ぬりえ図鑑でいちばんダウンロードされているのは、電車・新幹線のぬりえです。なかでも新幹線は、車両ごとに色がはっきり決まっているので、「本物と同じ色に塗りたい」という子どもが多い題材です。
この記事では、ぬりえ図鑑にある新幹線の塗り絵8種類を、走っている路線ごとに紹介します。どの新幹線がどこを走っているのか、色の目印は何か。塗る前に知っておくと、「ぼくの塗ったはやぶさは、青森へ行くんだ」と、塗り絵が地図の勉強にもつながります。
新幹線のぬりえ8種類
| 車両 | 走る路線 | 色の目印 | ぬりえ |
|---|---|---|---|
| E5系・H5系 | 東北・北海道新幹線 | 緑の上半分とピンクの帯(H5系は紫の帯) | はやぶさ |
| E6系 | 秋田新幹線 | 赤い上半分 | こまち |
| E7系・W7系 | 北陸新幹線 | 空色の屋根と、銅色の帯 | かがやき・はくたか |
| N700系 | 東海道・山陽新幹線 | 白に青い帯 | N700系 |
| N700A | 東海道・山陽新幹線 | 白に青い帯 | N700A |
| N700S | 東海道・山陽新幹線 | 白に青い帯 | N700S |
| 800系 | 九州新幹線 | 白に赤い帯 | つばめ |
| 922形・923形 | 東海道・山陽新幹線(点検用) | 黄色に青い帯 | ドクターイエロー |
色の目印を並べると、北のほうは緑・赤・空色とカラフル、東海道・山陽は白と青と、地域で分かれているのがわかります。

東北・北海道・秋田|はやぶさとこまち
E5系はやぶさは、東京から新青森まで走る新幹線で、最高時速は320キロです。上半分の緑は「常盤(ときわ)グリーン」とよばれる、深い緑です。北海道新幹線用のH5系は、ほとんど同じ形ですが、帯の色がピンクではなく紫です。塗り絵は1枚で2つの車両に使えるので、帯の色を変えて2枚塗りくらべてみてください。
E6系こまちは、東京から盛岡までは、はやぶさと連結していっしょに走り、盛岡で切りはなされて秋田へ向かいます。こまちの塗り絵には、はやぶさと連結した場面もあるので、緑と赤が並ぶ「いちばん目立つ新幹線」をぜひ塗ってみてください。盛岡から先は、もともとあった線路(在来線)を走るため、車体はほかの新幹線より少し小さく作られています。
北陸|かがやき・はくたか
E7系・W7系は、東京から金沢をへて、福井県の敦賀まで走る北陸新幹線の車両です。白い車体に、空色の屋根と、銅色(あかがね色)の帯。空色は北陸の空、銅色は北陸の伝統工芸をあらわしています。銅色は、オレンジに茶色を少し重ねると近い色になります。E7系はJR東日本、W7系はJR西日本の車両で、見た目はほとんど同じです。
東海道・山陽|N700系の3兄弟
東京・名古屋・新大阪・博多を結ぶ東海道・山陽新幹線の主役は、N700系、N700A、N700S。どれも白に青い帯で、ぱっと見ではそっくりです。
ちがいは、鼻の形です。いちばん新しいN700Sは、鼻の両わきに角(エッジ)が立っています。3枚を並べて塗ると、「同じ白と青なのに、形がちがう」ことに気づけます。白い車体は塗らずに紙の白を残し、青い帯だけをしっかり濃く塗るのが、N700らしく見せるコツです。
九州|800系つばめ
九州新幹線の800系は、白い車体に赤い帯。車内には木がたくさん使われていて、「乗ってみたい新幹線」として人気があります。赤い帯は、少し茶色をまぜた深い赤で塗ると本物に近づきます。
線路のお医者さん|ドクターイエロー
黄色いドクターイエローは、お客さんを乗せずに、走りながら線路や電線に悪いところがないかを調べる点検用の新幹線です。めったに見られないので、「見ると幸せになれる」と言われてきました。
JR東海の編成は2025年1月に引退し、最後に残ったJR西日本の編成も、2027年1月に引退する予定です。ドクターイエローの塗り絵には、昔の922形もあります。黄色は2回重ねて、しっかり濃く塗ると、白っぽくならずに本物らしい黄色になります。
どの1枚から塗る?
同じ新幹線でも、塗り絵によって難しさがちがいます。3〜4歳の子には、真横から見た1枚がおすすめです。窓と帯がまっすぐ並んでいて、線からはみ出しにくいからです。E5系、N700系、N700S、E7系には、真横から見た塗り絵があります。
小学生になったら、駅に止まっている場面や、走っている場面に挑戦してみてください。ホームや線路、うしろの景色まで描かれているので、新幹線の色を決めたあとに、まわりを何色にするかを考える楽しさが加わります。
塗り方のくわしいコツ
新幹線の白い車体の塗り方や、E5系の緑を色鉛筆で再現する方法は、新幹線の塗り方でくわしく紹介しています。どの車両がいちばん人気かは、電車・新幹線のぬりえ人気ランキングをどうぞ。
新幹線の名前を覚えはじめた子には、図鑑と塗り絵をいっしょに広げるのがいちばんです。図鑑の写真で帯の色をたしかめながら塗ると、自然と車両の名前と路線を覚えていきます。
新幹線といっしょに塗りたいぬりえ
- 電車・新幹線のぬりえ一覧|39種類
- 塗り絵の参考になる電車の図鑑5選
- 山手線から始める鉄道ぬりえ|帯の色で路線を覚える
- 金属・ガラスの塗り方|窓ガラスと銀色の部分に