スポーツカーのぬりえは、ぬりえ図鑑で電車に次ぐ人気ジャンルです。24種類が合わせて12,000回以上ダウンロードされています。
この記事では、実際のダウンロード数にもとづく人気ランキングを紹介します。塗るときのポイントもあわせてまとめました。
1位|フェラーリ
圧倒的な1位。スポーツカーといえばまずこれ、という存在です。
赤で塗る人がほとんどですが、赤1色で塗らないのがコツです。ベースを薄く塗り、下半分だけ重ねて濃くする。ボンネットの上面とドアを走る帯は塗らずに白く残す。この2つだけで、平らな紙が金属の塊に見えてきます。
影は黒ではなく紫を使ってください。赤に黒を重ねると濁ります。
2位|ランボルギーニ
直線的で角ばったデザインが特徴。面がはっきり分かれているので、実は塗りやすい車です。
面ごとに濃さを変えてください。上を向いた面は明るく、横を向いた面は少し濃く、下を向いた面はいちばん濃く。面の向きで明るさを変えるだけで、角ばったボディの立体感が出ます。
色は黄色や黄緑が定番ですが、好きな色で構いません。
3位|86(ハチロク)
国産スポーツカーの人気車。丸みのあるボディなので、濃淡のグラデーションが分かりやすい題材です。
曲面は、境目をぼかさずに段階的に濃くしていくのがコツ。急に濃くならないよう、3段階くらいに分けて重ねてください。
4位|スカイラインGT-R
四角いフォルムと、丸いテールランプが目印。
青系で塗るなら、影は濃紺を使ってください。青に黒を重ねると沈みます。テールランプの赤は面積が小さいぶん、強めの筆圧でしっかり発色させると全体が締まります。
5位〜10位
5位|スープラ
ボンネットが長く、上面をどれだけ大きく白く残せるかで印象が決まります。塗る面積を増やすほど重たく見えるので、迷ったら塗らないほうを選んでください。
屋根から後ろへ流れるラインが特徴です。その曲線に沿って光の帯を1本通すと、丸みが出ます。スープラのぬりえを見る
6位|RX-7
車高が低く平たいので、縦方向の濃淡はほとんどつきません。横方向に、細長い光の帯を1本入れるのが正解です。
リトラクタブルヘッドライト(開閉式のライト)を持つ最後の世代の1台。ライトが閉じている絵柄なら、そこも1枚の面として塗ります。RX-7のぬりえを見る
7位|NSX
面の切り替えが多く、面ごとに濃さを変えるだけで立体に見えるという、練習に向いた1台です。
コツは、隣り合う面を必ず違う濃さにすること。同じ濃さの面が並ぶと、そこだけ平らに見えてしまいます。NSXのぬりえを見る
8位|シビック タイプR
大きなリアウイングが目印。本体と違う色にしても不自然になりません。実車でも黒いウイングの設定があります。
ウイングは本体から浮いているので、その下に濃い影を入れると、浮いていることが伝わります。シビック タイプRのぬりえを見る
9位|インプレッサWRX
ボンネット中央の空気取り入れ口(ボンネットスクープ)が特徴。穴なので、いちばん濃く塗る場所です。ここを塗り忘れると平板になります。
ラリーで活躍した車なので、青に金色のホイールという定番の配色があります。迷ったらこれで。インプレッサWRXのぬりえを見る
10位|WRX STI
9位と同じ系統の車です。2枚を並べて塗ると、世代による形の違いが見えてきます。ヘッドライトの形とバンパーの開口部が主な違いです。
見分けがつくようになると、街で走っている車を当てられるようになります。塗り絵から実物へ、いちばんつながりやすい題材です。WRX STIのぬりえを見る
9位と10位は同じ系統の車です。並べて塗ると、どこが違うのかを探す遊びになります。
ランキングから見えること
上位2つが海外の高級スポーツカー、3位以降は国産車が並びます。電車のランキングが「乗ったことのある車両」中心だったのとは対照的で、憧れの対象として選ばれているのが分かります。
だとすれば、色は自由でいいのです。実車にない色で塗っても、光の入れ方さえ守ればスポーツカーらしく見えます。「色は自由、光は法則」と伝えると、子どもは大胆に塗り始めます。
詳しい手順はスポーツカーの塗り方にまとめました。
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車体の色は、実車と違っていい
「フェラーリは赤」「ランボルギーニは黄色」と決めてしまう子は多いのですが、実車には何十色も設定があります。
そもそもフェラーリの赤(ロッソコルサ)は、かつて国ごとにレースカーの色が決められていた名残です。イタリアが赤、イギリスが濃い緑、フランスが青、ドイツが銀。この決まりは1960年代までのもので、今は自由です。
つまり、緑のフェラーリも青のフェラーリも実在します。好きな色で塗って構いません。
ただし1つだけ守ってほしいのは、白いところを残すことです。色は自由でも、光の当たり方は変えられません。ここだけは実車と同じにしてください。
同じ絵柄を2枚、色違いで
スポーツカーの塗り絵で、いちばん手応えのある遊び方がこれです。同じ絵柄を2枚印刷して、違う色で塗る。
やってみると分かりますが、明るい色と暗い色では、塗り方そのものが変わります。黄色い車は影を黄土色で入れないと汚れます。黒い車は、影ではなく白いハイライトで形を出すことになります。
2枚並べたときに「黒いほうが難しかった」と本人が言えば、それで十分です。色によって難しさが違うと気づくことが、次の1枚につながります。