな形(かたち)のサンゴやイソギンチャク、ヒトデ、貝(かい)がら、小(ちい)さな魚(さかな)の群(む)れがいるね。
ハリセンボンは、昼(ひる)は岩(いわ)のすき間などでじっとしていて、夜(よる)に動きまわることが多(おお)いと言(い)われているよ。

ハリセンボンの色(いろ)を塗(ぬ)るコツ

体(からだ)は、背中(せなか)をこく、おなかを白(しろ)く

ハリセンボンの体(からだ)は、背中(せなか)が黄土色(おうどいろ)や茶色(ちゃいろ)、おなかが白(しろ)っぽいよ。
背中(せなか)からおなかへ、少(すこ)しずつうすくなるようにぬると、ふっくらした体(からだ)になるね。
点(てん)もようは、こい茶色(ちゃいろ)や黒(くろ)で、1つずつちょんとぬろう。
目(め)は大(おお)きいので、黒目(くろめ)の中(なか)に白(しろ)い光(ひかり)を残(のこ)すと、かわいい顔(かお)になるよ。
黒目(くろめ)のまわりは、黄色(きいろ)や黄緑(きみどり)でぐるりとぬると、ハリセンボンらしいきらっとした目(め)になるんだ。

とげは、ぬりすぎないのがコツ

とげは、体(からだ)より少(すこ)しうすい色(いろ)か、白(しろ)を残しておこう。
とげを全部(ぜんぶ)こい色(いろ)でぬると、体(からだ)がごちゃごちゃして見(み)えるんだ。
ふくらんだハリセンボンは、ボールのふちを少(すこ)しこく、まん中(なか)をうすくぬると、まるくふくらんで見(み)えるよ。
とげのつけねにだけ、こい色(いろ)をちょんとのせると、とげが立っている感(かん)じが出(で)るね。

カラフルなサンゴ礁(しょう)にしよう

サンゴは、ピンク、むらさき、黄色(きいろ)、オレンジなど、好(す)きな色(いろ)でぬっていいよ。
ハリセンボンは茶色(ちゃいろ)っぽいので、まわりのサンゴをあざやかにすると、ハリセンボンがよく目立(めだ)つんだ。
水(みず)は水色(みずいろ)、上(うえ)のほうを明(あか)るく、下(した)のほうを少(すこ)しこくすると、海(うみ)の深(ふか)さが出(で)るね。
同(おな)じサンゴ礁(しょう)の魚(さかな)のカクレクマノミや、石垣島(いしがきじま)のサンゴ礁(しょう)の塗(ぬ)り絵(え)といっしょにぬってみよう。

ハリセンボンの豆知識(まめちしき)

針(はり)は千本(せんぼん)ではなく、300本(ぽん)くらい

「ハリセンボン」は、針(はり)が千本(せんぼん)あるという意味(いみ)の名前(なまえ)だよ。
でも、本当(ほんとう)の針(はり)の数(かず)は、300〜400本(ぽん)くらいと言(い)われているんだ。
千本(せんぼん)はないけれど、とげだらけの見(み)た目(め)にぴったりの名前(なまえ)だね。
英語(えいご)では、とげのある動物(どうぶつ)のヤマアラシにたとえて、「ポーキュパインフィッシュ」とよばれているよ。

フグのなかまでも、毒(どく)はない

フグのなかまには毒(どく)をもつものが多(おお)いけれど、ハリセンボンには、フグのような毒(どく)はないとされているよ。
沖縄(おきなわ)では「アバサー」とよばれて、みそ汁(しる)などにして食(た)べられているんだ。
でも、とげはするどいので、海(うみ)でつかまえたり、さわったりしないようにしようね。

ふくらむときは、水(みず)を飲む

ハリセンボンやフグは、胃(い)をふくろのように大(おお)きくして、水(みず)をためてふくらむよ。
水(みず)から出(だ)されたときに、空気(くうき)を飲んでふくらむこともあるんだ。
でも、空気(くうき)でふくらむと、もとにもどりにくくなって、体(からだ)によくないと言(い)われているよ。
水族館(すいぞくかん)では、ガラスの向(む)こうからそっと見(み)守(まも)ろうね。