イノシシ(猪)の塗り絵
イノシシ(猪)の特徴
日本の山にすむ野生の動物
イノシシは、日本の山や森にすむ野生の動物だよ。
ブタの祖先にあたる動物で、顔や体つきがよく似ているけれど、イノシシのほうが鼻が長く、毛がかたいんだ。
本州、四国、九州にすむのがニホンイノシシで、沖縄などにはもう少し小さいリュウキュウイノシシがいるよ。
同じ山にすむ動物には、タヌキやニホンジカ、ツキノワグマがいるね。
十二支の亥の動物としても、よく知られているんだ。
むかしから人の近くの山でくらしてきた、なじみの深い動物なんだよ。
長い鼻と、ひづめの足
1枚目の塗り絵は、イノシシを横から見たところだよ。
いちばんの特ちょうは、前につき出た長くて力の強い鼻だね。
鼻の先は平たくて、丸い鼻のあなが2つあいているよ。
体はがっしりして、肩のあたりが高くもり上がっているんだ。
背中には、かたくて長い毛がたてがみのように生えているよ。
足は短くて細いけれど、先には2つに割れたひづめがあって、山の坂道でもしっかり走れるんだ。
目は小さいけれど、鼻と耳がとてもよくはたらくよ。
お母さんとウリ坊
2枚目は、秋の森を、お母さんイノシシと4ひきのウリ坊が歩いているところだよ。
イノシシの赤ちゃんは、体に白いしま模様があって、野菜のウリに似ているので「ウリ坊」とよばれるんだ。
しま模様は、落ち葉や草の中で目立たなくして、身を守るのに役立つと考えられているよ。
お母さんは春ごろに、一度に5ひきくらいの子どもを産むんだ。
地面には、落ち葉やどんぐり拾いで見かけるドングリがちらばっているね。
冬の林で、鼻を使ってえささがし
3枚目は、雪がうすく積もった冬の林で、2頭のイノシシがいるところだよ。
手前のイノシシは、鼻で地面をほり起こして、土の中の食べものをさがしているね。
奥のイノシシは、こちらをじっと見ているよ。
枝には、小鳥がとまっているね。
イノシシは冬眠をしないので、寒い冬も食べものをさがして歩くんだ。
ほり返された土や落ち葉のあいだには、ドングリも見えるね。
イノシシ(猪)の色を塗るコツ
毛の色は、こげ茶と灰色をまぜて
イノシシの毛は、こげ茶と灰色と黒がまざった色だよ。
はじめにこげ茶でぜんたいをぬって、背中に黒っぽい色、おなかに灰色やうすい茶色を重ねよう。
色えんぴつは、毛の向きにそって短く動かすと、かたい毛らしくなるよ。
背中のたてがみは、少し長めの線で重ねよう。
足の先のひづめは、黒やこい灰色でぬろう。
鼻の先は、こい灰色にして、鼻のあなをより黒くするといいね。
ウリ坊のしま模様
ウリ坊は、体を明るい茶色やオレンジがかった茶色でぬろう。
しまのところは、白く残すか、うすいクリーム色にすると、しまがくっきり見えるよ。
しまのふちに少しこげ茶を入れると、もっとウリのような模様になるんだ。
お母さんのこげ茶と、ウリ坊の明るい茶色で、親子の色のちがいをくらべてみよう。
ウリ坊のしま模様は、生まれて4か月くらいで消えていくよ。
秋の森と、冬の林
2枚目の森は、落ち葉を赤、オレンジ、黄色、茶色でにぎやかにぬろう。
シダは緑にすると、秋の色がいっそう引き立つよ。
3枚目の雪は、白く残して、かげをうすい水色でぬるんだ。
ほり返された土は、こげ茶でぬると、雪の白とよく区別がつくね。
遠くの雪山をうすい青にすると、広い冬の林らしくなるよ。
イノシシ(猪)の豆知識
じつは足が速い
イノシシは足が短いけれど、とても速く走れるよ。
時速45キロメートルくらいで走ると言われていて、人間ではとても追いつけないんだ。
高くジャンプすることもできるよ。
「猪突猛進」という言葉があって、まっすぐ進むことしかできないと思われがちだけれど、じつは急に向きを変えることもできるんだ。
鼻はイヌに負けない
イノシシは、目はあまりよくないけれど、においをかぐ力がとてもすぐれているよ。
土の中のミミズをかぎ分けて、力の強い鼻でほり起こすんだ。
木の根やドングリ、虫など、いろいろなものを食べる雑食の動物だよ。
ほり返したあとの地面は、耕したようになるんだ。
どろあびが大好き
イノシシは、水のたまったくぼ地で、どろあびをするよ。
この場所を「ヌタ場」というんだ。
体についた虫を落としたり、体温を調節したりするためだと言われているよ。
もし山で出会ったら、近づいたりエサをあげたりせず、静かに大人と一緒にはなれてね。
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イノシシ
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お母さんとウリ坊
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冬の林のイノシシ
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