ニホンリスの塗り絵
ニホンリスの特徴
日本の森にすむリス
ニホンリスは、日本だけにすむリスだよ。
本州と四国の、平地から山の森でくらしているんだ。
九州にもいたけれど、いまはほとんど見られなくなってしまったと言われているよ。
体の大きさは20センチメートルくらいで、体と同じくらい長いふさふさのしっぽがあるね。
木の上を、しっぽでバランスをとりながら、すばやく走ったりとびうつったりするんだ。
冬の毛は、耳の先がとがる
1枚目の塗り絵は、曲がった木の根に前足をかけて、立ち上がったニホンリスだよ。
ニホンリスは、夏と冬で毛が生えかわるんだ。
夏は赤茶色の毛だけれど、冬になると灰色がかった茶色のふかふかの毛になるよ。
冬の毛になると、耳の先の毛がのびて、耳がとがって見えるんだ。
おなかは、1年じゅう白い毛だよ。
前足の細い指で、木の皮や枝をしっかりつかめるね。
大きな目と、ぴんと立った耳で、まわりの音や動きにすぐ気がつくよ。
クルミをかじるリス
2枚目は、紅葉した木の枝にすわって、クルミを両手で持ってかじっているところだよ。
枝の上には、ほかにもクルミが2つあるね。
ニホンリスは、オニグルミというかたいクルミも、するどい前歯でかじってわって食べるんだ。
ほかにも、ドングリやマツの種、木の芽、キノコなどを食べるよ。
食べるときは、後ろ足ですわって、前足を手のように使うんだ。
両手でクルミをくるくる回しながら、じょうずにかじっていくよ。
冬にそなえて、ドングリをうめる
3枚目は、秋の森で、リスがドングリを地面にうめているところだよ。
奥には、大きな木のみきをのぼっていくもう1ぴきのリスもいるね。
地面には、ドングリや松ぼっくり、小さなキノコ、シダの葉がちらばっているよ。
ニホンリスは冬眠をしないので、冬も食べものをさがして動きまわるんだ。
そのために秋のうちに、ドングリやクルミを、地面のあちこちにうめてかくしておくよ。
どんぐり拾いの塗り絵とあわせて、秋の森をつくってみよう。
ニホンリスの色を塗るコツ
冬の毛は、灰色と茶色をまぜて
ニホンリスの冬の毛は、灰色に、うすい茶色をかさねると、冬らしい毛の色になるよ。
背中のほうをこく、わきばらのほうをうすくすると、体がふっくら見えるね。
おなかは、紙の白を残しておこう。
夏のリスにしたいときは、全体を赤茶色でぬってもいいよ。
前足と後ろ足の先は、体より少しうすい色にすると、細い指がよく見えるね。
しっぽは、毛の流れにそって
ふさふさのしっぽは、毛の流れにそって、色えんぴつを細かく動かすのがコツだよ。
しっぽのまん中をこく、ふちをうすくすると、ふわっと広がった感じが出るんだ。
ふちの毛のぎざぎざのところは、白を少し残すと、やわらかい毛に見えるよ。
目は黒くぬって、白い光を小さく残してね。
耳の先ののびた毛は、体より少しこい色にすると、冬のリスらしいとがった耳になるよ。
秋の森の色
落ち葉や木の葉は、赤、オレンジ、黄色、茶色をまぜて、にぎやかにぬろう。
ドングリは、実を茶色、ぼうしをこげ茶にするとドングリらしくなるね。
クルミのからは、うすい茶色に、こい茶色でしわをなぞるといいよ。
木のみきは、茶色やこい灰色で、木の皮のすじにそってぬろう。
3枚目のキノコは、椎茸のような茶色でも、赤や黄色でも楽しいよ。
ニホンリスの豆知識
うめたドングリが、森を育てる
リスは、秋にうめたドングリやクルミを、冬になるとさがし出して食べるよ。
でも、うめた場所をぜんぶは見つけられないんだ。
食べられずに残ったドングリやクルミは、春になると芽を出して、やがて木に育つよ。
リスは知らないうちに、森に木を植えるお手伝いをしているんだね。
「エビフライ」のような食べあと
ニホンリスがマツぼっくりを食べると、うろこをきれいにかじりとって、しんだけが残るよ。
その形が、エビフライにそっくりなんだ。
森の地面で「エビフライ」を見つけたら、近くにリスがいるかもしれないね。
アカネズミも、同じような食べあとを残すと言われているよ。
よく似た外国のリス
日本の町や公園では、もともと日本にいなかったクリハラリスというリスがふえている所があるよ。
クリハラリスは、冬でも耳がみじかくて丸く、耳の先の毛がのびないんだ。
耳の形を見ると、ニホンリスかどうか見分けることができるよ。
クリハラリスは、おなかが茶色っぽいのもちがいだね。
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ニホンリス
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クルミをかじるリス
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ドングリをうめる秋の森
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